華籐えれなさんの2007年同人誌です。
氏の商業作品、
スレイヴァーズ、フリージングアイ、
シナプスの柩、サウダージ
の番外編が収録されてます。
年齢制限あり
本編のレビュはコチラ
↓
スレイヴァーズシリーズ
フリージングアイ
シナプスの柩（上）
(下）
サウダージ
月の涙午前零時 著者：華籐えれな
OFFICE-EK 同人誌 2007年12月
R-18
初春の宴 フリージングアイ番外編
京都の町屋を早瀬と二人で購入した若宮は
お正月をそこで一緒に過ごしたいと提案。
大晦日、早瀬は新居にストーブとこたつと布団を持ち込み、
いそいそとおせちと年越し蕎麦を用意して
東京で仕事を終えてこちらに向かっている若宮を待ちます。
それがなかなか来ないんですねー。
除夜の鐘も鳴り始めたっていうのに。
携帯電話も繋がらないし。
灯油も切れちゃって寒いし。。。
早瀬はカリカリしながらコタツで待ってますｗｗｗ
零時過ぎにやっと来た若宮。
でも拗ねた早瀬は寝た振りしてたんですが、
若宮の「お年玉持ってきたけど、やっぱり渡すのやめよう」
って独り言に思わず反応してしまいます。
いやぁ、あのクールビューティな早瀬が
可愛く思えてくるお話でした。
その後は濃厚なHです。もちろん！
ラストにはオチがあって笑えます！
シナプスの兎 シナプスの柩番外編
Hはありません。楽しくて和むお話です。
ドイツでの二人のひとコマ。
イースター間近で、街には卵や兎が飾られてます。
なんで、イースターに兎？と問いかけた水斗に
樋口は、欲しいなら買ってやると言うんです。
そう、樋口は水斗の記憶が戻った今でも
時々、彼を子ども扱いするようですｗｗｗ
それで水斗は自分が幼児退行していた頃の
兎にまつわるエピソードを思い出します。
その思い出は、
樋口の「過保護攻め」ならではのエピソードで、
でもそこには樋口の優しさが溢れていて
読んでると、クスクス笑えるとともに、
心があたたかくなります。
幸せそうな二人を感じられて嬉しかったです。
この二人、絶対バカップルだわｗｗｗ
飢餓の森 スレイヴァーズシリーズ番外編
スレイヴァーズシリーズが
完結する前に出た同人誌なので、
本編の合間のシリアスなお話になってます。
那義が本編読んだのはずいぶん昔なので
このお話が、どのタイトルの頃かは把握してません。
柊一を庇い、山脇に撃たれた冴木が退院してまもなくの頃、
柊一の母と桔梗がいる箱根の別荘に向かう二人です。
冴木の不器用な愛し方を
このころはまだ理解していない柊一が、
彼の冷たい物言いに揺さぶられてます。
Hは2回ｗ
1回目は、雨宿りをする木の下で、
冴木に仕掛けられ喘ぐ柊一です。
でも、柊一が弄ばれてるだけで
結合はないですｗ
2回目は階下に母と桔梗の笑い声が響く
バルコニーで、冴木に喰われてます。
これは挿入あり。
ラストは、その1年後のパリでの柊一。
冴木と離れてパリに来て
やっと彼の愛に気づいたのですが、
でも、もうそれは遅くて…。
冴木を求める心を疼かせています。
切ないなぁ。
月の涙 サウダージ番外編
本編後、兄・幸成のアパートに
転がり込んだ朔弥です。
で、レオンと喧嘩してます。
原因は幸成。
幸成のヘンテコぶりをしらない朔弥は
彼の嘘泣きの涙にコロッと騙されて、
レオンと手錠で繋がれるハメに。
しかも鍵はここにはないので、外す術もなく、
朔弥とレオンを残して幸成は外出してしまい…。
散々言い合いをした二人だけど、
朔弥が折れます。
そんな朔弥に改めて愛していると告げるレオン。
以降は二人のHですー。
描写は短いけどね。
でも、ラブラブでイイ！
オチもあります。
もちろん幸成ネタですよ。
那義、これ読んで幸成気に入りましたｗ
こゆ、小悪魔的男、好きですー！( *´艸`)ﾑﾌﾟﾌﾟ
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
シナプスの柩以外、どれも過去に読んだ話なので、
細かい部分まで思い出せず、
本編再読したり、要所要所を確認したりと
この1冊読むのにちょっと手まどいましたが、
楽しかったです！
華籐さんの同人誌、他にもあるので
また時間を見つけて読んでいこうと思います。
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