極道はスーツと煉獄を奔る/中原一也　ill.小山田あみ

私のお気に入りの中原さんのシリーズ2本のうち、
ドヤ街のシリーズは終わってしまったけど、
極道スーツはまだまだ続いてます！

このシリーズは一般市民である榎田が
極道の芦澤と恋人同士になったために、
裏社会の苛烈な争いに巻き込まれ
毎巻のように命の危険に曝されるという
ハードな展開の物語です。

お話はずっと続いているので
これから読まれる方は最初の巻から順に読まないと
ストーリーを把握できません。

そしてこのシリーズのポイントの一つは
芦澤による榎田の身体の開発(〃艸〃)ﾑﾌｯ
尿道責めに加え
最近ではtkbピアスも。

芦澤は榎田専用に特注お道具を作ってますからね～。
次はリムジンの改造車が登場か？
芦澤なら本当にやりそうでワクワク(´_ゝ`)ｸｯｸｸｸ･･

なお、この本はコミコミで購入したので
SSペーパーと表紙絵クリアファイルが付いてました。

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極道はスーツと煉獄を奔る　著者：中原一也　イラスト：小山田あみ
アズノベルズ　ＢＬ小説　2014年11月
★★★★

極道はスーツと煉獄を奔る (アズ・ノベルズ)/イースト・プレス: ￥918; Amazon.co.jp

◆あらすじ（裏表紙）
木崎の問題で未だ揺れている芦澤の組で、組長に隠し子がいることがわかり、勢力争いに新たな動きが…。
同じ頃、芦澤の恋人、榎田はイタリアのテーラーメイド協会主催のイベントに参加するため、ミラノを訪れていた。
充実した五日間の日程を終え、帰りの飛行機に乗ろうとした榎田だったが、そこには恐るべき罠が仕掛けられていた――。
榎田、そして芦澤、彼らを陥れようとする非道な煉獄への扉が開いてゆく……。　◆

感想は読メからコピペしたものです。

寝る前にちょっとだけと読み始めたら
止められず一気読み！

前半はテーラーメイドイベントで
ミラノに行った榎田の楽しげな旅行記なれど
その中に不安を誘う出来事がポツポツと。

そして後半はなんと榎田が
シチリアンマフィアの手に堕ちて！

毎巻ヒヤヒヤハラハラさせられる極道スーツ、
諏訪と木崎という大きな爆弾を抱えているうえに
組長の隠し子騒動で物語の行方がとても気になる！

気になるといえばこの巻に登場の土井。
もしや彼が？という想像も捨てきれず。

おまけのヒヤヒヤネタは芦澤のぷれいｗ
尿道に豆って…取れなくなったらどーすんのｗｗｗ

口絵がエロ美しいですが、
29ページの二人の合体姿がさらにエロスゴイ！←何語？

あみさんは攻のおしりもきっちり描いてくれるから嬉しい！

そしてあとがきのイラストには、ほっこり和んだ。

コミ特ペーパー『テーラーとハンカチ』は
二人の穏やかなひと時。
それと店の前に落ちてたハンカチが縁で
やってきた一人の青年、
いつか榎田のお客さんになってくれるといいな。

余談ですが引っかかった単語がひとつ。
シチリアンマフィアの血の掟・オメルタが
作中ではオルメタになってるんです。
イタリア語（？）の綴りでも
オメルタと読めるんだけど……オルメタともいうのかな？
何度も出てきたので誤植ではなさそうだし。

（読了日2014/11/9）

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