夜光花さんの『薔薇シリーズ』第4弾です。

この巻も面白かったです!夢中になって読みました。

奈良さんの絵、この巻もまたステキ!
表紙絵の啓の両脇をガードするレヴィンとラウル!
睨み合ってるのは二人の現状ですね(笑)
次でこれがどうなってるのかも楽しみ!

裏表紙は過去なのかな?
後姿がエリックとマリアだとしたら、
置いていかれて泣いている子供は啓ですよね。

二人の守護者という双璧を得て、
薔薇騎士として立ち上がった、現在の啓が表紙といった感じでしょうか。

口絵で3人が団子状態なのも美味しい!
そして、扉絵のアダムの意味深な笑みも!

本編ラストの挿絵もすごく好きです♪
騎士団の制服を着た3人!ヾ(=^▽^=)ノ

【関連レビュ】
薔薇の刻印  薔薇の血族  薔薇の陰謀

薔薇の奪還 著者:夜光花 イラスト:奈良千春
SHY NOVELS BL小説 2011年9月
★★★★★
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◆あらすじ(裏表紙)
不死者の血を引く者として、薔薇騎士でありながら薔薇騎士団から追われる身となった啓。 ずっと啓を見守ってきた守護者であるレヴィンは啓の血によって死にも似た眠りにつき、もうひとりの守護者であるラウルは、啓を救うために、宿敵アダムの手に落ちていた。 誰が本当の見方なのかさえわからないなか、ふたりの守護者を思い、ときに孤独に囚われる啓だったが……。 薔薇騎士と守護者、離れることのできない運命が再び動き始める!? ◆

レベル上げはRPGの基本です!
というわけで、
3年の年月を経てレベルアップした啓が物語を大きく動かしていきます。

啓のレベル上げエピも挟みながら、
ラウル救出、メイン3人の関係、薔薇の奪還と、
読者に緊迫感を持たせつつ納得させる筋の通った展開は、夜光さんさすがです。

レヴィンの騎士団での立ち位置もきっちりと押さえてくれてホッとしました。

そして3ぴ♪
美味しかったです~( *´艸`)ムプ
個人的にはこのまま3人でいって欲しいけどどうなるだろう。

ただ、個人的にちょっと気になってるのがレヴィン。
実は、彼にとってはエリックが1番なのかな?と
チラッと思ってもいる那義なのです。

そうなると、エリックを今でも愛し続けてるマリアとレヴィンの
憎悪の篭った対立が、啓との関係にどう影響するのか
ちょっと不安だったりするんですよね。

啓のおじいちゃんのスティーブンの出番も結構あります。
那義はこのじーちゃんもお気に入り!
口が悪くて厳格で融通の利かない人だけど、
ほんとは啓のことが可愛くて仕方ないんだろうなぁ。

Σ(゚д゚ )
那義、アダムも好きだし、いよいよジジイ萌えに突入か?

アデラという新キャラも出てきます。
謎のおばあさん。
アダムと過去に深いつながりがあるようですが。

そして、啓の母・マリア。
この後、どう出てくるのか怖い。
“母”であることを祈ってるけど。

アダムサイドの不穏な動きが
今後のさらなる波乱を予感させるラストとなってて、とても気になります!

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