夜光花さんの『バグ』完結編です。

前巻までのお話を忘れかけてましたが
読んでるうちになんとか思い出せました。

ただ、結末に至るまでが
納得のいくストーリーではなかったので、
物足りないまま終わってしまった感じで
ちょっと拍子抜けでした。
前巻までがとても面白かったので
期待し過ぎてしまったのかもしれませんが。

あと、虫が苦手な私なので
大量のムカデ出現が度々あったのも辛かった。
でも、これは個人的な問題ですね(笑)

それと、二人の絡みのシーンは正直いらないと思ってしまった。
(もちろんそのページはサックリ飛ばしましたが)

元々、たとえ愛し合ってるのだとしても、
行為を実況中継するだけのH描写は
読みたくない私なのだけど、
この二人の場合はそもそもがさほど
恋愛関係が深まっていってないのだから尚更です。

そんな描写よりももっと物語を読ませてくれ
ってのが本音だったりしました。

というわけで。
今回は辛口感想となっています。
お嫌な方は読まれませんように。
(ってここまででも十分辛口ですね、すみません)

【関連記事】
バグ  バグ2 Amazon限定版
∟番外編
 食べられません (キャラBD2014)

バグ3 著者:夜光花 イラスト:湖水きよ
キャラ文庫 BL小説 2015年10月
★★★
バグ3 (キャラ文庫)/徳間書店
¥680
Amazon.co.jp

↓Kindle版
バグ3 (キャラ文庫)/徳間書店(Chara)
¥価格不明
Amazon.co.jp


◆あらすじ(裏表紙)
俺の中に「蟲」がいる――蟲を操る男・バグが、特別捜査官・飛留間七生の双子の兄弟だった!?
思い悩む七海を嘲笑うかのように、蟲が繁華街に現れた!?
殺戮を止めるには、バグに会うしかない!
共に闘うと誓ったパートナーで恋人の水雲には伝えないまま、バグと対峙する七生。
ついにバグの出生の謎と蟲の秘密が明らかに――!?
哀しき業と宿命が渦巻く衝撃のクライマックス!! ◆


感想は読メからコピペしたものです。

相変わらず勝手に単独行動する七生に苛つきつつも、
どんな真相が隠されているのかと期待して読んだのだが…。

残りページ数が少なくなるにつれ、
この本で完結するとは思えなくなってたんだけど、
あっけなく終わってしまった。

前巻までが面白かっただけに
不完全燃焼というか消化不良というか。
最終巻なのに残念な心地で読了。

せっかくの蟲使い・千野諭吉という存在も中途半端な印象で、
物語を無理やり終わらせた感が否めず。

3巻で完結させねばならない
裏事情でもあったのではと勘ぐってみたり。

もっとじっくり読ませてほしかった。

ラストの件に関しては…まぁあれはあれでありかなとは思う。

というか、夜光さん、
本当はもっと深い物語にしたかったんじゃ?
やっぱり裏事情ありか?(←深読みし過ぎ!)

でも、実はさらなる真実が隠されていた的な続編が出たら読んじゃうよ!
結局、蟲ってなんだったのか納得できていないもの。

(読了日2015/11/7)

≪夜光花作品INDEXへ

↓クリックよろしくお願いします♪壁||ョ*´ェ`) 
にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL小説読書感想へ
にほんブログ村

バグ (キャラ文庫)/徳間書店
¥637
Amazon.co.jp

↓Kindle版
バグ (キャラ文庫)/徳間書店(Chara)
¥価格不明
Amazon.co.jp

バグ2 (キャラ文庫)/徳間書店
¥648
Amazon.co.jp

↓Kindle版
バグ2 (キャラ文庫)/徳間書店(Chara)
¥価格不明
Amazon.co.jp