直江津駅からタクシーで5分。

越後国のもうひとつの一の宮、居多神社(コタジンジャ)に着きます。


緑に囲まれ、綺麗に整備された社頭。

 

◆越後国一の宮 居多神社◆


杉並木の石段。




鳥居をくぐり、

 

振り返ると、社頭から続く細い参道が見えます。



鳥居の先に進み、社殿へ。

 

拝殿

<御祭神>

大国主命

奴奈川姫 (大国主命の妃)
建御名方命


創建年代は不詳ですが、既に1200年前には従五位下の神階を賜った記録が残っているそうです。

 



真新しい社殿は2008年の造営。

 

御本殿

 

見た目も出雲大社風に刷新されました。

社殿の手前には親鸞聖人像。




京都から配流された親鸞聖人は、居多ヶ浜に上陸し、居多神社に参拝したそうです。

南北朝時代、この地の守護であった上杉氏が一の宮の称号を与えたそうです。

 


 

戦国時代になっても、上杉謙信の手厚い加護を受けました。

古来、"居"は"ケ"と読んでいたことから、この居多神社も北陸地方に多い[気多神社]と同じ流れを汲むと考えられているそうです。

 

同じ新潟でも、山の麓の彌彦神社に海沿いの居多神社…

広大な越後国、それぞれの性格を持った一の宮があっても不自然ではないですね。

社殿周辺は少し殺風景。

 



草木に囲まれていれば、もっと深い雰囲気になるでしょうね。

雁田神社

(御祭神:高皇産霊神、神皇産霊神)


懐妊、安産、夜尿症・性病の治癒にご利益があるとの事。
(中には男女のシンボルがごそっと)

奥に見えるのが、社務所兼宮司さん宅。



玄関に書き置きの御朱印がありました。

境内の桜は見頃を過ぎていましたが、淡く可憐な花を付けている木も。



 

この地に伝わる親鸞聖人七不思議のひとつ、片葉の葦が境内に群生しているそうですが、どれか分からず…季節違いだったかも?

今頃、境内は緑が萌えているのでしょうね。

居多神社を後にして、

社頭前の観光案内所でひと息入れて、隣接した国分寺へ。

御朱印


続く

 

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