真のお母様(韓鶴子)誕生秘話(3) | ちゃぬの裏韓国日記

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カルト統一教会と世界支配層との関係をあばく
(統一教会=世界平和統一家庭連合)

「真のお母様(韓鶴子)誕生秘話(2)」のつづきです。

■韓鶴子の出生の秘密
文先生が言っている神から始まった近親婚(父娘婚)「近親絶対理想的相対関係」の関係であるかどうかの考察です。


11.メシアの妻はメシアの父方の血統でなければならない

『どんな困難があったとしても、マリアはイエスの行く道を整えてあげ、これから天の御旨を抱えて行くべきイエスである故、内心心配しながらイエスの未来に対して深く相談しなければならなかったのです。「あなたはいかなる道を、どのように行かなければならないのか」と言いながら、母と息子の間に互いに深い関係で密かに工作をしながらも、御旨をなすことができる道を開拓しなければならなかったのです。しかし、このように、マリアはイエスの行くべき道を分別してあげる責任を果たすことができなかったのです。(中略)マリアは、天使長側に立っている僕、天使長の娘でした。神はこの地上に必ず神の息子を送らなければなりませんが、女性なくしては産むことができないので、神の貴い皇太子を送るのに、仕方なしにサタン側の女性の体を借りたのです。神がそのようにしたのは、喜んでしたことではなく、女性がいなくては、この世界を祝福できる子供を産むことができないが故に、仕方なく、僕の体を借りて、イエスを誕生させたのです。マリアは僕です。マリアはイエスの母ではありません。イエスの母の立場に立ってはいましたが、マリアは神がイエスを生むために仕方なく借りた女性なのです。今日、マリアを崇拝しておりますが、それは良いこととは言えません。マリアの体を通さなくては神の息子を誕生させることができなかったために、そのようにしただけの話です。(中略)イエスはアダムの代わりですね。アダムにかたどって創造したのがエバであるので、イエスにかたどったエバを創造しなければなりません。イエスが生まれたならば、エバも創造原理通りに復帰し、再創造しなければなりません。過ちを正して、本来の姿につくらなければなりません。イエスは先程言ったような過程を経て生まれてきたのです。では、そのように生まれた女性がいましたか、いませんでしたか? (「いませんでした。」)それで、そのように生まれた男性であるイエスは、昔エデンの園において失われたエバを再創造しなければならなかったのです。エバはアダムをかたどって創造したのです。(中略)イエスに残されたことはエバを捜すことでした。(中略)
 イエスの親戚の中で娘がいるか捜してみて、娘がいれば彼女達を集めて基台を作らなければならなかったのに、それができなかったのです。イエスの親戚の中で誰がいましたか。洗礼ヨハネの妹がいたならば、どれ程良かったでしょうか。洗礼ヨハネの母は、マリアがイエスを宿した後、世話をしてくれました。イエスが胎内にいる時から歓迎しました。それ故、洗礼ヨハネの妹や親戚関係の八親等内に娘がいたならば、洗礼ヨハネの母とマリア、そして姉がいたならば、その姉と三人が一つとなって、イエスより年が若いその親戚の娘と因縁を結ばなければなりませんでした。イエスと共に一人の女性を再創造しなければならなかったのです。もし洗礼ヨハネの妹がいたならば、幼い時から、イエスが東に行けば東に付いて行きたいし、西に行けば西に付いて行きたい。付いて行けなければ、「私は死ぬ」と言う程にイエスを思うようにしておかなければなりませんでした。イエスが結婚する前に、そのようにしておかなければなりませんでした。そうであれば、誰が来てもどうにもならないのです。そのような女性は、今まで信じることのできないような、歴史的な全ての内容を話すことのできる特別な氏族の中から出て来なければなりませんでした。それは、どのような氏族でしょうか。洗礼ヨハネの家庭とヨセフの家庭です。ヨセフの家庭には、ヨセフの従姉妹(いとこ)もいたでしょう。神は、イスラエルの国ではユダヤ教が中心であり、ユダヤ教の中でもヨセフの家庭(氏族)が中心であり、ヨセフの家庭(氏族)の中でも、洗礼ヨハネの家庭が中心であることを知っておられました。それ故に、その家庭は最も重要な血族でした。祖先の中の種がいいというのです。神は、イエスを見込みのある家門から見ても、名門である家門を通して生まれるようにされました。また、洗礼ヨハネの家庭を見ても、洗礼ヨハネをエリサベツが身ごもった時、祭司長をしているザカリヤが唖になったのをみると、族譜、即ち家門がいい家だということが分かります。それ故に、それ程良い従姉妹圏内からイエスの相対者を得たならば、神は嫌がったでしょうか、喜ばれたでしょうか?イエスの相対は他のところから取ることができません。自分の直系の従兄弟の妹、従兄弟の姉妹からしかありません。血統が異なっていてはいけないのです。このように従姉妹を通して事が良く運んでいたならば、どのようになっていたでしょうか。(中略)もっと詳細に話をしてあげたいのですが、時間がありません。「原理」にはそういう内容がないですね。「原理」はイエス様まで説明しているために、イエス以後、先生に関することを皆さんは知りません。それ故に、皆さんはこれから本当の勉強が残っているのです。まだ私が教えてあげていないのです。

(根本復帰 1971年1月10日韓国・江陵教会(聖日礼拝))

文先生が言っているアダムとエバが兄妹だという根拠は「同じ父」から生まれているということであり、兄妹であるアダムとエバが結婚しています(兄妹婚)。イエスもまたアダムの立場だとすると同じように、妻(相対)になる女性は同じ父から生まれたものでなければなりません。ですから、教会信者が教会の講義で聞いて知っている内容「イエスはザカリアの娘(洗礼ヨハネの妹)と結婚しなければならない」となるわけです。

では、文先生がメシアの立場だとしたら、アダムやイエスと同じように妻(相対)は文先生と父親が同じ女性でなくてはならないはずです。

最初に文先生と結婚した崔先吉夫人は、文先生の父方の八親等内の直系の女性でしょうか?答えは「ノー」です。韓国は生まれた子供は原則的に父の姓を継ぎます。もし、崔先吉夫人が文先生の直系(父方)の親戚ならば、崔先吉夫人の名前は「文先吉」となっていなければなりません。それに、韓国では同じ姓同士では、どんなに遠い親戚でも近親婚とみなされ結婚は両親からも親戚からも認めらることはありません。

ただ、崔先吉夫人が文先生の父親の文慶裕の隠し子であれば話は別です。つまり、崔先吉夫人の母親と文先生の父親の文慶裕が不倫の関係を結んで出来た娘が「崔先吉」であれば、「兄妹婚」は成立します。しかし、可能性は低そうです。それよりも、文先生の息子(聖進)を「兄妹婚」させているところから崔先吉夫人は、文先生の妹ではなさそうです。

となるとメシアである文先生の妻は韓国の慣習では、絶対に迎えることは出来ないということになってしまいます。それでは、現在の真のお母様(韓鶴子)は、文先生の父方(直系)の血を引いているのでしょうか?

教会発表では、真のお母様(韓鶴子)の父親は韓承運氏ということになっています。明らかに「文氏」ではありません。もし文先生が真のお母様(韓鶴子)の兄になるためには、文先生の母親の金慶継(忠母様)が韓承運氏の父と不倫して出来た息子が文先生でなければいけないのです。これは、考えられる話でしょうか?

もし韓国で、この「兄妹婚」を成立させるためには、両親が混淫派(血分け教理)の教団の熱狂的な信者であれば可能です。真のお母様(韓鶴子)の母親の洪順愛もこの血分け教理教団(新イエス教会・聖主教)の熱狂的な信者でありました。さらに洪順愛(大母様)の母親、真のお母様(韓鶴子)の祖母までも洪順愛(大母様)以上に熱狂的な信者だったのです。そういう背景を持った真のお母様(韓鶴子)は、韓国で不可能な「同族結婚(兄妹婚)」だったとしても、母親や祖母、祖父までも徹底的に秘密裏に守ってくれるのです。イエスのときは養父ヨセフが口外して失敗したけれども、真のお母様(韓鶴子)の出生の秘密は徹底的に隠されたのです。

でなければ、韓国で文先生がアダムやイエスと同じように「兄妹婚」をすることは絶対に不可能なのです。

では、真のお母様(韓鶴子)の父親は誰かということです。文先生がイエスの立場ならば、結婚も同じようになされなければいけません。つまり、真のお母様(韓鶴子)は文先生の父方の血を引いた女性でなければならないのです。上記で説明したような、両親のさまざまな不倫関係の息子、娘としての可能性は可能性的には低いです。(0%ではないですが)

そうすると、今まで検証してきた「文鮮明と洪順愛が関係して出来た娘が韓鶴子」であれば、真のお母様(韓鶴子)は文先生と同じ父方の血統を持つことが出来るのです。

真のお母様(韓鶴子)は証でこのように言っています。
『そして、看護専門学校に入学したのですが、そこに対して私はとても悩みました。なぜなら、南韓に私の直系の親戚が全くいないからです。そのお母様が女学校を卒業して再びどこかの学校に進学しようとすれば、親戚に任せなければならないのですが、それができないのです。それで、私の先輩の方々と相談した結果、カトリック教会が直接経営している看護専門学校があり、規律も厳しく、まじめなところである上に、修道女たちが寄宿舎の舎監なので安心して任せることができるということで、その学校の寄宿舎にお母様を任せ、私は釜山に行きました。』
(真の御父母様の生涯路程より)

もちろん、父親といわれている韓承運氏は母親と離婚して他人になっているとはいえ、頼れないくらい疎遠だったのでしょうか?それともはじめから、真のお母様(韓鶴子)は韓承運氏の実の娘ではなかったのでしょうか?

真のお母様(韓鶴子)の証で
『外祖母は、絶えず私に「お前のお父さんは、天のお父様だ」と言われました。その記憶しか思い出しません。「天のお父様がお前のお父さんだ」と言われていました。(真の御父母様の生涯路程 10より)』と言っています。祖母(趙元模)は韓鶴子の父親が比喩的に「父親はメシア=文鮮明」であると言っているように聞こえます。
証はさらに『それで、父親と言えば、肉身の父のことを思わず、いつも天のお父様のことを思ったので、神様を思うと常に心温まる感じをもったのであり、外的に見れば人々がすぐには理解し難い環境で育ちましたが、特別な不平不満はありませんでした。いつも何かが私を包んでくれているような温かい感じがして、常にゆとりのある心で過ごしました。大母様やおばあさんにも、肉身の父親に対してや、またお二人がどうしてこのように暮らされるのかなどといった質問は全くしませんでした。ただそのままその生活に満足しながら暮らしていました。肉身の父母に対する恨みや反発感といったものは、私の人生には全くありませんでした。二千年前のイスラエルの国においても、主を迎えるための内的な準備が多くあったように、解放前の韓国においても、再臨主を迎えるために準備した団体が数多くあり、復帰摂理歴史を内面的に歩んできた団体も数多くあったのですが、おばあさんと大母様は、そのような団体を探して歩きながら世の中と一切妥協することなく、ただひたすらみ旨だけのために、ただひたすら主お一人に出会うその日だけのために生きてこられました。結局、そのような信仰が私をこの位置まで導いたようです。絶えず深い信仰生活をされました。絶えず分別され、清潔な生活、清い生活をされました。私は、生活の大部分を大母様から学びましたが、趙氏おばあさんもそうであられました。趙氏おばあさんは、真のお父様と私が聖婚したのちに亡くなられましたが、霊界に行かれても、仏教系の霊通する信女(在俗、女子の仏教信者)である尹清浄心氏に現れて、「時になったので昔の君主が王位に就く時に着る服を作りなさい」と言ったことがあります。結局、尹清浄心氏はこれを果たすことができずに逝きました。また、おばあさんは、真のお父様を「王の王だ」と言われ、時局が変わるたびに、その位置がお父様の位置であると証されたりもしました。

(真の御父母様の生涯路程 10より)

この証から推測して、祖母(趙元模)はメシアは文鮮明先生であると信じていたことが分ります。それはもちろん母親の洪順愛も同じでしょう。祖母(趙元模)が韓鶴子に言っていた「実の父」は「天のお父様」であり、天のお父様(神)と一体となった「王の王」は文鮮明先生と言っていることから見ても、韓鶴子夫人の父親は文鮮明先生になるのではないでしょうか?

「真のお母様(韓鶴子)誕生秘話(4)」に続く