最初から読まれる方はこちら

右【第1章】オーラソーマとの出会い~心身ボロボロだった私が出会った1冊の本

 

前の記事から読まれる方はこちら

右【第4章】親との関係~複雑な家庭環境・両親は反面教師

 

 

 

【第5章】母との関係~オーラソーマのおかげで関係が改善

 

今、寿史子さんの人生がうまく回っているのは、オーラソーマに出会って、ご両親との関係が改善されたからなんですね。

 

35歳を過ぎて「親って大事だな」と心から思えるようになりました。父と母は現在は離婚して、それぞれの道を歩んでいます。もう恨みも憎しみもありません。ちゃんと親孝行しておこう、と思えるようになって、40歳からずっと母とふたりで年に2回は旅行に行っているんですよ。母も歳老いてきますし、今できることをしようかなと思って。

 

 

ブログを拝見して、寿史子さんはもともとお母様と仲がいいのかなと思っていました。

 

いえ、ちょっとここでは詳しく言えませんが、子供時代の母とのいい思い出はほとんどありません。ほんとによくグレなかったなと思います(笑)。でも、今思うと母にも母のインナーチャイルドがあったんですよね。父との関係でも苦しんでいたはず。父は仕事ばかりだし、子育ても大変で、母なりにつらかったんだろうなと。許すとか許さないとか、そういうレベルではなく、過去は過去として「あるがままに認める」ことができるようになったのは大きいですね。

 

過去のつらかった思い出を恨んだり、というマイナスなエネルギーを注がなくなったんですね。

 

オーラソーマでは「あるがままに見る」という言葉をよく使います。過去が消えるわけでも、問題が無くなるわけでもありませんが、そのまま受け入れる、ということですね。講座やコンサルテーション(個別相談)に来てくれた方で、親御さんとの関係を改善されていく方はとても多いです。親との関係、そこに関係する今抱えている問題、それを「あるがままに見る」ことをして、自分の内部で癒しが起きると、自分の七代先の子孫まで癒される、といいますね。「自分を自分で癒すのは、自分だけのためじゃない」ということは、講座でもよく言っています。

 

私が夫との関係、夫婦関係がうまくいかなかったのも、過去の傷を癒せてなくてインナーチャイルドを抱えていたことが根っこにあったからでしょうね。無意識に夫に父親としての役割を求めていたんです。お父さんだから私の言うことを聞いてくれるのが当たり前でしょ、私にかまってよ!って。妻なのに、母親のように世話を焼いてみたり。

 

インナーチャイルドを抱えながら、いい夫婦関係を築くのは難しいと思います。話をよく聞いてみると、うまくいっているようにみえて実は依存関係だった、というケースも多いんですよ。

 

夫婦関係もバランス。お互い自立した関係をめざしたい。ブログで「お金もラブもうまくいく」というキャッチコピーを掲げていますが、仕事もプライベートもお金も人間関係も、過去に徹底的に向き合って「あるがままに」受け入れないと前に進めないんです。オーラソーマの講座の中でもインナーチャイルドについて話すことは多いですね。

 

「インナーチャイルド」はオーラソーマを見ていく上で重要なポイントなんですね。

 

結局は、私たちの魂は半分は親がルーツなんです。そこをたどっていくとおじいちゃん、おばあちゃん、そして残りの半分が過去生と言われるものだったり。今の自分は全部過去からできている。それは認めざるをえないんです。よく「親を選んで生まれてきた」って言いますよね。どうしてもそうは思えないこともある。でも親から生まれてきたことは事実だから、ルーツは大事にした方がいいし、自分の人生だから、少しでも生きやすくなるように、親との関係性も改善した方がいいと思ってます。

 

オーラソーマのコンサルテーション(個別相談)は1時間半なので、1回目は家族のことまで深く聞くことはないんですが、今何かうまくいってない方は親との関係性などをしっかり聞いていきます。

ちなみに、ごきょうだいは、寿史子さんのお仕事についてどう思ってるんでしょうか。

 

全然興味がないようです(笑)。私が「いまの現実は自分が作っているんだよ」というようなことを言っても全然響かないし、興味がない。弟も妹もスピリチュアルとか、オーラソーマとか精神的なこと、哲学的なこと、心理学系の学びなどにも全く興味がないんです。でも弟も妹も家庭もうまくいってますし、人生に困って誰かに相談したい、ということもないようです。ふたりとも父と母を反面教師にして、人生を運ぶコツをつかんだんでしょうね(笑)。

 

 

右【第6章】自然が好き・山が好き・トレッキングが好き に続く

右【目次】はこちら