昨日の我家の晩御飯はサンドイッチでした。と言っても、ランチに食べる軽食のサンドイッチとはボリュームが違います!先日ご紹介したオ・ジューサンドイッチ 同様、立派に晩御飯の献立になる一品です。


オ・ジューサンドイッチをご紹介した時にもちょい触れましたが、私が旨いと思う3つの雨のサンドイッチの内の1つです。


フィリーチーズステーキサンドイッチ


私、海外で生活をし出してから、通算してそろそろ20年になろうとしています。でも、未だに気分に波があって、ふとしたことでテンションが下がり出すと、どんどん下へ下へとダウンしてしまうのです。


数日前、凄く嫌な夢を見ました。向こうから歩いて来る母が、子供の頃に写真でみた24、5歳の若く美しい母。その母の後ろを、白い馬に乗った人が通り過ぎた。次の瞬間、私は目が覚めました。


目が覚めると同時に、私はその白い馬に乗った人を、タロットの大アルカナカードの13番目のカード、 『死神』 とオーバーラップさせてしまったのです。


悲しくてねぇ...声を出して泣いてしまいました!汗


横に寝ていた旦那が私の泣き声にビックリして目を覚まし、どうしたんやって聞くから夢の内容を告げました。後ろからカドリングしながら、ただの夢やから心配するなと慰めてくれましたが、未だに、夢の内容をブログに綴っていると、涙がボロボロ出てきます。


それ以来、私のテンションは下がりっぱなし。ええ歳した大人が、しかも昨日今日始めた海外暮らしでもないくせして、聞き分けのない子供の様で情けなくなりますが、どうにもこうにも、今止めようがなく落ちる一方なのです。(苦笑)


これがホームシックってやつだろうね...故郷のことが気になっても、手の届かない、どうしようもない遠く離れたところに来てしまっていて、それが歯がゆくて、腹が立って、悲しくて...羽があれば今すぐに飛んで帰りたい気分です。


そんな気分の時って、些細なことでイライラしたり悲しくなったりする。夕べも食卓で旦那の言動と行動にショックを受け、腹が立つよりも悲しくなってしまったのでした。


私、自分が焼いて上げたトーストの耳を残されるのが嫌なのです。食パンの耳が食べたくないなら、切り取って焼いてくれと初めリクエストして欲しい。焼く前に切り落とした耳には腹も立たないけれど、焼いてあげたトーストの耳を皿に残されると超ムカつく。


ピザもそう。レストランのピザって、ソースやチーズが縁まで十分塗っていないから、当然のように縁を残す人がいる。私、あれを自分の焼いたピザにされると我慢ならない。出来る限り縁までソースを塗り、チーズをまぶしているのに、粗末にするなって怒ってしまう。


昨日、忙しくて夕方までショッピングに行けませんでした。やっと車を出した時には5時を回っていて、遠くのスーパーまで行くのが面倒だったから、近所のスーパーにバゲットを買いに行ったの。


ところが、売っていたバゲットは焼いてから既に数時間、もしかしたら既に一晩経ったもので、鉄の棒のように硬かった。(爆)だから、おうちに帰ってから10分焼いたら良いという、ready to bakeのバゲットを買いました。


ところがあまり美味しいバゲットではなかった。食べれないことはないんだけれど、旦那は遠慮なく、チューイー過ぎてあごが痛くなるバゲットと評した。


フィリングを作りながらパンを焼き、オーブンチップスも焼いたもんだから、ちょっと油断したすきに、チップスが多少焼きすぎでしまったの。それもカリカリ過ぎると正直にコメントした。


旦那のお皿を見ると、チップスはたくさん残しているし、サンドイッチも、フィリングだけ食べてバゲットは殆ど残していました。


テンションが高い時でも、皿に残された食べ物を見るのはムッとするシーン。それが、今こう言う状態なもんだから悲しくなってしまい、食後、食洗機で洗えない鍋や包丁を、今朝まで流しに放置したまま寝てしまいました。(苦笑)


確かにバゲットの質は良くなかった。あごが痛くなるっていうのは上手い表現。(爆)でも、サンドイッチもチップスも、私は120%エンジョイしたワン!音譜


私がフィリー(フィラデルフィア)チーズステーキサンドイッチを初めて食べたのは、マリナーズの試合を観戦に行った球場ででした。球場のファーストフードだから質は悪い。でも、イチロー様を応援しながら、ビール飲み飲み食べたサンドイッチは最高だったワン。


作り方はめっさ簡単!牛の薄切り肉を炒めながら小さく刻み、塩とブラックペッパーで味付けし、チーズを載っけて溶かすだけのこと。それを熱々のフランスパンなどに挟んで、あとはかぶりつき!(爆)


しかし、それだけでは味気ないので、私はちょっと工夫を凝らしました。


まずオリーブオイルでたまねぎ1個をよーく炒めます。少し色づいてきたらブラウンシュガー、もしくは三温糖を小さじ1/2ほど加え、更に飴色になるまで炒めて、キャラメライズドオニオンを作ります。


バゲットはサイドに切れ目を入れて横2つ割り。但し切り離してしまいません。切った面にバターを薄く塗り、その面が底になるようにオーブントレーに載せ、熱々、こんがりになるまで数分焼きます。


肉は今回はトレーダージョーで買った薄切り肉と言うのを使いました。750gほどの牛肉が真空パックに入ったもので、3つに分けて冷凍しておいたのものの1つです。


雨にお住まいの皆様、このトレジョの真空パックの薄切り牛、日本の細切れの様な肉で、加熱してミステリアスウォーターを処分する手間はありますが、肉じゃが、日本のカレー、牛丼などに利用できる肉だと私は思いましたです。


その肉をまずオリーブオイルを薄く引いたフライパンでよく炒めます。炒めれば炒めるほど湧いてくる不思議の水。それはまるで、使えば使うほど、すずめ100まで踊りを忘れない元気な殿方ようでもあります。(爆)


肉は一旦皿に取り出して水は処分。フライパンの汚れをペーパーで拭き取り、新たにバターを少々熱します。そのバターでみじん切りしたにんにく(数かけ)を炒め、良い香りが立ち始めたら肉を戻し、塩、ブラックペッパーで味を調えます。


ちなみに、日本でお作りになるであれば、牛の細切れをお使いになると良いです。薄切りのももやロースで作るなら、炒めながら木べらなどで細切れ状に刻んで下さいませ。牛薄切りの細切れがフィリーチーズステーキのフィリングの特徴です。


肉とにんにくが調理できたら、キャラメライズドオニオンをその上に載せ、更にチーズをトッピングし、蓋をして弱火で1~2分チーズをとろ~~りと溶かします。


焼きあがったパンの上下を返し、バターを塗った面にフライ返しで上手に掬い取ったフィリングを載せ、サンドイッチにして、食べ易い大きさに切り分けて出来上がりです。


これもジューがあれば、先日のローストビーフサンドイッチの同様オ・ジューで、ダンクしながら食べると更に旨いですよん。うちには昨日牛のストックがなかったので、シンプルにサンドイッチだけでいただきました。


チップスは確かにカリカリ過ぎ。でもね、パブで食べる時と違って、自宅なら遠慮なしにハイフルクトースフリーのケチャップをつけて食べれるので、私は大満足だったワン。


雨のパブでサンドイッチをオーダーすると、大概、サンドイッチにチップス、それにガーキンズと呼ぶ、きゅうりのピクルスがついてきます。ところがこの雨のガーキンズが、どれを食べても、不味いんだ!(苦笑)


私が昨日トッピングしたガーキンズは、高価な送料を払ってバルク買いしたポーランド製のもの。やっぱ雨のとは違って、酸味も甘味も程よく旨いワン!!!


私が自宅で焼いたピザの縁は、旦那も絶対に残さない!でも、レストランで食べる時は、時々残しているように思う。


主食がパン(芋だと思うけれど...笑)てか小麦粉の旦那には、小麦プロダクツに対する考え方が、私ら日本人とはちーと違うように思う。


私ら主食のご飯は1粒も残さないようにと厳しく親に言われましたが、西洋人は、主食だからこそ、美味しくないパンや芋を無理して食べたくないと言う考えなのかも...?


パンが少しでも硬くなると見向きもしないし、じゃがいもだって、残ったら平気で捨てますもんね。(苦笑)


そんなんだから、私の気持ちを傷つける結果になるとは、旦那も考えてもいなかったんだろうね。


ちなみに旦那には私が傷ついたことは言ってません。だからまた同じようなことは起こるだろうし、その時私のテンションが高かったら、間違いなくまた喧嘩やね。(汗)


私は今女性なら誰でも通る更年期と言うつらい時期真っ最中です。(爆)でも、私のこの定期的にテンションが下がるのは、今に始まったことじゃないの。これを更年期障害にせいにするなら、私の更年期は30過ぎには始まっとるわい!(爆)


昔、海を渡ろうと決意した時、占い師に占ってもらいました。その時言われたのが、“あんたは海外には向かない人!日本にとどまるべき!


何を言うてんねん、このオバハン!と、これから海外に出ようとしていた私は、占い師の言葉を蹴散らかしましたが、今になってあの時の占い結果は正しかったと思う。私は海外には絶対に向かないタイプ!(苦笑)


しかし、これも私の運命だから受け止めるしかない。これからも定期的にアップしたりダウンしたりを繰り返しながら、異国の空の下、自分と戦わないといけないことを覚悟しとりますです。(涙)

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