樹生さんのロクデナシシリーズ2作目です。
(新装版)ですが発刊は2004年の古い本です。

美形なのにロクデナシな弟・慧二に
幼い頃から酷い目に遭わされてきた堀慧一。
弟の同類友であるこれまたロクデナシの千葉が大嫌いだったのに、
前作でそのロクデナシに言い寄られ組み敷かれ、
いつしか好きになっていました…。

ロクデナシ攻めの執着が美味しいシリーズです。

2作目では、堀は次から次へと
大変だったりショックだったりする事件に見舞われますが
最大の難関は、醜悪な女キャラによって
窮地に追い込まれてしまうこと!

隠された出自が堀本人の知るところとなってりもしてまして。
それに伴ってか、
兄を兄とも思わない冷血なロクデナシと思われた
弟・慧二の堀への愛情とも受け取れるような言動もあります。

スピンオフで読んでた甲斐も出てきてニヨニヨしてしまいました。
甲斐だけでなく、加藤、設楽といったロクデナシ連中もイイ!

面白かったです♪

【関連記事】
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 限りなくゲームに近い本気(新装版)
 ∟スピンオフ
  最果てのロクデナシ  ロクデナシよりロクデナシ

限りなく身勝手な愛情 著者:樹生かなめ イラスト:麻生海
ダリア文庫 BL小説 2004年12月
★★★★
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◆あらすじ(裏表紙)
サラリーマンの堀慧一と高須賀和正は社内恋愛の真っ最中。 先輩なのに、凄みの入った強引な後輩・高須賀にいいようにHをされる毎日を送る堀だが、なんだかんだで高須賀を許してしまう。 そんな中、高須賀の携帯に堀の声で「別れてくれ」という電話が掛かり始める。 もちろん堀に覚えはなく、犯人探しを始めたが、その矢先に堀がゆうかいされて……!! ◆
 (あく金対策でひらがな表記あり)

感想は読メからコピペしたものに最後に少しだけ加筆しています。

理由は不明だけどこの本は別カプの話だと勝手に思い込んでた私。
どうしてなんだか(笑)

樹生さんの作品には強烈な女が出てきたりするけど
この本でも千葉の元せふれ・詩織がすごかった。
女の醜さ丸出しですな。

こういう女は本来私の地雷なんだけど
ここまできてると地雷にはならずwww
でも、このまま引き下がるとも思えなかったり。

なんやかやと不幸を呼び寄せてるような堀なんで
この後何が起きるのか楽しみ。

それにしてもロクデナシ攻が受にメロメロなのはとっても美味しい!
麻生さんのコメントにあるように
高須賀が何故そこまで堀に惚れたか、私も知りたいな♪

それから、堀を同棲に誘うものの、
なかなか同意を得られない高須賀。
その行方も気になります。
詩織のこともあるから一緒に住んだ方がいいと思うんだけど。
ロクデナシとの同棲はやっぱ躊躇するものなのだろうか(笑)

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