ペットと一緒に海外赴任へ⑤蘇州生活 | 駱駝の蘇州便利手帳

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江蘇省蘇州市周辺に特化した情報をお伝えしてます。
オシャレやグルメは載せてませんw 情報の過信☆厳禁!!

シリーズ5回目は

実生活で注意すべき点や

犬の養生許可証(苏州狗证办)について、お伝えします。


上海空港上陸後

7日間の係留を終えて。


上海から蘇州へ

チャーター車で運んできました。

この間、移動に関する許可証などは不要です。


チャーター車を利用する場合。

一般タクシーではトランクに入れられてしまうので

ペット送迎OKな業者に頼みたいところですが・・・・・


上海から近隣都市までは

送迎可能かどうか、相談してみてください。



■日本語で、送迎などを相談できる業者(2軒のみ)

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・美育ペットショップ

http://meiyu-pet.com.cn/jp/index.php


・万麗ペットショップ

http://www.wanli-pet.com.cn/main_02.asp

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<ペット可の物件>

近く、赴任される方からよく

「ペット可のマンションってありますか?」

と聞かれますが


中国の場合、ペットの飼育は

マンション単位での許可のアルナシではなく

部屋のオーナー次第なんです。


だからマンション1棟全部

ペット可または不可っていう物件

見たことないー(^^;)


家探しの段階で、不動産屋に

ペット可の物件を探してもらう事になります。




<オーナーさんってなに?>

ひらったく言えば、家主さんの事です。


デペロッパーは外枠を作って売るだけ

買った人は、部屋を好みに内装します。


人に貸す場合は、買った人=オーナーとなり

あらゆる交渉ごとの「くどき相手」になりますw


入居前と更新前交渉が

立場強く出られるので、何でも言いやすいですね。


「猫が飼いたい」

「ペットドアを設置したい」

 


「日本のDVDが映るデッキが欲しい」

「洗濯機が古いから入れ替えくれない?」

「ダブルベッドではなく、シングル2台で」


まぁ、イロイロあると思いますので、列挙はこの辺でww




<飼育許可証(养犬登记)について>

駱駝家はニャンコしかいないので

以下、すべて伝聞ですが・・・・間違ってたらゴメンですw


ニャンコは家から出ないので無届でOKですが。


ワンコは、移住最後のミッション

『養犬許可書』を手に入れましょう!

14

公安局(警察署)の発行する、この許可証は必須!

住み始めてから7日、遅くとも14日以内に届け出ましょう。

※カードだったっり、用紙だったりイロイロです



■申請に必要な条件・書類

①飼育場所のオーナーや管理会社の契約書のコピー
②予防接種証明

③健康検査合格書
④鑑賞犬であること(闘犬でない事)
⑤外国籍の場合は、留学や就業している事を証明

⑥パスポート

 




飼ってる方から、必要書類は↑ぐらいだよー

・・・・・と聞きましたが


実は、住む地域によって、少し異なる事が判りました。


なので、実際に窓口に行って

必要だと言われたものを提出してね~(^^;)

情報が足りない! むしろ情報を求む!!



**********2017年5月追記*************

見つけた資料を残しますね。

 

<蘇州犬飼育許可証(苏州狗证办)の詳細>

原文では、登録に必要なモノ・手順は下記の通りです。

詳細は→http://suzhou.bendibao.com/live/20151111/56631.shtm

間違うと出直しなので、中国語の判る方にチェックして貰って下さい。

 

■办理材料

1、《养犬申请登记表》

2、养犬治安责任书

3、个人:户口簿或居住证

单位:单位及其负责人的合法身份证明

4、犬只有效免疫证明

 

■追加情報

・1世帯で1匹しか飼えないの?

答えはYESです。業者登録でない場合は

住所に対し1匹しか登録できないのです。

もし、同じ世帯で2匹を飼育したいケースでは

『住所借り』をするそうです。

※不動産屋に相談する方が多いそうです。

 

・蘇州では、新たな生体チップが必須!?

蘇州市の管理方法として、飼育許可の登録時に

新規で生体チップを取り付けることを求めてきます。

園区の場合、登録窓口が3階にあり

1階の獣医で取り付けを行えるそうです。

 

また、別の方情報では狂犬病注射も

同じく、『目の前でうて』と求められるそうです。

これは偽書類が横行する中国ならでわの対策ですね。

もう、一外国人としては、どうしようもないです。


***************************************

上海の場合は

ペットショップ美育さんのHPが判りやすいかな?

http://meiyu-pet.com.cn/jp/yqxk.php



蘇州は「苏州养犬许可」で検索すると

ここが判りやすかったかな?

http://www.360doc.com/content/16/0619/13/4185775_569001147.shtml


一部抜粋してみますが・・・・・

・体長60mc×体高40cm以内

このサイズだと、中型犬までですね(^^;)


・広場、ホテル、公園、風景区(観光地)、飲食店、体育館、

 プール、理髪店など、人の多く集まる場所に連れて行かない

公園ダメなのー(@@) どうりで宅地を散歩させてる訳ね


・指定病院で狂定期的な犬病予防接種の義務付け

居住地域での指定病院の意味だそうデス。


・公安(警察)部門に登録する事

居住地域の管轄公安の意味です。


・・・・・なんかイロイロ

細かい事が定められてますね(^^;)


こりゃ、窓口に行くときは、

中国語を解説してくれる方必須だわ(><)




<蘇州ではどこで登録するの?>

園区住みの方の話では・・・・・・


天域1期の近くで

1階が病院、3階が申請書だったとの事。

 

登録時に

・狂犬病予防接種をされた

・ライフチップを入れられた


※書類は、お金出せば作れるので信憑性がない。

 私の目の前で、ライフチップを入れ

 狂犬病注射を打ってくれないと、許可は出せない

 という言い分だったそうデス(^^;)

 

新区情報、もってませーん(^^;)ごめんなさーい!




<養犬許可、届け出なかったら、罰金?>

最悪のシナリオでは、撲殺かもー ( ̄。 ̄|||)

北京オリンピックの時、そうだったので

 

実際にそういう目にあった外国人の話を

身近で聞き込んでいるわけでは有りませんが

 

北京オリンピック

上海万博

 

などの大規模で国際的なイベント時には

外国人が犬にかまれる事ないよう

野犬の取り締まりを行います。

 

その際、無届の犬も一緒に殺してしまうので

近所の住人に密告されて捕まったらアウト!

 

届出メンドーでも、しないとヤバイと思います(;。;)

 

 

 



<蘇州で犬を飼う場合、予防接種はどうしてる?>

園区住みの、別の飼い主さんからの話では


狂犬病予防接種を

住んでいる都市の指定病院で1回

帰国対策で、上海の指定病院で1回

つまり、年2回、受けているそうデス~。


ちなみに、上海にある『申普宠物医院』では

(国が定める帰国対策で指定病院となっている)

狂犬病予防接種:70元

犬8種混合予防接種:145元

猫3種混合予防接種:105元

新規で手帳発行した場合:10元 がかかります。

 


Q:年2回も狂犬病予防注射、したくないんですけど?

A:気持ちは判りますが、避けようと思えば

逆にヤヤコシイみたいデス^^;

 

実は、上海と北京にしかない

「帰国時に必要な書類を揃えてくれる指定病院」ですが

とても遠方すぎて、通えない地域にお住まいの方の場合。


地元で受けている予防接種が

「ちゃんとしている予防接種であること」

を証明をできればイイらしいんですけどね。


めちゃ、大変なんですって! (--;)


書類だけでなく、写真や動画などを駆使して

予防接種が間違いなく行われたこと

その時のワクチンが本物である事

獣医が地域の認可を受けた本人であることなど

まぁ、イロイロあるらしいですー。


この辺、スッキリできたら年1回で済むのにね^^;






<ニャンコは予防接種どうしてる?>

猫は居住区指定の予防接種がないので

帰国対策の年1回のみ、という方が普通だと思います。


年1回のことなので、

駱駝は蘇州から上海まで連れて行っています。

駱駝のブログ  



詳細は過去記事でどうぞ!

   ↓

■ブログ内記事

猫の狂犬病予防接種に行ってきたw



 


<蘇州での実生活>

蘇州でニャンワンと暮らしてる方

ずいぶん増えましたー(^-^)


規定では公園不可とか

イロイロ書かれていましたが

「公園に1歩でも入ったら通報するわよ」

的な方は、聞いたことがないので

まぁまぁ、上手に折り合っているのだと思います。


しかしながら。

リードをつけてお散歩、糞の始末する日本人の飼い方と

ワンコは一人お散歩フツーな蘇州とではキャップがあり

気をつけなければならない事も多いですが


慣れちゃえば、フツー?

ワンコも楽しく暮らせますので、ご心配なく (* ̄▽ ̄)



フードやペット用品は

メーカーこだわらなければ

何でも手に入ります。


それでも、日本に一時帰国の際に

大量にもって帰る方が多いデスねw


日本からのお取り寄せは・・・・・・今は4割くらい?

近年ではEMSでも税関で抜き取られ

届いていませーん(;д;)・・・な方が続出です。

 

運よく届いても、課税されたり、

止められて変なトコまで取りに行かされたり?

生活に慣れてない方は、送らない方が無難な感じですー。


駱駝家のしましま嬢は、現地生産の「いなば」の

パウチを買っています。

日本だと主に魚系が多いけど

中国だと主に鶏肉になります。


現地化が進んだしましま嬢は

魚よりむしろ豚肉・鶏肉に強反応しマースww



<ペットつながりのサークル>

現状、蘇州にはありません。

上海に、飼い主が自主的に集まった

助け合い目的のサークルがありマス。


JNWCS上海にゃんわんクラブ  公式HP

http://ameblo.jp/jnwcs/


会費無料、脱会も簡単です^^


名前の由来は、設立で中心人物だった方が

猫の飼い主さんだったので

「にゃんわん」なのだそうですw


活動は主に、情報交換(相談)と

犬組はオフ会と預け預かりなどお泊り会

猫組は預け預かり予行練習のお泊り会、かな?


このほか、常に最新の情報を溜め込んでいます。


例えば

「上海に上陸するための渡航手順」

「日本に帰国するための渡航手順」

独自にガイドラインを作ってくれています。

 


情報満載!(中国からだとVPN必要です)

旧にゃんわんgooブログに、詳しい情報が載ってますヾ(´▽`)ノ

http://blog.goo.ne.jp/jnwcs



例えば

「様子がおかしい、日本語通じる病院はどこ?」

「急な出張で・・・・ペットシッターを頼みたい」

「日本から送った治療食が税関で抜き取られちゃった!

 スグに買える場所を教えて!」や

「養犬許可のここが判らない」などなど


会員さんが困って、微信で投稿すれば

スグに誰かが反応する


そんな何気ない助け合いですが

本当ーに、心強いんデスよね。


かならず解決するとは限りませんが(^^;)


部屋で一人、不安に思ってるとき

誰かとつながってる、という気持ちは

すごく助けになると思います。


駱駝は蘇州猫組で、

あまり上海猫組さんと絡みありませんが

蘇州猫組さん、増えてくれたら嬉しいなw


良かったら、登録してみてー(^-^)ノ

 


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■上海にゃんわんクラブに入会する方法■


①入会希望のメールを送る→折り返し連絡ありマス。

送信先メアド: shanghaihuamao★hotmail.co.jp ←星を@に変換

②ご本名、連絡先などのプロフィールを送る。

③WeChat(微信) QRコードから、微信に参加できます。

※上海じゃぴおん(上海エリア配布の無料情報誌)

じゃぴおん上海


こちらのクラブが正解ですw
にゃんわん会


※上海わんにゃん里親会は別団体でーす(・-・)


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<どの動物病院がいいの?>

コレに関しては、かかる病気次第ですねー。


たとえば、上海に有る日本人獣医のいる病院に

日本語が通じるという理由でかかった方で


「風邪でかかったとき、すごく親切にして貰ったよ」

「末期のガンだった。治療方針が納得できなかった」


前者は完治して、今も元気にお散歩行けてますが

後者はお亡くなりになったので、評価低いです。


つまり、結果次第では

評価は真逆なんですよ(^^;)


こればっかりはナンとも・・・・判断難しいです。

ただ、概要としては

日本人獣医師の居る日本語可の動物病院

ヨーロピアン獣医師がいる英語可の動物病院

はすべて、上海にあります。


良いか、どうかは、ご自分でご判断ください(--)b



ローカルの獣医もねー。

悪くはないと思うんですけどねー

ぶっちゃけ、アルバイト獣医、偽獣医も居るのよね。

だから、ご自分で信頼できる

獣医を確保するしかありません!


駱駝は・・・・・蘇州园区の

一人の熱心な獣医さんを全面的に支持。


先生が病院を移動したら、追いかける感じ?(^。^)

動物病院

「この人が救えなかったら、寿命と思うことにしよう」

と思えるほど、面倒くさい治療をこなしてしまう方で

彼の判断も、治療方針も、納得できるからーw

 

衛生面の雑さはアリますが、医術は信頼レベル。


英語と中国語でコミュニケーション可能な点も

ありがたいですね(^-^)


読者様にも

信頼できるかかりつけ医

見つかるといいですね(^-^)ノ






最後に。

赴任中に、ニャンワンが天国へ。

そんな場合、ペット葬儀社、上海にあります。

 


例) 上海释友宠物殡葬

http://www.my-dear-pet.com/pet_fire.php



そこで焼いて、遺灰を

日本に持ち帰ったご家族も、おられます。

 

すごーく、大事に扱ってくれたそうです(;;)

 

このように、今は上海でも

ちゃんとしてあげられる方法がアリます。(--)






という訳で。


日本でできる事は

上海なら、ほぼ全部可能です。


でも、蘇州は田舎なのでぇ

そこまでイロイロ揃ってません(^^;)



だけど、上海より人が穏やかで

生活便利なワリに、自然も公園も多く

ワンコとお散歩とか、楽しく過ごせる街ですよーヾ(´▽`)ノ






 


 

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上海の日本領事館HPより
「犬・猫等の日本から中国への持ち込みについて」