連日の熱帯夜を越えて、眠い目をこすった朝。
ねぼすけのおかーしゃんが、いつになく気持ち晴ればれなのは、
今日が、れお君の2歳の誕生日だから
11月25日がうちの子記念日 で、迎えたその時は5ヶ月ほど。
頂いたワクチンの証明書に、「6月下旬生」とあったので、
今日がお誕生日と、勝手に決めています。
れお 、 2歳の晴れ姿
れお君が産声をあげたのは、野川のほとり。
おかーニャンと一緒に、川原で放浪生活 を送っていたそうです。
これは野川の流域にある都立公園の一角。
こどもたちが小1の頃、遊びに出かけた時の写真です。
手前に野川が流れ、川には鴨や鯉が泳ぎ、ザリガニ獲りをしたっけな。
野川公園の近くを通るたび、れお君のふるさとだ・・・・と、
これもまた、おかーしゃんの勝手な思い込み
写真は4月なので、れお君の生まれた季節には、もっと緑色濃く、
お日様もぎらぎらだったでしょうねぇ。
れお : 今日も暑いにゃ 友情出演、プッチ
川原では、きっといろんなことがあったでしょう。
きょうだいそろって、美猫だったと聞いています。
おかーニャンは、さぞかしべっぴんさんだったのでしょうね。
自由だけれど、危険もいっぱい、都会のワイルド・ライフ。
おかーニャン、よくぞよい子を産み、守ってくれました。
れお : おかーニャン、ぐっじょぶだにゃ
その後、保護されたきょうだいたちは、
赤ちゃん猫の育てのママさんの所に託されます。
そして風邪の治療やら、家猫修行。
ママさんから、たっぷりの愛情をシャワーのように注がれて、
元気に育てていただきました。
きょうだいそれぞれに、人間家族との縁結びも。
れお : 必殺・・・・・
れお君と我が家の赤い糸は、何処を如何通って結ばれていたのやら。
おかーしゃん、れお君が来た日のことは、未だに夢のよう。
季節は夏から秋を経て、冬の入り口。
ママさんは疾風のように現れて、風と共に去りぬ・・・
そして気がつくと、おかーしゃんの手の内に残されたのは、
れお君という宝物
正確にいうと、あの日れお君は・・・・・、
チェストの下に隠れて、出て来なかったのですが
れお : ひねりを効かせた、ふらにゃ~ご
れお君から、猫との暮らしの楽しさを教えてもらいました。
そして、あれよあれよと、れお・プッチ・ポコの3にゃんに
おかーしゃんが、ゴミ箱の中から、へその緒つきの猫 を拾ったのは、
2年前の6月末。
ちょうど、れお君の生まれた頃と重なるのです。
ちゃんと、出会いは用意されていたのかな。
こんな粋な計らいができるのは、やっぱりトイレの神様かしら。
だって、おかーニャンがべっぴんさんだもの
れお : おかーしゃん、またオヤジ
がはは、れお君、観念しにゃさい
君の運命として、どうか受け容れてくださいにゃ。
2歳の1年も、元気で楽しく
この先もずっと一緒に
今日もいい日で
ママさんのチーちゃん(チーター君)が、おかげさまで2歳です。
今年の保護猫さんたちも、どうか元気で幸せにと祈ります。