今日の午後は松田さん
のお話会。第三回です。
気付けば全出席、皆勤賞更新中なのです。
(まぁ、このまま頑張りたいなぁ、と思ふ)
てか、ぜんっぜん関係無いけど
松田さんに「ちえさんは、いつもそっち側に座るよね」と、突然言われてビックリ
「そう言われれば毎回こっち側に座ってる~
」という驚きと
「てゆーか、私、松田さんに【こっち側に座る人】って認識されてた」…という驚きです。
(変な座り癖のある観客でゴメンナサイ…と無意味に謝ってみる)
そんなわけで
(あ、なので、私が撮る写真はいつもこっち側からですね…)
始まる前のワンショット。松田さんとクラニオの和葉さん
。
今回はお話のお題が「私と宇宙」だったので、
和葉さんが、宇宙物理学を大学院まで行って研究していた才媛の美女が、
この宇宙の原理について解説して下さるという贅沢
(これが大人の贅沢ってモンよフハハハハハ( *´艸`)←精神的ドヤ顔)
では今回は
宇宙塾に参加出来なかった事を悔しがっている(であろう)
祐天寺の女王千種さん
のためにレポ。
(私、インプット&アウトプットが強みですが
それでも、「私」のフィルターを通っている事はご了承下さい)
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「宇宙ってどうやって出来たんでしょうか?」
宇宙は、ビッグバンによって出来た…と言われてるけど
じゃあ、そのビッグバンは何故起きたのか?
どうやって起きたのか?
という事を理解しようとするときに、大きくわけて3つの「モデル(仮説)」があります。
1:「絶対」論
2:「たまたま」論
3:「宇宙なんてない」論
(4:「ムフフ」松田さんの論…というのがあるけど、それは保留…)
まず、上からの3つを検証していきましょう。
1:絶対論
絶対論とは、「理由はないけど、とにかく、ぜったい、そうだから!」というのを根幹にしている理論です。
これを、スーパータートルセオリー、と呼びます。
ウイリアムジェームズが
「地球は、宇宙空間に浮かんでいます」とある講義で言った時
「バカな事を言うんじゃないよ!
こんなでっかい地球が、宇宙空間に浮いてる?
そんなわけない。
あたしは知ってるんだよ、
地球は、ものすごく大きな象の背中の上に乗っかってるんだよ!
浮いてるなんてとんでもない!」
と言ったオバちゃんが居たそうで…(笑えるけど笑えないのです。私たちもどこかの分野でこれをやっている可能性大大大大なので。)
ウイリアムジェームズは温厚に
「そうですか、では、その象の足元の下には、何があるんですか?」
と聞き返した。
オバちゃんは「象はね、でっかい亀の上に乗っかってるんだよ」と答えた(らしい)。
ウイリアム:「では、その亀の下はどうなっているのか?」
オバちゃん:「もっとでっかい亀が居るんだよ。
そして最終的には全ての亀を乗っけている絶対的なスーパーな亀がいるの!」
このように、最終的に「絶対的な何かがある」に行きつく理論を、
「スーパータートル(スーパーな亀)セオリー」と呼びます。
聞いてる側には滑稽に聞こえますが、本人にとってはそれが真実なんです。
で、これは最終的には「信仰」の問題になってくる。
(なので、世の中をうまく渡っていくためには、スーパータートル(絶対)を持っている人とそれについて議論してはいけません…笑)
「不完全性定理」というのがあって。これは数学の世界ですが
【人間は何かを矛盾なく完璧に説明する事は出来ない】という事が、数学で証明されているんです…。
2:「たまたま」論
たまたま、もともと宇宙っていうのがあったんだよー。
とか、たまたま生まれたんだよー、という理論です。
(ここから和葉さんの解説)
「私たちが今ここで生きている事は奇跡です。」
これは、感覚的な話ではなくて、東大の宇宙物理学の研究をしている先生が
「私たちが今ここに生きているのは奇跡です。
それは観測的事実です。」とおっしゃってます。
観測的事実?
宇宙を物理的に「観測」した結果として「奇跡」と言ってるって事。
宇宙には「宇宙定数」という数字があって、この宇宙は、10の150乗分の1…という確率で数字が調整されていないと、成り立たない。それが一つでもズレていたらこの宇宙は無い。
(そして、生命が誕生する確率は、この宇宙が存在する確率よりもっと低いかも)
私たちが居る地球は、太陽系の星だけど、知的生命体が確認できているのは地球だけ。
地球は、太陽からの距離がちょうど良かった。
1つ外側の軌道の星でも、1つ内側の軌道の星でも、生命は生きられない。
(ここまで和葉さんの解説)
「地球は46億年の歴史があるんだから
それだけの年数があれば、人間のような生き物がこうして生きている確率ってそこそこあるんでは?」
と思う・・・?
けど、殆どないんです。
この地球において、海という原初のスープのなかで、生命が偶然によってつくられるのは、ハリケーンが巨大な瓦礫を吹き飛ばし、その瓦礫が地上に舞い落ちる際に偶然ジャンボジェットが組み立てられる──ぐらいの確率でしかないそうです。
(松田さんのブログから抜粋)
宝くじの一等が当たる確率ってどのくらいだと思う? 1千万分の1、だそうです。
1/10000000ね。
で、地球で生命が今生きている、今のこの現象が起きる確率は、
宝くじを20枚買ったら、20枚とも一等だった、という確率と近いと思ってくれれば良い(笑)
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「宝くじ、当たりそうな気がしてきた!」
私も………(笑)
まだ続きます……