文教祖的血統転換についての雑感(8) | ちゃぬの裏韓国日記

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カルト統一教会と世界支配層との関係をあばく
(統一教会=世界平和統一家庭連合)

私の血分けについての雑感(独り言)です。


■文教祖家庭の二重姻戚結婚は韓国では忌み嫌われる結婚形態

某家庭の兄弟と某家庭の姉妹同士の結婚は日本で嫌う人はあまりいないでしょう。

<結婚例>
鈴木一郎(長男)--結婚-- 佐藤一子(長女)
鈴木二郎(次男)--結婚-- 佐藤二子(次女)


しかし韓国では、そうではありません。もし上記のような組み合わせで姻戚関係を結ぶとしたら、大変なことになります。(韓国のドラマでもこのようなことで悩むシーンがたびたび出てきます)
韓国ではタブーな結婚なのです。もし、兄弟姉妹同士の夫婦だったら、韓国人にとっては、まるで実の兄妹が結婚した気分になるそうです。(私の夫談)

では、文教祖(真の家庭)の二重姻戚結婚ではこのようになっています。

1981年5月16日祝福 [長女]文誉進・[長男]洪珍輝(洪性杓-柳吉子36家庭)※離婚
1982年1月 7日祝福 [長男]文孝進・[長女]洪蘭淑(洪性杓-柳吉子36家庭)※離婚

1984年2月20日祝福 [三女(次女恵進の代理)]文仁進・[次男]朴珍成(朴普煕-尹基淑36家庭)
1984年2月20日祝福 [次男]文興進・[次女]朴薫淑(朴普煕-尹基淑36家庭)※霊界祝福


韓国ではタブーな結婚は、文教祖はあらかじめ想定済みですから、文教祖一家はそろって72年にアメリカに移住し、永住権(または国籍)を取得して韓国の法を逃れています。それに、息子たちを韓国の義務である兵役(軍隊)に行かさないためでしょう。実際、文教祖も年齢を偽って、兵役義務を逃れています。


<韓国の結婚についての法律>
1)婚姻適齢:男性は満18歳以上、女性は満18歳以上(97年までは女性は16歳)
2)重婚禁止:既に配偶者のある者は結婚不可
3)再婚禁止期間:なし
4)近親婚等禁止:結婚相手が8親等以内の血族(97年までは同一本貫(男系の血族の祖先が同じ発祥地の人(同姓)同士の結婚は禁止)




長女誉進さんの結婚式は1981年韓国ソウルで行いましたが、1982年の長男孝進氏の結婚式はNYベルベディアで行われています。韓国では当然、公に祝福されるような姻戚関係ではありませんので、長男孝進氏の結婚式はアメリカでやらざるを得なかったのでしょう。

更に文教祖は更なるタブーに挑戦しています。タマルやマリアのように『タブーを犯すこと=命がけの信仰』と文教祖の説教の中に出てくるように、長男孝進氏の結婚相手の洪蘭淑さんはNYでは法定結婚年齢が満18歳にも関わらず、当時15歳の少女と結婚させています。もちろん、文教祖の説く原理的観点から見れば、16歳でエバが堕落したのですから、その年齢を超えないで、しかも文教祖(再臨主)の命で結婚したとしたら神のみ旨が成就したとこになるわけですから、統一教会的には正しいことになります。しかし、法律違反は法律違反です。

本来なら、文教祖(再臨主)の純粋血統を残すためには、実の子の誉進と孝進を結婚させたいところですが、二重姻戚を結ぶことで象徴的に「兄妹結婚」したことになるのだと考えられます。

実質長男の聖進氏は腹違いの妹と結婚させた事を見ても、文教祖は究極の「兄妹婚」にこだわっていることがよく分かります。

しかし、なぜ「兄妹婚」にこだわるのでしょうか?

文教祖はアダムとエバは兄妹であったとしています。文教祖の「兄妹婚」に対する根拠はそこから由来しているので、イエスの結婚相手も「直系の妹」でなければならないとみ言葉の中で語っています。

<メシアの妻はメシアの父方の血統でなければならない>
参照「真のお母様(韓鶴子)誕生秘話(3)」
『どんな困難があったとしても、マリアはイエスの行く道を整えてあげ、これから天の御旨を抱えて行くべきイエスである故、内心心配しながらイエスの未来に対して深く相談しなければならなかったのです。「あなたはいかなる道を、どのように行かなければならないのか」と言いながら、母と息子の間に互いに深い関係で密かに工作をしながらも、御旨をなすことができる道を開拓しなければならなかったのです。しかし、このように、マリアはイエスの行くべき道を分別してあげる責任を果たすことができなかったのです。(中略)マリアは、天使長側に立っている僕、天使長の娘でした。神はこの地上に必ず神の息子を送らなければなりませんが、女性なくしては産むことができないので、神の貴い皇太子を送るのに、仕方なしにサタン側の女性の体を借りたのです。神がそのようにしたのは、喜んでしたことではなく、女性がいなくては、この世界を祝福できる子供を産むことができないが故に、仕方なく、僕の体を借りて、イエスを誕生させたのです。マリアは僕です。マリアはイエスの母ではありません。イエスの母の立場に立ってはいましたが、マリアは神がイエスを生むために仕方なく借りた女性なのです。今日、マリアを崇拝しておりますが、それは良いこととは言えません。マリアの体を通さなくては神の息子を誕生させることができなかったために、そのようにしただけの話です。(中略)イエスはアダムの代わりですね。アダムにかたどって創造したのがエバであるので、イエスにかたどったエバを創造しなければなりません。イエスが生まれたならば、エバも創造原理通りに復帰し、再創造しなければなりません。過ちを正して、本来の姿につくらなければなりません。イエスは先程言ったような過程を経て生まれてきたのです。では、そのように生まれた女性がいましたか、いませんでしたか? (「いませんでした。」)それで、そのように生まれた男性であるイエスは、昔エデンの園において失われたエバを再創造しなければならなかったのです。エバはアダムをかたどって創造したのです。(中略)イエスに残されたことはエバを捜すことでした。(中略)
 イエスの親戚の中で娘がいるか捜してみて、娘がいれば彼女達を集めて基台を作らなければならなかったのに、それができなかったのです。イエスの親戚の中で誰がいましたか。洗礼ヨハネの妹がいたならば、どれ程良かったでしょうか。洗礼ヨハネの母は、マリアがイエスを宿した後、世話をしてくれました。イエスが胎内にいる時から歓迎しました。それ故、洗礼ヨハネの妹や親戚関係の八親等内に娘がいたならば、洗礼ヨハネの母とマリア、そして姉がいたならば、その姉と三人が一つとなって、イエスより年が若いその親戚の娘と因縁を結ばなければなりませんでした。イエスと共に一人の女性を再創造しなければならなかったのです。もし洗礼ヨハネの妹がいたならば、幼い時から、イエスが東に行けば東に付いて行きたいし、西に行けば西に付いて行きたい。付いて行けなければ、「私は死ぬ」と言う程にイエスを思うようにしておかなければなりませんでした。イエスが結婚する前に、そのようにしておかなければなりませんでした。そうであれば、誰が来てもどうにもならないのです。そのような女性は、今まで信じることのできないような、歴史的な全ての内容を話すことのできる特別な氏族の中から出て来なければなりませんでした。それは、どのような氏族でしょうか。洗礼ヨハネの家庭とヨセフの家庭です。ヨセフの家庭には、ヨセフの従姉妹(いとこ)もいたでしょう。神は、イスラエルの国ではユダヤ教が中心であり、ユダヤ教の中でもヨセフの家庭(氏族)が中心であり、ヨセフの家庭(氏族)の中でも、洗礼ヨハネの家庭が中心であることを知っておられました。それ故に、その家庭は最も重要な血族でした。祖先の中の種がいいというのです。神は、イエスを見込みのある家門から見ても、名門である家門を通して生まれるようにされました。また、洗礼ヨハネの家庭を見ても、洗礼ヨハネをエリサベツが身ごもった時、祭司長をしているザカリヤが唖になったのをみると、族譜、即ち家門がいい家だということが分かります。それ故に、それ程良い従姉妹圏内からイエスの相対者を得たならば、神は嫌がったでしょうか、喜ばれたでしょうか?イエスの相対は他のところから取ることができません。自分の直系の従兄弟の妹、従兄弟の姉妹からしかありません。血統が異なっていてはいけないのです。このように従姉妹を通して事が良く運んでいたならば、どのようになっていたでしょうか。(中略)もっと詳細に話をしてあげたいのですが、時間がありません。「原理」にはそういう内容がないですね。「原理」はイエス様まで説明しているために、イエス以後、先生に関することを皆さんは知りません。それ故に、皆さんはこれから本当の勉強が残っているのです。まだ私が教えてあげていないのです。』
(根本復帰 1971年1月10日韓国・江陵教会(聖日礼拝))


これは、文教祖が韓国人向けに語ったものなのでイエスの相対(結婚相手)は『八親等内の父方の女性』としています。韓国では決してありえない結婚関係です。

日本では、いとこ同士で結婚できるわけですから、衝撃的な内容ではありませんが、韓国人にとっては「天地がひっくり返る」くらいのタブーな結婚なのです。そのタブーな結婚をしてのける文教祖は『メシアだからそれが可能なのだ。すばらしい』と韓国人にとっては逆に説得力があるわけです。韓国人に「いとこ同士で結婚したんだけど、結婚相手は父の兄の息子なの。」と、言ってみるものなら物凄い反応が返ってくるでしょう。(八等親ないではなく腹違いの妹との結婚は日本人にもショックですけど)

では、聖書の中で「兄妹婚」というのはタブーだったかというとそうでもありません。どちらかというと、血統を守るために異邦人を嫌っていたくらいでした。

統一教会の講義によく出てくる登場人物たちは、どのような姻戚関係だったかというと

◆アダム・エバ(多分実の兄妹:人類始祖ということからの推測)→同じ父方の血統
◆ノア・妻(多分セツ系の父血統系同士の結婚)→同じ父方の血統
◆アブラハム・サラ(異母兄弟)→同じ父方の血統
◆イサク・リベカ(祖父テラの血統系同士の結婚)→同じ父方の血統
◆ヨセフ・マリア(ユダ族同士)→同じ父方の血統

ざっとこんな感じです。韓国人にとってはありえない「忌み嫌う結婚」ばかりです。

文教祖は、韓国(韓民族)はユダヤ民族の習慣とかなり一致すると言っていますが、結婚や血統に関しては「まるきり正反対」の思想です。

『韓国民族は、長い歴史をもっている特殊な民族です。他の国を1度も侵犯したことがありません。今まで打たれてきました。強国の間で残ったことは奇跡です。天が保護してくださったために残りました。韓国のすべての風習は、ユダヤ民族の風習と、かなり似ています。先生が霊界を知ってみると、その霊界の風習ととても似ています。赤ん坊を生むときとか、結婚するときとか、また生活態度とか、することを見ると、霊界の原理型と同じものをたくさん発見するようになりました。韓国の食卓を見れば、2本の箸が置かれています。そして、その横には必ずさじがあります。食卓には、いつもそれが主になるのです。また、お膳の上に置かれた器を見ても、必ずプラス・マイナスの相対的関係、すなわち陰陽に調和させて食べ物を準備し、食べます。そして、7数を中心とした数を合わせています。赤ん坊を生んだのちには、3日の聖別期間があり、結婚後にも3日の聖別期間があり、死んだのちにも3日の聖別期間があります。そして、伝統的なものを相当に尊重視する歴史的な伝統があるのです。』
(1972年3月24日 文教祖のみ言葉)


また金元弼氏の説教でもこのようなくだりがあります。

『ユダヤ民族を見れば、神の祝福を受けた民族がどういうものかが分かります。その後孫を見れば、ノーベル賞を受けた人たちがどんなに多くいることでしょうか。ですから私たちは足らない者たちですけれども、神の祝福を受けたら栄えていくのです。それは祝福が重要だからです。そして、ドイツが摂理の中心国家として立てられたということが重要です。』
(真の責任者(金元弼氏の説教)1990年12月18日ドイツ・シュミッテン修練所)


ユダヤ民族は神に祝福されたのでノーベル受賞者もたくさん輩出したようですが、韓国はお金で買ったと疑惑付きの「ノーベル平和賞」の金大中氏のみです。文教祖がサタン国視する日本は毎年のようにノーベル受賞者を輩出しているのはなぜでしょうか?どちらが神に祝福された民族なのか、文教祖に問いたくなります。


最後に文教祖の説教から

『先生は愚かな人ではありません。皆さんより賢い人なのです。世界の口八丁手八丁の人たち、大きく羽ばたく輩たちを、全部翼の下に抱き、治めて生きてきた人です。うちの教授アカデミーだけでも、120カ国にあります。そこにはノーベル賞受賞者もたくさんいます。 そのような背景があるために、『ワールド&アイ』を4年もかけずに、世界の名のある雑誌として、世界のチャンピオン雑誌として作っておいたのです。私はそのような囲いをもった人です。(1990年7月1日のみ言葉)』


上記では「ノーベル受賞者」が文教祖を支持していると自慢していますが、下記は劉大行氏の説教では、ノーベル賞は何の意味もないといっています。しかし、神が祝福した民族はみな優秀なはずなのですが・・・・・。サタン国のはずの日本やドイツは世界で多くの特許をとり、国が焼け野原になっても、何度ものし上がってくるのは、神の啓示のおかげなのでしょうか?これは文教祖のみ言葉の内容とまるきり反対です。


『世の中は、いちばん大切なものを失ってしまいました。ノーベル賞を取ることが問題ではないのです。それは、霊界では何の意味もありません。霊界に行く準備をする私たちにならなければならないのです。霊界の勉強をしなければなりません。世の中には、そのような教科書はありません。真のご父母様のみ言しかないのです。たくさんみ言を勉強し、訓読しなければなりません。たくさん訓読すればするほど、自分を伝道することになります。』
(神様の摂理の動向と私の責任(劉大行氏の説教)1998年10月4日)