この前 ヌテラ折り込みパン を焼いてブログで紹介したら、早速焼いて、写真付きのメールで知らせて下さった読者さんがいます。嬉しいねぇ...こう言うの!一応私も料理ブロガーの端くれとして、ブロガー冥利に尽きるというものです。音譜


で、私はおだてられると天まででも上る阿呆!またまた似たようなパンを焼いてしまったのです。(滝汗)


今回はセイボリーなライ麦パンです。オ・ジューサンドイッチ フィリーチーズステーキサンドイッチ と並び、私の大好きな雨のサンドイッチの1つ、ルーベンサンドイッチ用に焼いたそのパンとは、こちらのパンでございますぅ!


三つ編み渦巻きライ麦パン


ルーベンサンドイッチを雨のパブなどで注文すると、大概、白と黒の渦巻きライ麦パンに、パストラミまたはコーンビーフを挟んで登場します。


なのに、この手のシナモンロールパン と言う甘い渦巻きパンは、どこの店でもちょくちょく見かけるけれど、ルーベンサンドイッチに使えるセイボリーな渦巻きライ麦パンと言うのは、滅多に目にしません。


一度だけ見かけて買ってみたら、塩の量を間違ごうてんちゃう?な、超塩辛いパンで食べれず、結局捨てちゃいました。(苦笑)


なので、今晩はルーベンサンドイッチを晩御飯の献立にしようと思う日は、自分で渦巻きライ麦パンを焼きます。手捏ねの出来ない私は朝から気合を入れ、ホームベーカリーを2回、計4時間40分回して、2色の生地を作るんですよ!あせる


ところが、気合を入れて焼いても、その渦巻きパンの焼きあがりが結構醜い!


世間にはプロのパン屋さんもびっくりするような、まるで買って来たような美しいパンを焼く方がたくさんいらっしゃいますが、私は下手っぴんだからか、いつ渦巻きパンを焼いてもサイドがぽかっと開いてしまうのです。


型から抜いてスライスしサンドイッチにしてしまったら、口が開いていたことも全然気にはならないのですが、せっかく焼くなら、美しい姿で型から抜けるパンが焼きたいと思い、今回はちょこっとひねりを加えてみました。(笑)


生地の分量や、2回ホームベーカリーを回して作るレシピはこちら に詳しく記録してあります。今回のパンはそのオリジナルレシピのちょうど半分の分量で生地を作り、型もいつもより小さい約1.2リットルのローフ型を使いました。


白、黒、どちらの生地も薄く長方形に延ばします。その長方形の一辺の短い方が、ローフ型の横の長さより2cmくらい長くすると綺麗に型に収まります。


白い生地の上に黒い生地を重ね、一辺が短い方の一方から、ロールケーキを作る時の要領でクルクルクルっと巻き上げます。巻き終わりをしっかり摘んで開かないようにしておきませう。


ロールした生地を縦3つに切り分けます。切った面が上になるようにして3本の生地を台の上に並べ、髪の毛をまとめるように三つ編みします。


バターを塗った型に入れ、濡れ布巾を被せて40~45分2次発酵。


昨日は卵黄に牛乳を加えよく溶いたものをエッグウォッシュにしました。後は190度で予熱を済ませたオーブンで35分ほど焼けば出来上がり。途中2、3回、ローフ型を回転させ、表面に満遍なく焼き目が付くようにしましたよん。


焼きあがってオーブンから出てきたところです。ふっくら美味しそうに焼きあがっています。艶もめっさ良い!あ...ぁ、私の肌にもこんな艶があれば...と、ふと、パンをうらんでみたりして...ドクロ


型から抜いたパン。いつも作るスワールブレッドと違い、サイドに開きがありません!このパンで大好きなルーベンサンドイッチを作って食べるのが、午後中ずっと楽しみだった昨日!


さて、そのルーベンサンドイッチですが、昨日はちょっといつもと作り方を変えてみました。


ルーベンサンドイッチに挟むものは、サウザンアイランドドレッシングを塗ったパンに、パストラミ、もしくはコーンビーフ、チーズ、それにザワークラウトと言うキャベツのピクルスです。


このザワークラウト、旦那も私も嫌いではないけれど、普段にさほど食べたいと思うピクルスではない。なもんで、ルーベンサンドイッチ用に買っても、その後は誰も手を出さず、結局捨ててしまうことが度々。


そこで、今回はザワークラウトの代わりに、ブレイズドキャベツを作って挟むことにしました。ブレイズとは日本語にすると蒸し煮するという意味。キャベツのワインビネガー蒸し煮をサンドイッチのフィリングの1つにしたわけです。


オリーブオイルでスライスしたたまねぎ(1/3個程度)とにんにく(2かけ)を炒め、そこに粗く千切りしたキャベツ(1/8個程度)、白ワインビネガー(大さじ2強)、ブラウンシュガー(小さじ1)、塩、ブラックペッパーをして蓋をし、弱火で30~40分蒸し煮しました。


三つ編み渦巻きライ麦パンの中はこんな感じ。渦巻きというよりは、“シマウマ”な感じですが、でも、ルーベンサンドイッチに使うパンらしく出来上がっていて嬉しい!


4枚のパンはそれぞれ外側になる面にバターを塗ります。内側は手製のサウザンアイランドドレッシングをたっぷりと塗りますよん。その上にパストラミ、ブレイズドキャベツ、チーズを載せ、もう1枚のパンでサンドイッチ。


これでオーブンに入れてこんがりと焼きます。途中一度オーブンから取り出し、上下を返して再び数分焼けば出来上がり。


サンドイッチの時は毎回オーブンチップスを付け合せますが、昨日は久しぶりにソテードポテトにしてみました。さっとボイルしたじゃがいもを、厚めに油を熱したフライパンでこんがりと焼くだけの簡単なもの。


その他の付け合せは、アスパラガスとにんにくをオリーブオイル、塩、ブラックペッパーで絡め、オーブンでローストしたものを。


テーブルの仕度をしていたら、サンドイッチだし、リビングのソファーでテレビを見ながら食べたいと言い出した旦那。私はテレビって好きじゃないのに、ご飯を食べながらテレビを見るのって大嫌いなんですが、まぁたまにはいいかで、リビングで夕飯を摂ることに。


サンドイッチのパンはカリッ!中からはいろんなものが飛び出して、本当、美味しい!アイドキドキルーベンサンドイッチ!!!キスマーク


ちなみにパストラミはコストコで買うコロンバスのものです。コストコジャパンにも同じものが売っているのかしらん...?見かけたら買ってみてください。うちは旦那も私もこのブランドのパストラミが結構好きです。


さて今日はホワイトデー。(雨はまだ3月14日なの!)


ヴァレンタインズデーの頃、ちょうど離婚するしないで深刻な状況だった我家。(苦笑)例年のように、たとえちょびっとでも愛情表現が出来なかった私は、あの日旦那にもらったお花とカードのお返しに、日本とは逆転のホワイトデーで、私がお返しをすることにしました。


旦那の好きなスコッチと、ラブラブカードを買って来て準備しましたよん。夕飯にはスパークリングワインだけれど、泡もちゃんと買って冷やしています。


スコッチを包装するか、リボンだけでも結ぶか悩んだけれど、どっちみち上げたら即あけるんだし、包装紙やリボンがもったいないので、このまま上げることにした。(笑)


だから私はロマンチックじゃないと、旦那に文句を言われるんだなぁ...(滝汗)

今日も最後まで読んでいただいて有難うございました。
私が落ち込んでいる時、日本の両親のことで悩んだいる時、
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