ブラタモリ シーズン2 第3回 「新宿 ~水道編~」
NHK 総合テレビ 2010/10/21(木) 22:00~
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★タモリさんの地元!? 新宿
冒頭、タモリさんと久保田アナは、新宿御苑前の歩道からスタート。
タモリさんにとって新宿は、福岡にいるより長いから、もはや地元。
平日は毎日アルタですからね~。
新宿区長から表彰されていて、賞状が楽屋に貼ってあるそうです。
このあと戸田さんのナレーション開始時に
しっかり新宿アルタを映すところがいいね。
ナレーション:
タモリさんが地元と呼ぶほどなじみが深い新宿!
ショッピングにエンターテインメント、そして巨大歓楽街。
人があふれる華やかな街。
でも今回ブラタモリが注目したのは
人が生きてゆくのに欠かせない「水」です。
実は新宿には水を供給する様々な施設が集中していた。
しかもその伝統は江戸時代から続いている。
ブラタモリ、今回は都市の水の玄関口を探ります。
★大名屋敷跡を歩く (新宿御苑)
タモリさんが新宿御苑は内藤さんの大名屋敷だったと
久保田アナに説明しながら新宿御苑に入ってゆく。
この東京ドーム12個分の広い敷地が一人の大名屋敷
・・・大豪邸ですね。
ナレーション:
この広大な敷地のほとんどは、かつて内藤駿河守のお屋敷だった。
内藤新宿千駄ヶ谷絵図 全 (戸松昌訓) | 国土地理院
ここで案内していただく栩木真さんと待ち合わせ。
笑顔+直立不動の将校さんのような栩木さんは、
新宿区文化資源係で、新宿の発掘調査のエキスパート。
さっそく栩木さんから解説。
2010年4月に、御苑に流れる小川「玉川上水を偲ぶ流れ」を造った。
玉川上水の様子を記憶としてのこしていく事業の一つだそうです。
「(久) 玉川上水?」・・・って、オイ!
久保田アナは玉川上水というと太宰治しか思い浮かばない様子。
元々、新宿御苑の北側を走る道路の場所に玉川上水は通っていて
今は暗渠になっている。
再現したのは小川だが、実際の川幅も3m近くはあったそうです。
新宿区:玉川上水・内藤新宿分水散歩道
★玉川上水とは?
ナレーション:
かつての姿は浮世絵にも描かれていた。
名所江戸百景 玉川堤の花|国立国会図書館
小川のように見えるが、「上水」、つまり飲み水用に作られた大切な水路だった。
飲み水の確保は、徳川家康が江戸幕府を開いたときからの大問題だった。
当時の江戸は江戸城のすぐ近くまで海岸線が迫り、葦が生い茂る湿地帯。
海を埋め立てて造った場所では井戸を掘っても出てくるのは塩水ばかり。
そこで家康は小石川や井の頭池など近くの水源を利用した神田上水を整備。
(今の神田川)
しかし参勤交代が確立し、多くの過信や大名が江戸に住むようになると
江戸の人口は爆発的に増加。神田上水だけでは水が足らなくなった。
※紹介された絵:徳川盛世録(東洋文庫)/市岡正一 ¥2,520 Amazon.co.jp
困った幕府は4台将軍家綱の時代に、はるか43km先の多摩川(羽村)から
江戸市内に水を引き込むことにします。これが玉川上水。
指揮を執った玉川兄弟の卓越した土木技術でこの壮大なプロジェクトは完成。
この大工事を久保田アナが知らなかったとは・・。
工事期間を「承応ですから・・17世紀の頃ですかね」とソラでいう栩木さん。サスガ。
(承応年間:1652~1654年)
「(タ) これ語り出すとかなり時間かかるんだよ」
※ちなみに玉川上水ネタは「タモリ倶楽部」の常連ネタであります。
ここでも出ました、立川断層をどうやって超えていったかって話。
要するに、その土地の一番高いところ(尾根)を通しつつ、
江戸まで下り傾斜をキープする水路を作ったことがものすごいってことです。
★追跡!玉川上水
一行は玉川上水が流れていた甲州街道を歩く。
ナレーション:
一行が歩いていたのはこのあたり(赤線)。
甲州街道に沿って新宿を流れていた玉川上水ですが、
内藤駿河守敷地の北東でメインの流れが止まっている。
(東方向に道で断たれている場所)
江戸切絵図 四ッ谷絵図 全|国土地理院
※ここには「水番」「水番玉川御上水」と書かれた施設が描いてある。
ここは現在の四谷四丁目の交差点。
玉川上水はこの交差点に今のトンネル方向から流れてきていたわけですが…。
四谷大木戸(江戸名所圖會)|ドッグラン武蔵国分寺 トピックス
ここは四谷大木戸といわれる江戸の西の出入口だった。
絵でいうところの右側が四谷側で、江戸市内。
右側が新宿側で、場末と呼ばれた江戸の外だった。
栩木さんの解説:
この大木戸は今の四谷四丁目交差点の真ん中くらい。
絵の右上に見えるのが「水番屋」。
玉川上水はこの水番屋の裏側を流れている。
ナレーション:
※「羽邑臨視日記」(国立公文書館・蔵)の
「四谷大木戸・水番屋橋之圖」が画面で紹介され…。
四谷大木戸にあった水番屋では江戸に入る水の安全をチェックしていた。
なんとここから水は地下に潜ってゆくのです。
驚くことに江戸の地下には石や木で作られた水道管が
網の目のように張り巡らされていました。
総延長は150kmにもなり、当時の世界一の水道施設だったと言われている。
※「江戸時代の上水施設(写真)」(汐留遺跡発掘現場)
江戸時代の水道管は都内のあちこちで発見される。
でも次々に新しいビルが建つので、なかなか一般の人の目に触れる機会はない。
※発掘された木樋(木の水道管)が紹介された。
おもに檜材で精巧に作られていた。
発掘された江戸上水|東京都水道歴史館
石で造られたメインの水道管を「石樋」といい、
現在、神田上水に使われていた石樋が本郷の公園に保存されている。
※参考リンク:本郷給水所公苑|東京散歩
幅高さともに1.5mもある頑丈に造られた水道管が江戸を走っていました。
一行は玉川上水の痕跡を探す。
実は一行が歩いていきた新宿四丁目のカーブ(赤線)が玉川上水の名残。
このカーブに沿って歩いてるうちに、
タモリさんが道路から見える都立新宿高校敷地内に水道の石を見つけた。
栩木さん解説では、水道の石じゃないけど、
その上にかかっていた下水の「とい」なのだそうだ。
早速敷地内に入れてもらって、チェック。
女子高生はタモリさんの突然の来訪に大興奮です。
この「石とい」は安山岩の一枚岩で出来ていて、
3mくらいのものをくりぬいて造られている。
この石といの下に玉川上水が流れていた。
下水が上水の上を流れていたことにビックリの久保田アナ。
==| |==(上水)
(下水) こんな感じので上水に下水の橋を架けるのに使った。
「(タ) 高校の中にあるんだけれども、果たしてこの高校、
何人の生徒が玉川上水に興味もってんのかね」
「(久) 新宿高校の生徒さん、どうですかね」
女子高生に「石とい」や玉川上水について尋ねたタモリさんですが・・。
ぜんぜん興味なし!!(笑)
※ちなみに新宿高校は戸山高校と並び、古くから有数の進学校であります。
坂本龍一さんの母校でもあります。
★発見!失われた水路
一行は交差点から行き止まりの道を発見し、先まで行ってみる。
そこは新宿御苑の東の端っこなのだが、ここには余水ばけの跡があった。
余水ばけとは水番屋で余った水を渋谷方面に流すための水路。
普段は立ち入り禁止なのだが、
そこは栩木さんがいるので、特別に余水ばけのなかを歩かせてもらうことに。
※栩木さん、タモリさん、久保田アナ、全員血液型がO型!
歩く前に虫除けスプレーは欠かさないのでした。
余水ばけ跡に入った一行。
タモリさんもここまでは知らなかったようです。
余水ばけ(水路)は幅がとても広く、周りは気が生い茂ってることもあり
なかなか新宿とは思えない風景でした。
★水番屋が水道局に!
再び水番屋跡に戻った一行が気づいたこと・・
それはその跡地が水道局になってること!
早速入ってみると、
壁に描かれた東京都水道局のキャラクターがお出迎え。
窓口の職員の方にうかがうと、「水滴くん」と「水玉ちゃん」というのだそうで!
※キャラクターはこちらで→東京都水道局
これはタモリさんも知らなかったようです。
ここで東京都水道局新宿営業所所長の佐藤隆美さんが登場。
水番屋跡にあえて水道局を造ったのかという質問に、
元々ここは水道局の土地。
玉川上水があって土地もあったので、
新宿区役所と一緒にビルを建てたそうです。
水道局新宿営業所の前には「水道碑記」という石碑もあるんですね!
ここには自腹を切ってまで工事を進めた玉川兄弟の功績が
たたえられています。
玉川兄弟というと「玉川カルテット」を連想してしまい
どうしても軽く聞こえてしまうと笑うタモリさん。
ここで佐藤署長が「東京水」というペットボトル水を差し入れ。
最近美味しくなったといわれて都庁などで販売もされている東京の水道水です。
「(久) これは、どっかの水道ひねって入れてるんですか?」
って、真顔できく久保田アナ~~ 天然~~
「(タ) みもふたもないこといいますけど…」
さすがに炎天下のロケだったのか、タモリさんは半分(250cc)くらい一気に!
「(タ) ああ、のど乾いてた」
★ブラタモ写真館
NHK「ブラタモリ」公式サイト(これまでの放送)に写真があります。
雷電稲荷神社のきつね。
なぜか金網で囲われていて、
こんなものを盗む奴がいるのかしらと不思議がっていました。
「こま犬」と勘違いしていましたが…。
最後にスタッフから指摘され、・・・きつねです。
★幻の池を探せ!
ナレーション:
新宿はかつて水の景勝地でもあったところ。
その痕跡を訪ねてタモリさんたちが向ったのは高層ビル街の西側。
一行は十二社池の上(じゅうにそういけのうえ)のバス停に来た。
さすが、タモリさんはちゃんと読めます。そしてこの先が池の下なんだと説明。
つまり江戸時代にはここにかなり大きな池があって
茶店とかもあり、賑わっていたそうです。
ナレーション:
水辺の景勝地として江戸名所のひとつにもなっていた十二社池。
たくさんの人で賑わっていたが、池は少しずつ埋め立てられ
残念なことに昭和43年には完全になくなってしまった。
※「十二社菖蒲の圖」(一松斎芳宗)
大正時代の絵はがき「湖畔之納涼(十二社)」
が紹介されていました。
名残は残っているはずだと、一行は探すことに。
新宿中央公園の西側にある住宅地の路地が低くなっているので
そこを歩いて近所の方に聞いてみる。
きれいなお姉さんはここに住んで3年ということで、
池のことはわからなかったけど、近所のタバコ屋のおばあちゃんを紹介してくれた。
タバコ屋のおばあちゃん曰く、うちの裏が池だったと教えてくれた。
その先に行くと、「十二社福助」と書いてあるそば屋さんがあった。
ここは古そうだということで、聞いてみると、
女将の風間久美子さんが池があったころの写真を保管していて見せてくれた。
※加藤嶺夫さんが撮影された、池のほとりに建つ「福助」の写真など…。
当時の池の様子を聞くと、
「福助」の前は、粋な黒塀の料亭が並んでいたそうです。
「♪粋な黒塀、見越しの松に~」の、死んだはずだよお富さん~
を、口ずさんだタモリさんですが、なんと、
「(女将) お富さんって、うちの前は『お富さん』っていう料亭だったんです」
ですって!
このあたりは観光地で料亭もたくさんあって、三味線の音が聞こえてたそうな。
ここで94歳の大女将・風間千代さん登場!
池にはボートもあって、店からずっと続いてて、
お客さんがそこから池の鯉に余ったそばをあげていたそうです。
店の横からは池に出れるようにスロープになっていたという女将。
早速いってみましょう、ってことで店から出た一行は、
路地裏の細い坂を池のあったほうへ下りてゆく。
途中に「ホテルニュー寿」があって、
当時もこういう機能があったんじゃないか、
伝統が残ってるんだよというタモリさん。
熊の神社に面する大きな通りに出る前にあった
広い大きな階段を下ると、昔そこに十二社の池が広がっていたんですね。
★高層ビル街のヒミツ
ナレーション:
新宿といえば高層ビル街。
実はここも水とは深い関係がある場所なんです。
※バックにクリスタルキングの「大都会」が流れてた。
※ちなみにここを紹介するなら、半田健人くんを出せばいいのにと思った。
都庁前で、水道局OBの谷口元さんと待ち合わせ。
谷口さんは水道のことに大変詳しい方。
それもそのはず。谷口さんの祖父・父・谷口さん、息子さんと
4代にわたって東京水道局に勤めてるそうです!
ちなみにお孫さん(5代目)はまだ8ヶ月なので、
水道に興味があるのかは不明でしたが、
おじいちゃんとしてはやらせたいみたい!
そんな谷口さんは小学生時代は
この場所にあった水道関係施設の社宅に住んでいたそうです。
★誕生!巨大浄水場
今は高層ビルが立ち並ぶ西新宿ですが、
その前は東京の水道で一番最初に出来た「淀橋浄水場」だった。
ナレーション:
新宿新都心と淀橋浄水場(東建月報2月号掲載)
この昭和40年ごろの写真を見ると、
水をろ過するための広大な池が並んでいます。
建設のきっかけは明治19年のコレラの大流行。
「虎列利 退治の図」(錦絵医学民族志より)|エーザイ『くすりの博物館』
「虎列利 退治の図」の絵のように、虎に見立てたコレラが大暴れ。
それを衛生隊が水道の水でやっつけようとしています。
伝染病の蔓延を食い止めるために、
水をろ過殺菌する本格的な浄水場が作られた。
水道管も鉄のものに変えて水には圧力をかけて火災消火にも使えるようにした。
浄水場の重要性がはっきりわかるのは戦争中の地図。
昭和3~4年の地図にはちゃんと浄水場が記載されているが
戦争が色濃くなってきた昭和12年になると
浄水場は軍事的にも重要な施設なので、浄水場に見えないよう
池や樹木の地図記号が描かれ、わざと公園のように描き直されている。
浄水場は軍事機密。敵方にわからないようにしていたんですね。
さらに戦時中には池によしずや板などを浮かべて偽装。
上空から水が見えない工夫をして、大切な水を空襲から守ろうとしていた。
谷口さんの解説;
都市でいうと水道は血液みたいなもので、
これが止まると都市機能が麻痺してしまう。
水道は都市にとって非常に大事なものです。
★発見!浄水場の名残
この名残は、新宿駅西口をでてから真っ直ぐ西に向うと
低くなった道が西に走り、
その上を立体交差で南北に道が通っている。
この妙な高低差が浄水場の名残。
※うーん!なんでこうなってるんだろうって、前からフシギだった。
この構造は浄水場の構造から受け継いだもの。
この段差は、硬い地盤を生かして池の底からビルを建てて下の道を作り、
もともと地表だったところに上の道を作ったからなのだそうです。
※な~るほど!!
まさに街全体が池の痕跡になっている。
タモリさんや久保田アナも「うまいこと考えたものだ」と大感心!
★「給水所」探検
淀橋浄水場はなくなったが、高層ビルの谷間に
「東京都水道局・淀橋給水所」という施設があり、
一行はそこを訪ねた。
案内してくれたのは、施設管理課長の若林武夫さん。
給水所は水を各家庭に送り出すためのプールみたいな場所。
ここの地下に大きな貯水槽があるそうなので、一行はそれを見学させてもらう。
入った場所の奥の壁の向こうが、
25mプール240杯分の水をためられる貯水槽。
ただセキュリティーの問題で見せていただくのはここまで。
その構造のイメージは、CGで説明されてました。
ナレーション:
現在の水道水はまず川の水を浄水場できれいにします。
東京都では多摩川水系、利根川水系の川から水をとっています。
そして淀橋給水所のような給水拠点で水圧水量を調整します。
給水所は私たちの気づかないところで生活を支えています。
地震災害時は給水所で水を配るそうなので、場所を覚えておくと便利。
タモリさんたちも若林さんから給水地点の書かれたパンフをもらってました。
覚えてください!お近くの給水拠点(地図)|東京都水道局
半径2km以内に合計200箇所もあるんですね。
小さめの震災対策用応急給水槽は公園やグラウンドの下にあるそうです。
目印はレンガ造りの建物。
パンフでは、
水玉ちゃんが「給水拠点を覚えてください」
水滴くんが「水の汲み置きをしてください」と言っている。
★(秘)水道施設に潜入!
今回は特別に東京水道の中枢へ潜入。
画面は場所がわからないようにモザイクだらけです。
そこは「東京都水運用センター」。
東京都の全ての水道を24時間監視コントロールする監視室があり、
水運用センター課長の堀口素さんに案内してもらい中央監視室へ。
ひゃ~!壁一面制御表示板!
ここで各給水所の水圧水量をきめているのだとか!
谷口さんが面白い例を言ってました。
サッカーワールドカップの日本×オランダ戦のとき
ハーフタイムになると水の需要が一気に3割上がったのだそうです。
テレビ観戦していたみんなが、それまで我慢してたトイレにいったり、
逆に水を飲んだりしたかららしい。そういう変化もこの監視室で即わかるという。
堀口さん曰く、この3割り増しもその前から需要予測と研修をおこなっていて
きちんと対応して水圧をあげていたそうです。
★ブラタモ写真館
NHK「ブラタモリ」公式サイト(これまでの放送)に写真があります。
ビルの間のイチョウの巨木。
十二社の「福助」と隣のビルの間の狭いところに生えてる木。
ビルが後に建てられているはずなので、
窮屈な思いをさせてすいませんとタモリさんが木に誤ってました。(笑)
しかも「福助」さんで見せてもらった昔の写真にもこの木が写ってた!
「福助」の隣の「麻雀・十二社」の脇に生えていたのね。
★ビルの地下に謎の施設!?
一行が高層ビル街で見つけたのは、
「東京都新宿副都心・水リサイクルセンター」。
新宿副都心水リサイクルセンター|東京都下水道局
※今度は下水道ですね。
この施設はビルの地下4階にあって、
東京都下水道局 落合水再生センター長の鎌田功一さんが一行を案内。
★高層ビル用トイレ水!?
「新宿副都心・水リサイクルセンター」は
高層ビルのトイレ専用の水を供給している施設。
高層ビルでは使う水の量が膨大なので
水道水を節約するためにトイレには下水を再生した水を使っているのです。
施設の廊下の床には西新宿用配水槽のマンホール。
建物の床にマンホールがあるのを見るのは、タモリさんも初めてのようです。
マンホールを開けると、眼下に水・・。
他の水槽では深さ5mの水。
底には魚の絵が描いてあって、透明度を確かめることが出来る。
ナレーション:
ここは都内で初めて出来た水リサイクルセンター。
いつの時代も新宿には水の最先端施設が建設されてきたんですね。
★エンディングは新宿中央公園・噴水前から
「(タ) 新宿と水は切っても切れない縁がありますね。
まず、江戸時代になって爆発的に増える人口のために玉川上水を造って。
それから明治になって疫病がはやるんで、鉄管の水道に換えて。
その跡がこうやって高層ビルになるんですけどもね。
いつも水の玄関口みたいなもんですね。大都会東京のね。
後ろがこうやってふんだんに水つかってますけども、
これもやっぱり新宿の水の名残ですかね。」
「(久) これもアピール」
「(タ) アピールじゃないですかね」
★最後は戸田さんの語りでシメ~ (おわりに・・・)
「江戸から絶えることのない水の流れが今も大都会を潤します。
ブラタモリ、楽しんでいただけましたか?それではごきげんよう」
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
次回のブラタモリは、アンコール放送「上野」です。
(放送は 2010年10月28日 22:00~)
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★出演
メイン: タモリさん 久保田裕佳アナ
案内:
栩木真さん (新宿区文化資源係)
佐藤隆美さん (東京都水道局 新宿営業所 所長)
風間久美子さん(そば屋「福助」女将)
風間千代さん (そば屋「福助」大女将・94歳)
谷口元さん (東京都水道局OB)
若林武夫さん (淀橋給水所・施設管理課長)
堀口素さん (東京都水運用センター課長)
鎌田功一さん (東京都下水道局 落合水再生センター長)
語り: 戸田恵子さん
★スタッフ
テーマ曲:井上陽水「MAP」(リリース未定)
タイトルCG…鈴木哲
再現CG……高羽和行(1,5,6,11)
… 蒲地高志(2,7)
… 丹羽央幸(3) (2-2,)
… 福田将士(4,8,12)
… 野本英慎(9,10,14) (2-1,)
… 齊藤まゆみ(13)
… 伊藤一雄(2-3,)
撮影協力…東京都新宿区
…東京都水道歴史館
…東京都水道局
…東京都下水道局
…内藤町まちづくり推進協議会
…角筈特別出張所
資料提供…新宿歴史博物館
…新宿区教育委員会
…河出書房新社
…国立国会図書館
…大阪城天守閣
撮影………高山直也(1)
…井ノ口輝憲(2)
…小早川康(4)
…吉野耕作(5,6)
…新井隆(7,12)
…浅野康治郎※(8)
…高橋剛(9)
…小出寿顕(10,14) (2-2)
…石和田哲郎(11,13) (2-1,)
…井上哲二※
…菊池将和(2-3,)
技術………中村徹(3)
音声………雄谷元一(1,2,5,9,12)
…小才和彦(3,4,7,8)
…小野寺寿之(6)
…川名貴之(10,14)
…小平晃央(11,13) (2-1,2)
…結城久美子(2-1,2,3)
…山田憲義※
…大谷英夫※
…岡田慎一(2-3,)
照明………丸山幸雄(1,2,3,7,12)
…具志堅明(4)
…岸本廣(5,6)
…上條信(8)
…上林栄樹(9)
…住谷洋介(10,11,13,14) (2-1,2,3)
映像技術…北村和也(2-1,2)
…眞舩毅(2-3,)
音響効果…五十嵐浩暢(1,9,12,13) (2-3,)
…海老原正倫(2,5,6,7,8,10,14) (2-1,2)
…井貝信太郎(3)
…神山勉(4)
…黒田正信※
編集………行徳美津子※(1,6)
…渦波亜朱佳(2,7)
…三宮和明(4,8,12) (2-2,)
…中島康(5,9,13) (2-1,3)
…内田雅美(10)
…竹内由貴(11)
…田村修成(14)
リサーチャー・牛久保明子※(1,2,3,6,7,9,10,13) (2-1,3)
…阿部直子(4,5,8,11,12,14)
…平松郁(2-2,)
取材………林幹雄※(1,2,4,5,7,8,9,13)
…河添有祐(1,2,4,7,9) (2-2,)
…山口忠継(3,10,13)
…竹下健一郎(5)
…清水駿平(6,8,12)
…土屋亮太(11,14)
…堀江誠己(2-1,2,3)
…良鉄矢(2-1,)
…入山直子(2-3,)
ディレクター…小林諭※(1,3)
…林幹雄※(3,6,10,11,12,14)
…相部任宏※(2,7)
…石上了子(6)
…竹下健一郎(4,8) (2-2,)
…高橋麻緒(5,9,13)
…木村歩(10)
…上山瞬平(11)
…川添有祐(12)
…高橋みちこ(14)
…髙橋麻緒(2-1,)
…小久保美葉子(2-3,)
制作統括……尾関憲一※
制作・著作……NHK
(※パイロット版のスタッフ)
美術 …森本功※
CG制作…・花房伸行※
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★記事リンク
「番組たまご」放送時 「明治神宮⇒原宿⇒表参道⇒青山通り」
第1回 「早稲田」
第2回 「上野」
第3回 「二子玉川」
第4回 「銀座」
第5回 「三田・麻布」
第6回 「秋葉原」
第7回 「日本橋」
第8回 「本郷台地」
第9回 「品川」
第10回 「横浜」
第11回 「浅草」
第12回 「神田」
第13回 「新宿・大久保」
第14回 「赤坂」
シーズン2 第1回 「築地」
シーズン2 第2回 「丸の内」
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タモリの著書を紹介。
これを読んで散策するのも良いのではないでしょうか。
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