昨日のBillboard Music Award、Princeのパフォーマンスがあると言うことで、我が家もTVの前に。
そこは世代の違いでしょうか、昔、父が私たちの聴く音楽のどこがいいのかわからないと言っていたあの心境で、ぼんやり画面を見ていると、そこにKid Rockがプレゼンターとして登場、オフィスワーカー張りに、なぜか手にマグカップを持っています。
急に興味津々、身を乗り出すMrs.を待ち構えていたのは、マグカップどころの騒ぎではありませんでした。Kid Rock、この後、こんな爆弾発言をしでかしてくれたんです。
"Let's give it up for people lip-synching under pre-recorded music! (事前収録した音楽に合わせて口ぱくをやってるみんなに拍手しよう!)"
ちょうどその少し前に、ぱくぱく全開だねと指摘していた我が家。あまりの率直発言に大笑い。
しかしこの発言、ご家庭では笑えるが、会場、しかもカメラに写る人たちはさてどう振舞ったらよいものか、うーん、難しいですね。
以前のブログにも書きましたが、一大イベントの事前収録は常識中の常識。
先日は大統領就任式でビヨンセが口ぱくだったと大騒ぎになっていましたが、ま、吹き替えではなく、あくまでもご本人のパフォーマンスを収録しているわけですし、そんな大問題でも無いような気もするのですが。
そんな常識を破るは、さすがPファンク。
グラミー賞のパフォーマンス、他のバンドやミュージシャン達がみな事前収録をする中、当たり前のように生演奏で挑み、反体制ぶりを発揮します。
ま、当たり前っちゃ、当たり前。Pファンクの連中にとっては、事前収録の音楽に合わせて演奏することの方が、よっぽどか難しいことですからね。
しかし、曲の進行をわかっていないシンガーが目に付くのはMrs.だけか。見事に口ぱくをするアーティストの方が、ずっとたくさん練習しているねと思わせる。
ま、それは置いておいて、ゲイリーも、ブギも、マリア姐さんもいます。なんて懐かしいんでしょう。もう長く会っていないビリーも。
グラミー賞の裏話はこちら。
http://ameblo.jp/blackbyrdmcknight/entry-10582129782.html