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右【第1章】オーラソーマとの出会い~心身ボロボロだった私が出会った1冊の本

 

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右【第6章】自然が好き・山が好き・トレッキングが好き

 

 

 

【第7章】映画とミュージカルからわかること

 

トレッキングのほかに何か好きなこと、はありますか?

 

ミュージカルが好きですね。劇団四季の「ライオンキング」は何回も観に行っています。大阪から行きやすいので、宝塚も観に行きます。セリフやストーリーから、その裏に隠されたメッセージを読むのが好きなんです。それにナマの舞台から伝わるエネルギーってものすごいですよね。幕が開いた瞬間、オープニングからボロボロ泣いてることが多いです(笑)。

 

そのエネルギーをもらいたくて舞台に行く?

 

そうですね。あとナマの「声」と「歌」からすごいパワフルな波動を感じる。そのエネルギッシュな波動に触れると本当に感動してしまうんですよね。役者さんたちは毎日同じストーリーを演じていて、日々の繰り返し。でも昨日の舞台と今日の舞台は違う。私たちも毎日同じように見えて昨日と今日とは違う。そんな私たちの人生と重なるんです。

 

 

 

人生っていろんなことがあるけれど、自分の人生は一度きり。自分は「自分の人生の主役」であり「自分の人生の監督」なんです。自分の人生を自分でプロデュースして、人生をクリエイトしていく。たくさんの人が作り上げている舞台=自分の人生が重なるんですよね。

 

オーラソーマでは「みんなが自分の色の花を咲かせよう」ということをよく話します。チューリップなのにヒマワリになろうとしたり、早く咲いた人を見て“私も早く咲かなきゃ!”って焦るのではなく、それぞれの咲き方がある。舞台も役者やスタッフ全員に役割がある。自分にも役割があるはずって思える。舞台はそんなことを感じさせてくれるんです。

 

深いですね。映画もよくご覧になるんですか?

 

はい。映画も大好きですね。ここ数年で感動した映画のひとつが「おおかみこどもの雨と雪」。あれはまさしくオリーブグリーンを表す映画なんです。

 

細田守監督の大ヒットアニメ「おおかみこどもの雨と雪」は、オリーブグリーンなんですね。

 

オリーブグリーンには「自分で選ぶ。決断する」という意味があります。あの映画はその主人公の女の子がおおかみおとこと出会い、結婚を選んで決断します。そして「おおかみこども」を産むことを選択して決断します。夫が亡くなってひとりで育てることを選んで決断、子供のために田舎へ引っ越すことを選んで決断。こどもの雨と雪も「おおかみでいるか/人間になるか」を自分で選んで、決断する。親も子も「選ぶ/決断する」の繰り返し。人生ってまさに「選ぶ/決断する」の繰り返しだなって思ったんです。

 

 

 

それぞれが自分の人生に責任を持って、選んで決断している。それぞれがクリエイティブな生き方をしています。まさに人生をクリエイトしている。アニメーションですけど、大人の方が観るべき映画だと思いました。もちろん観たけど何とも思わなかった、という方もいらっしゃいますし、観かたは人それぞれですが、私はここ数年で一番感動した映画です。4回映画館に観に行きました。

 

4回も! ほかにも色で解説できる映画はありますか?

 

「ベスト・キッド」で「これはブルーを表している映画だ!」と思いました。

 

1984年の古い映画ですか?

 

いえ、2010年のジャッキー・チェンと、ウィル・スミスの息子が出演している新しい映画の方です。映画の中で、ジャッキーが「何もしないでいることと、静かでいることとは違う」というセリフがあります。これはブルーだ! とピンときました。

 

 

ブルーには平和という意味があります。それは決して「争わない」とか「何もしない」ということではないんですね。一度行動すると波風が立つ。でもその波風も次第に収まってくる。これがブルーの表す「静けさ」「平和」なんですね。行動を起こして何かを乗り越えた先の「静けさ」と「平和」。ジェッキー、いいこと言ってるな~って、すごく印象的だったのでこのセリフは鮮明に覚えています。

 

すべてが色、オーラソーマに結びつくんですね。

 

わかりやすいので、講座でも映画やドラマを例に出して説明することは多いです。映画だったら、家に帰ってDVDを楽しみながら復習ができて、一石二鳥です(笑)。

 

映画でもドラマでもミュージカルでも、ある言葉にハッとしたり、感動したり、心に引っかかる言葉ってあると思うんですよ。日常の中に美しいものや奇跡がある、感動を見つけられる。これが私は本当のスピリチュアルだと思っています。本当のスピリチュアルは日常の中にあるんです。特別なことではないんですよね。

 

 

右【第8章】起業サポートも充実!~男性経営者の中で学んでいます

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