夜光花さんのSHYノベルス薔薇シリーズ2巻です。

ファンタジーとしてもBLとしても、
ワクワクする展開でとても楽しめました!


「薔薇の刻印」では少量だった萌えシーンもたっぷり!
ラブも、那義の希望通りトライアングルな展開で
ウヒウヒしちゃいましたよー!

そして新キャラも盛りだくさんで、
中でも、ラスボスか?と思えるようなキャラに、個人的に萌えでした!


前巻のレビュはこちら

薔薇の刻印


薔薇の血族 著者:夜光花 イラスト:奈良千春
SHYノベルス BL小説 2010年12月

★★★★

薔薇の血族 (SHYノベルス)/夜光 花
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◆あらすじ(ノベルズ裏表紙)
十八歳になった夏、自分の運命を知った高校生の相馬啓は、一見平穏な日々を送っていた。けれど、敵の存在がある限り、薔薇騎士である啓の未来には闘いが待っていた。薔薇騎士のそばには、常に守護者の存在がある。守る者と、守られる者。 両者は惹かれあうことが運命づけられていた。 啓には父親の元守護者であり、幼い頃から自分を守り続けてくれたレヴィンに、新たな守護者であるラウルという、ふたりの守護者がいる。冷静なレヴィンに、情熱のラウル。惹かれ合うこの感情は恋なのか、それとも…… 薔薇を持つ男たちの運命は複雑に絡み合い――!! ◆


ファンタジーであり、サスペンス要素も多いお話なので
ネタバレは厳禁ですよね。
だから、ストーリー的なものは、あらすじ以上は書いてません。

啓の両親、祖母の秘密や、
薔薇騎士団の過去や現在、
不死者レベル2の謎、アダムという存在、
そしてそれらの繋がりやそれらが意味するものなど
不確かな要素がいっぱい散りばめられています。

新たなキャラクターであるアダム、これが魅力的でねーw
病んで歪んだキャラが大好物な那義にはまさしくツボでございました!

彼が啓とどう関わってくるのか、彼の野望はなんなのか。

薔薇騎士団の中での派閥争いもあり、
薔薇騎士候補の新キャラも出てきます。

そして啓サイドの新メンバーたちのいろいろな顔もわかってきます。

それらも含めて、いろんな謎が複雑に絡み合っているので、
これからの展開が楽しみでなりません。


そしてBLならではの男3人のトライアングル!
もちろん、啓を軸とした三角関係であり、
どちらとのHもあるため、二股が地雷の方はご注意を。

でも、それが地雷の方の感想を読んでも、
啓の心中の迷いや感情がしっかりと描写されているため、
地雷とはなっていない方がほとんどみたい。

薔薇騎士と守護者という関係からくる想いが
恋なのか、別のものなのか、啓自身がわかっていません。
でも、お互いに惹かれ合う存在である以上、
ふたりの守護者に同じように惹かれる啓の心情はとても良く理解できます。

レヴィンとラウル、対照的なふたりなので、
那義としては、3ぴーカプでイって欲しい!
どちらかを選ばなくてもいいじゃん!
レヴィンもラウルも捨てがたい!(これは那義の都合w)

3人で絡まなくてもいいから(ほんとは絡んで欲しいけどw)
Hは別々でもいいから、3人で1カプでイキましょうよー。


そうそう、コミカルな部分もあって。
今、啓が一緒に暮らしているのは、アシュレイとラウルと文也。


お食事当番はアシュレイ、ラウル、啓の交代制なのですが、
3人とも料理がダメwww
ラウルはパスタだけは作れますが、
パスタばっかり食うのは嫌なアシュレイと啓。
食事にまつわるエピと奈良さんの挿絵が楽しいです♪

奈良さんの絵、今回も素敵♪
表紙絵を見てから本を開き、口絵を見ると、
まぁなんて素敵な展開でしょう!
ビバ!トライアングル!でございますわ( *´艸`)ムププ

夜光さんのあとがきに、「啓がなよっとしないように気をつけてる」とありますが、
それは奈良さんの絵でもそうなってますよね。

薔薇騎士としてのワインのシーンなど、
啓、少年らしさはありつつもカッコイイですもん!

表紙の啓もカッコいいですし!

Hシーンの挿絵もいっぱい!

どれも色ぽくて綺麗ですよー!

啓を取り合ってバトってるレヴィンとラウルの挿絵も好きですー!

ほんとふたりとも魅力的過ぎてどちらか一人なんて選べないってばさ!


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