支援先のわけ | 獸木野生Official

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Blog by graphic novelist / Movie maker Maxine-Yeasty Kemonogi.
漫画家・映画監督獸木野生のオフィシャル・ブログ。著作PALM(パーム)、映画AppleEyeシリーズ。
ペット、アニマルライツ・コミュニティAID活動、旅行記他。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お知らせ:先日2017年4月より、AIDの現在の寄付金支援先、アグリ犬猫里親会さんが「アグリドッグレスキュー」に名前を変更いたしました。


ところでAIDはなんでアグリドッグレスキューを支援してるのか?
他に支援してるところはあるの?

 



AIDホームページ:
http://www.ac.cyberhome.ne.jp/~bigcat/index.html

アグリドッグレスキューHP:
http://aguri.nomaki.jp/index.html



・・・といった今更聞くのもなんだかダルイことについて、ちょっと話してみよう。
寄付金支援、つまりイベントなどで集めたお金を寄付させていただいているのは、発足から現在までのところ、かすかな例外を除いてアグリドッグレスキューさんだけだ。

テクニカルな内容だと余計わけわかんなくなるので、ぶっちゃけて内情暴露させていただくが、第一の理由は・・・

寄付する金がそんなにない

からである

AIDは2015年発足時からだいたい毎月一回くらいはイベントを行って、収入は洗いざらい全額寄付させていただいているのだが、年間の総寄付額は20万円あるかないか程度(*大雑把に書いてます。詳しくは後にリンク出てくる会計報告サイトをみてね)。
他の団体の内情はそんなに存じ上げないが、AIDと同じように里親会に寄付金支援する団体アニマルウォーク東京さんがある時やったイベント1回分で集めたご寄付がAIDの一年分に近いとか聞いたこともあるので、比較するとかなりささやかな額なのだ。
もちろんこういうものは金額ではないし、個人だったらディカプリオでもない限り毎年20万とか寄付するのはなかなかハードルが高いから、十分素晴らしいことなのだが、細か~く分割して方々にご寄付させていただくにはいくらなんでもちょっとサイズ不足なのである。


あたふたじゃあもっと稼げよ
あたふたどっかやり方がまずいんじゃないの?

というご意見もあるかもだが、全てにおいてど素人が「ものすごーく忙しくてボランティアなんか夢のまた夢みたいな人でも息抜きしながらできる活動」を目指してやってるので、その辺はとりあえず大目に見てほしい・・・

じゃあなぜアグリドッグレスキューなのか?
他は支援しないのか?


AIDは犬猫などの里親会だけでなくアニマル・ライツ全般・環境と人間の調和を目指す全ての活動を支援するコミュニティ。
実はかなり広範囲の様々な活動を支援しています。
各コラボレーターがバラバラに・・・

そう、AIDのコラボレーターは「アニマルライツを推進したい」とか「この世界をもっと良いところにしたい」という気持ちを持って集まってくれた人たちだが、考え方や活動の深度は様々で、各々の支援ジャンルや内容も多肢に渡り、AIDはこれを尊重しているんだね。

例えばアニマルライツにしても、ビーガンやベジタリアンの人もいるが、そうでない人も獸木野生を含め大勢いるし、「地球をもっと住みやすくするための活動」のカテゴリーもコラボレーターによって政治全般・経済・平和・環境・食とバラバラで、みんなそれぞれ自分の好きな活動や団体を支援してるんだ。
犬猫里親会活動も、自分がペットをもらったところの情報を拡散したり、それぞれ違ったところを応援してるんだよ。

ただしこれは、情報拡散支援や啓蒙などの、お金以外の支援の話。
お金の支援は2017年現在アグリドッグレスキューのみ。

なぜ他の団体でなくそこなのか?

一番の理由は
会計が公明正大
だから・・・


まず今のアグリドッグレスキューの会計サイト
http://aguri.nomaki.jp/ho-01.html
を見てみよう




じゃ~ん!!

うわー細かいね!しかも毎月その月の会計内訳が更新されてずっとホームページに保存されてるんだ。
実は名称変更前のはもっと細かくて、家計簿のように各項目内に詳細がいちいち記載されていたんで、これでもシンプルになっているんだよ。


もちろん他にもこのくらいやってるとこはあるかもだが、今まで推薦いただいた団体は、NPOでも年に一度大きな収支の会計報告するだけのところや、会計サイトがまったくないところもあったりしたんだ。


AIDやアグリドッグレスキューはNPOではないので、現在の法律では会計報告する義務すら本当はない。
極端にいうと、仮にAIDが1000円の寄付金を集めて1円しか寄付しなくても、報告しなくていいから世の中の人にはわからないことになる。
でもそんなんじゃみんなは納得できないよね?


寄付金集めを目的としたイベントに参加するなら、自分たちのお金が本当に世の中のために使われたのか知りたいし、
コラボレーターとしてAIDに参加するのなら、自分が不正のないコミュニティで活動しているという自信を持ちたいよね。


獸木もかつてメンバーとして参加させていただいた某ボラ団体が会計サイトを持たずランダムな会計報告しかしないところで、度々悪い噂や疑惑が周りに持ち上がったり、そのことで不和が起こって結果やめる人が出たり、どんどん人数が減っていったりしてしまい、
獸木もリーダーや活動を信じていたけど、そんなことがあるたびに「もしかしたら悪いことの片棒を担がされているかもしれない」というキモチの悪さが抜けず、その反動でAIDでは参加者にそんな思いをさせられんと会計をこれでもかと透明にした経緯がある。


会計サイトはたとえマメに更新されていても、ぶっちゃけその都度見る人はいない。
しかしもしなかったり、いい加減だったりすると、倫理や法律をさておくとしても、結局参加者に様々なストレスを押し付けてしまうことになるのだ。


でもってこれがこれでもかと透明なAID会計サイト。
http://www.ac.cyberhome.ne.jp/~bigcat/AIDaccount.html



 

「こんなに書かれてもわかるか!」とクレームがつくくらい、各イベントの収支が細かく記入されて、しかも寄付のレシート写真付きブログのリンクまで貼られてるよ。

他にもアグリドッグレスキューのしっかりした活動内容とか、AIDがそもそもアグリドッグレスキュー応援ブログから始まっていたり、AIDが他の団体のプロジェクトだった時から連携して活動していたからとか寄付金支援をさせていただく理由は色々ある。

アグリドッグレスキューのしっかりした活動内容についてはココを見てね:
http://www.ac.cyberhome.ne.jp/~bigcat/AIDshelter.html

AID発足の経緯:
http://ameblo.jp/bigcatstudio/entry-12110101122.html


 

そしてもちろん、会計サイトがなくても素晴らしい活動をしているところはたくさんあるし、知りようはないけどもしかしたらお金についても会計サイトがないだけでちゃんとしてるのかもしれない。
そういうところや、会計サイトも活動も素晴らしくてもAIDがお金が稼げないから寄付を差し上げられないところは、情報拡散や啓蒙で各コラボレーターごとに支援を行ってるよ。
ちなみに獸木はアグリドッグレスキューの他に猫里親会の高円寺にゃんだらーずやアニマルライツ全般を扱うアニマルライツセンター、環境団体のグリーンピースなどの情報拡散支援を現在やらせていただいている。


*情報拡散は自由意志で行われており、拡散や継続義務はありません。



情報拡散支援を含むAIDの主な里親会・アニマルライツ関係支援先はココを見てね
http://www.magiccity.ne.jp/~bigcat/ECO/AIDrescue.html

支援先ポリシーはココ:
http://www.ac.cyberhome.ne.jp/~bigcat/AIDGuidelines.html#ADR


ではこれからも試行錯誤しながら、しかしみなさんに安心してイベントやコラボレーター参加して楽しんでいただけるように肝心なところはしっかり抑えて色々な里親会や活動を応援して行くので、よろしくお願いいたします!