文先生の不倫は神の摂理?(3) | ちゃぬの裏韓国日記

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カルト統一教会と世界支配層との関係をあばく
(統一教会=世界平和統一家庭連合)

「文先生の不倫は神の摂理?」の(1)と(2)で説明した文教祖が最初の妻との婚姻中に金明熙さんを妊娠させていて件で、日本の統一信者には「第二のお母様は日本の男性にレイプされてメシアの妻としての使命が果たせないことを苦に自殺した」と教えていました。私も、第二のお母様は亡くなったと聞かされていましたし、ブログで同じことを言っている方が何人かいることを見ても、「死亡説」で教会内の情報を統制していたのでしょう。
(前回の内容はこちらをご覧ください。)
文先生の不倫は神の摂理?(1)
文先生の不倫は神の摂理?(2)

しかし、第二のお母様と教えられた喜進さんの母金明熙は生きていました。


<死んだと思っていた金明熙が四大聖人と祝福を受けるため姿を現す>
1998年6月13日
3億6000万双第1次世界祝福式
「告天文と霊肉界の統一祝福式」挙行(米国、NYマジソンスクエアガーデン)

イエスキリストの妻  張貞順(※1971年祝福したが再度祝福)
釈迦の妻       崔元福
孔子の妻       李京俊
マホメットの妻    李貞玉
ソクラテスの妻    金明熙
アウグスチヌスの妻  姜賢實


このメンバーの中で、確実に文教祖と確実に「不倫関係」があったとわかっている人も含まれています。

最初の夫人(崔先吉)と婚姻中に不倫の関係で妊娠させてしまった「金明熙」と現在の妻、韓鶴子夫人と重婚関係(三人で性生活)だった「崔元福」の二人は確実に文教祖と不倫の性関係を持っていることが分かります。
血分け理論から言えば、文教祖→ 女性→ 男性と性行為して、「聖なる血」を伝達することによって「神の血統を受け継ぐ」ことが出来ると主張しています。現在統一信者が行う三日行事もこれを簡略象徴化したものです。
そのことから霊界と地上界を連結する「霊肉界の統一祝福式」であれば、当然他の四人の女性も文教祖から「血分け」による「血統復帰儀式」を受けていなければ話が合いません。
余談ですが、この中に「崔先吉夫人」は含まれていませんね。教会を離れてしまったためなのか、「正妻」だったためなのか、その辺は分りませんがふと疑問に思いました。

この内容は、「たかたか庵日記(イエス・キリストの結婚?)」でも詳しく説明していますのでこちらもお読みください。
http://ameblo.jp/taka-chaya/entry-10760425303.html


<金明熙が死亡したと信者にウソを言わなければならなかった理由は?>

当時教会で「金明熙が死亡」と教えられた内容を書いている方がいました。(全文引用※一部呼称を代えて掲載)

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統一協会で文教祖は、2回、結婚に失敗していると聞かされた。で、私はアベル(私を管理していた人)に聞いた。

『生涯、1人の相手としか添い遂げることができないのではなかったのですか?』

でもさ、アベル(私を管理していた人)は、

『お父様(文教祖)は、イエス様からメシヤとしての使命を託されているから、何としてでも結婚して、子供を作って、神の前に真の家庭を作り上げなければならなかったのですよ。それと、お父様が、2回の結婚に失敗したのはお父様の責任ではないのです。
第三のアダムとして立てられた、お父様(文教祖)と、第三のエバとして立てられた最初の奥さんは、妻としての役割が果たせなかったために自分から身を引いたのです。
1番目の奥さん(崔先吉)が身を引いた理由には:1番目の奥さん(崔先吉)が、お父様(文教祖)の留守中、日本人の男性にレイプされたため、1番目の奥さんは、「メシヤの妻が日本人に汚されてしまった。私は、もう第三のエバとしての役目を果たすことができません。」と、お父様に言って自分から身を引かれたのですよ。その後直ぐに2番目の妻を迎えるために、お父様(文教祖)は婚約したのです。でもね、2番目の奥さんになるはずであった女性は自殺してしまったのです。
2番目の奥さんになるはずであった女性(金明姫=金明熙)が自殺した理由は:婚約して、その後、結婚式を間近に控えていた、ある日、結婚式の準備を整えるために2番目の奥さんになるはずの女性(金明姫)が街へ買い物に出かけたときに、また日本人の男性に目をつけられてレイプされてしまったのです。
2番目の奥さんになるはずであった女性は半狂乱になって、「メシヤの妻になる前に日本人に汚されてしまった!」と言って自殺してしまったのです。
そして、仕方なく、お父様(文教祖)は3番目の現在の奥さんである、お母様(韓鶴子)を第三のエバとして妻に迎えたのですよ。
お父様(文教祖)が2回の結婚に失敗しているのは、お父様(文教祖)が原因ではないのですよ、全ての原因は日本人の男性にあるのですよ。1番目のお母様(崔先吉)と、2番目のお母様(金明姫)を日本人の男性がレイプしなければ、お父様(文教祖)も2度も結婚に失敗せずに済んだのですよ。お父様(文教祖)が原因で失敗したのではないのです。全ての責任は日本人にあるんです。』

という話を聞かせてくれました。統一協会を辞めた後も私は2番目の女性は自殺したものと思い込んでおりました。『6マリアの悲劇』を読んで初めて知ったのですよね。2番目の女性、金明姫は生きていたということを。しかも、金明姫は、今も健在である。と真の伯父じじい50さんが教えてくれるまで私は全く知りませんでした。

(モモン7032(本当は生きていたのですね1)より)
http://plaza.rakuten.co.jp/momon7032/diary/201101090000/
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この方の証では、一番目のお母様(崔先吉)もレイプされたことになっていますね。それも日本人に・・・。私は第二のお母様(金明熙)が日本人にレイプされて岡崎で自殺したとか聞かされていました。真相を隠すための作り話がありすぎます。


<金明熙はレイプされたのではなく援助してくれる男性と関係を持ってしまった>

『異国の地(日本)で一緒に日本に来た呉青年も韓国に帰り、文教祖からの仕送りを待っていたが、待てど暮らせど援助はなく、一人で息子の喜進を育てなければならなかった金明熙さんは、やさしくしてくれた男性と関係を持ってしまったということが真相でしょう。(今でいう援助交際)』
(金明煕は品川の霊能者・志賀如心のところにも身を寄せていた)
詳しくは、じじい50「作り話の軌跡」をお読みください。
http://plaza.rakuten.co.jp/jijii50/diary/201102010000/


<崔先吉夫人はレイプされていないどころか、浮気をしたのは文教祖>

崔先吉夫人との離婚までの状況は、「文教祖の浮気」です。詳しくは「文先生の不倫は神の摂理?(2)」に書きましたが、崔先吉夫人が文教祖と女性信者との血分けの現場を見て怒りまくり、その情事に腹を立てた両親、親戚が強制的に離婚させたというのが真相です。

ちなみに、文教祖は絶対に離婚したくありませんでした。理由は、崔先吉夫人の家が「超金持ち」だったからです。崔先吉夫人の背景を手放すことは文教祖はマイナスだと思ったのでしょう。しかし、同時に手放せないものがありました。それは、メシアとしての位置です。

文教祖は「血分け(性の儀式)」は浮気とは思っていません。メシアとして当然のやるべきこととして捉えています。ですから罪の呵責はありません。


<崔夫人の叔父崔聖模は韓国の財閥>

【新東亜グループ】
「東亜製粉(株)を母体として設立されたグループ。創業者は崔聖模、グループ会長は息子崔淳永だ。 1953年朝鮮製粉株式会社(今の東亜製粉)を運営しながら事業を拡張し始めて55年釜山製氷冷蔵、66年大韓生命を取得した。 92年現在の大韓生命(株)・新東亜火災海上保険(株)・大成開発(株)など7個系列企業を置いている。 本社はソウル特別市永登浦区汝矣島洞(ヨイド)にある。」※崔淳永氏は現在は元会長

1957年に離婚するときに、崔夫人の叔父崔聖模氏が猛反対したのです。文教祖は、未だに崔聖模親子のことに恨みを言っています。メシアの摂理を邪魔した大罪人の運命は滅びるしかないのに、逆に発展してしまったので、教会ではこの話はあまり語られることはありません。朴マリアの話は嫌というほど出てきますけど。

反対した崔聖模氏や韓景職牧師らについて文教祖のみ言葉はどう言っているでしょうか。

『私は、神様の言われたとおりに生きる人です。私が願って離婚したのではありません。違います。既成教会、永楽教会の韓景職(牧師)が……。その人たちが、文総裁の家庭を破綻させたのです。私が泣く泣く「三年間待ちなさい。」と言ったのですが、三代の血族がやってきて、「それはだめだ。」と、強制的にサインするようにしたのです。それでも待つというのですが、天が……。女性に、ありとあらゆることをされました。つばを吐かれたり、履物を逆さまに持ってたたかれたり、足で蹴飛ばされたり、ありとあらゆることをされても、耐えたのです。それでも、“初愛が貴い”ということを知っているので、それを教えてあげ、愛は永遠、唯一、不変であると教えてあげたので、その指導者は、それを守らなければならないでしょう。しかし、後で刑務所にまで一族が訪ねて来て、「崔氏一族が、偽イエスと結婚したとすれば、一族の恥だから、それは死んでもだめだ。判を押しなさい。」と言って、強制したのです。神様が、「おいおい、みっともないので、サインしてあげなさい。」と、おっしゃったので、それで離婚したのです。離婚したのは正しかったですか、間違っていましたか?』
(「天宙平和統一家庭堂」結成大会における御言 2003年3月10日韓国・リトルエンジェルス芸術会館)

『文総裁を死刑宣告したからといって、神様が許諾されないのに、捕まえて殺すことができますか? 自分が先に(霊界に)行くのです。皆、文総裁が死ぬようにと、どれほど祈祷しましたか? 韓景職牧師も逝きましたが、「ああ、統一教会の文総裁が出てきて、大変なことに……。」と祈祷したのです。神様が、「おいおい、文某 よ、今、韓景職という牧師が、統一教会が滅ぶようにと祈祷する声を聞いてみなさい。」とおっしゃったのです。本当に神様は冗談もお好きです。それで「韓景職」です。どれほど「恨」ができて「硬直」になったのでしょうか? 「永楽教会になった。」と言いますが、「永楽」で国を救うことはできません。「永楽」で仏教を消化することはできません。儒教も消化できません。』
(「神様王権即位式四周年およびイエス様ご聖誕記念式典」の御言 2005年1月3日 天城旺臨宮殿)

『崔氏が問題です。伝道した中で、崔奉春氏が問題になりました。また、その次はだれですか? 崔聖模氏の息子の名前は何でしたか?(「崔淳永です」)。崔淳永。本来、先生がビルディングをつくれば……。その財産をすべて分配すれば、母と娘たち、息子たちを中心として、長男よりパーセントが多いのです。完全に決意したなら、父であれ、崔何ですか?(「崔淳永」)。崔淳永も……。それは淳永です。国を代身して、淳朴の「淳」ですか、従順の「順」ですか? 女性は三つに分かれましたが、これ(淳)は三点(さんずい偏)です。水を象徴します。水を象徴する淳朴の「淳」の字です。水を象徴し、となりの「享」の字は、亨通の「亨」の字の形をしているではないですか? それが淳朴の「淳」の字です。』
(秋夕節の御言 2008年9月14日 韓国、坡州元殿)

『その次に、第三の基点が何かといえば、惠化洞(ソウル)です。そこにはカープの訓練所があるでしょう? (「はい。」)崔淳永の家だった三十六階建ての建物です。それを知っていますか? (「はい。」)今もそうでしょう? そこがカープの本部になり、教育した場所ではないですか? (「はい。」)』
(第二十四回「愛勝日」の御言(後編)2007年1月2日 天正宮博物館)

『聖進の母親の叔父が崔聖模です。一九五五年の事件を誰が起こしたかというと、崔聖模が起こしたのです。崔氏が先生を監獄に投げ込んだのです。内務部長官と手を組んで、統一教会をなくしてしまおうとしたのです。その息子の名前が崔淳永です。今でも反対しているではないですか。』
(真の御父母様の生涯路程 3より)

この内容からして、かなり崔先吉夫人の叔父崔聖模にライバル意識を燃やしているように見えます。摂理の失敗者が「財閥」になったのですから気がきではないでしょう。離婚のとき関与していた永楽教会の韓景職牧師が亡くなったことは、文教祖にとってはものすごく喜ばしいことのように語っていますね。また、多くの財産を持っている崔聖模一族に対しては「ソウル惠化洞の崔淳永の家だった三十六階建ての建物はカープの本部だった」とこちらも対抗心を燃やしています。何でも一番にならなければならない文教祖ですから、この発想は当然といえば当然なのでしょうけど。

また、文教祖は「1955年崔聖模と内務部長官と組んで、先生を監獄に投げ込んだのです」とみ言葉で語っていますが、そのときに崔先吉夫人が血分けの現場を見てしまったのです。しかし、崔夫人と結婚してから、血分け(性の儀式)は一度や二度ではありません。その内容はあとでまた記事にします。


<メシアを裏切った者は滅びると言わなければならない>

『皆さん、昔、聖進の母親が狂ったように反対したのです。ついてきていれば、どんなに良かったことでしょうか。そうしていれば、統一教会はこんなに苦労しなかったはずです。』
(真の御父母様の生涯路程 3より)

崔先吉夫人の一族は財閥でしたから、もし離婚しなかったら統一教会は経済的な苦労はなかったと言っています。しかし、あまりにも文教祖の女性関係がひどかったので、夫人の家族は「崔氏一族が、偽イエスと結婚したとすれば、一族の恥だから、それは死んでもだめだ。判を押しなさい。」と強制離婚させました。

その反面、このようなこともみ言葉で語っています。

六五年だったか、やって来て「どうか台所にでも入って、仕事ができるようにさせてくださいませんか」と言ったのですが、もうすべてが過ぎたというのです。また、いつだったか、一度私はその女性と道端で会いました。どれほど哀れだったことでしょうか。それを見れば、愛しているようなのです。それはどんなに哀れなことでしょうか。そのことが忘れられません。聖進の母親が反対しなかったならば、絶対的に夫のみを信じていたならば、知らない内にみ旨は全部成し遂げられていくのです。』
(真の御父母様の生涯路程 3より)

これは本当でしょうか?財閥一族の人間(崔先吉)が家政婦や女中の仕事をしなければならないほど生活に困窮するでしょうか?崔先吉夫人が、一族から追い出されたというのであれば別ですが、それはありえないことでしょう。この話は、信者向けに「メシアを裏切れば滅びる」ということを言いたいがための創作話の可能性が高いです。