
そもそもの始まりはあのワトさん君
が、ご家族とキャンプに行き

「犬もオッケーみたいだから行ってみれば?」
とすすめてくれたことから
ワトさん君推奨のキャンプは見事に犬不可だった*のだが
もみじそばつまさんと手分けして犬可キャンプをサーチ!
おなじみの犬友メンバーも全員そろって参加出来そうとわかり
夢の企画がついに実現!!!
状況を把握しきれていないことがよくあります

言い出しっぺの獸木はキャンプほぼ未経験*!!!
シュラフと寝袋が同じモノだとも知らず、

バンガローとコテージの違いもわからない

特技は出没したムカデを捕まえて外に出せることくらい
*記事アップ前にかろうじて思い出したオーストラリアでのオートキャンプ体験を除くしかも参加メンバーはなかなかきわどい状況にあった



10話編成の大長編なのにベッドシーンがたった2回しかない
超健全マンガ*PALMの、最後の2回目のベッドシーンを描いている最中で
ほぼ未経験のキャンプに初挑戦するには
極端に集中力を欠くコンディションだった
*あくまで性描写に関する比較論ですそんな獸木に突然救いの手が!!

もみじそばおっとさんが、唯一のキャンプ経験者で
キャンプ用品一式とあらゆるノウハウをお持ちだったのだ。
しかも過酷な残業の合間をぬって、旅行会社並みのスケジュールを作り
みんなに連絡網で回してくれた・・・
ありがとうございます~
ありがとうございます~

いよいよ本格始動し、間近に迫ったキャンプ
獸木組長組として、いっしょに出かけてくれることになった
ハリーの彼氏ユウ君の飼い主ユウママも
みんなのために紙皿を準備してくれ、すでに荷物もまとめているというので
獸木も重い腰を上げることにした
獸木組長のキャンプの準備
え?何これ??
そう、あの日本以外の全世界で
今もっとも有名な天才ドッグトレーナー
シーザー・ミランに勝手に弟子入りし
ライバル犬もみじとケンカしないよう、ハリーをしつけること!
そこかい?!
と、お思いでしょうが、
このおもしろブログAIDで、過去爆笑ネタとして扱われていた
http://ameblo.jp/bigcatstudio/entry-11509682756.html
もみハリ問題は、実は命に関わる問題をはらんでいた

控えめに言っても、そのゴールは
「できれば相手を殺すこと」なのである。
緊張関係はどちらかが降参し、白黒つけば落ち着くとも言われるが、
白黒の境目が果てしなく究極に近い闘士型種や個体もあって
そういう犬に降参という選択肢はない
つまり殺すか殺されるまで戦うのだ
ハリーは小柄で非力な犬だが、血の半分は比較的気性が荒く、
旧日本軍軍犬の候補でもあったらしい甲斐犬 *出典・Wikipedia Japan
実際に喧嘩での死亡例が家族犬に出ている
こともあり

もみそば夫妻の大事な大事な、あの超愛くるしい
このブログでもすっかりレギュラーになっているもみじに
怪我などさせては一大事!!!



「とてもお利口な子ですが、日本犬は飼い主がきちんと
リーダーシップをとれないと、どえらいことになります*」
という警告も無駄になる
*やや表現を脚色しています互いの犬がとっくみ合っても、人間は通常
公共の場で笑顔を絶やすわけにはいかないが
公共の場で笑顔を絶やすわけにはいかないが
曖昧な飼い主の態度は、無意識に愛犬に発行する
殺しの仮免許証となってしまい
殺しの仮免許証となってしまい
回を重ねるごとに、その攻撃性は増大してゆく
ハリーともみじが会ったのは、キャンプの前はまだたった2回。
普段おとなしいと言われるハリーが
犬への本気の闘争心を見せたのも、実は今のところその2回のみ
つまり3回目となる今度のキャンプで、
飼い主が喧嘩禁止を犬語で公式宣言できるかどうかが
大切な運命の分かれ目


もみハリ面会禁止となるか?
いやーん どっちもイヤ~
もっと、もみちゃんとケンカしたい~
*実は喧嘩好きらしく、もみじとケンカしたあとは数日サワヤカな表情が続くハリーいけません

PALMの作者としていろいろドラマチックな経験もしたが
自分の犬からもみじを守ることになるとは
なんかよくわからんメロドラマのような展開・・・
でも大丈夫!!
犬の行動心理学や
犬同士が使う犬の体のツボをベースとした
犬に対する大声の制止や、強い引き戻しなども不要
吠え、同居犬のガウガウ、恐がり、歩かなくなるなど
軽度の一般的問題なら、理論とコツをつかむだけで5分で解決!
*極度のパニック、激しい攻撃性などには、長期の訓練、専門家の助けやリハビリが必要な場合もあります
上の写真(ユウママ撮影)は、犬が極度におびえて暴れたり
激しいケンカをしたときに犬を落ち着かせるためのポジジョン
高圧的に見えるが、獸木の手に力が入っていないのがおわかりだろうか?
犬の首の辺りのツボに手を軽く当てると、犬は動かなくなり
このままの体勢でしばらくいることでリラックスし、
犬によっては寝てしまう
犬によっては寝てしまう
犬同士の激しいケンカは、たとえシーザーでも双方別々に訓練し
時間をかけてようやく解決する難問なので
ハリーしか訓練出来ない今回、あまり成功の見込みはなかったのだが
犬が安心し、落ち着く環境バランスが整えられる
シーザー流の恩恵をトレーニング過程で受けたハリーは、
ますますお利口になり
散歩もコマンドなしでこのようにユルユル
ユウママ撮影シーザー流の恩恵をトレーニング過程で受けたハリーは、
ますますお利口になり
散歩もコマンドなしでこのようにユルユル
リード無しのお散歩みたいで快適~(ハリー)
用心深く繊細な甲斐犬の気質で浅かった眠りも深くなり
寝息やいびきがややうるさい毎日に
すこ~ すこ~
怪我の功名!
実はもみじ様様だったのである!

ちなみにシーザーの日本語版本は残りわずからしいので
他にも大勢いるだろう悩める飼い主に遠慮して、
獸木は日本のAmazonでなぜか出回っていた英語版を注文したのだが
それさえも実はキャンプ後によう~やく届いたから、
キャンプまでは、普段テレビを見ない獸木が
連日2本くらいシーザーの番組を見ての猛特訓!!
夜ごと、人目を避けて散歩している近所のガウガウ犬を
探しては実験台にし
探しては実験台にし
最終的に見極めたもみじとの安全距離は
リード付きで5メートル!

*リード付きで5メートルの距離があれば訓練していないどんな凶暴な犬同士も、まずケンカできません
かなり消極的ではあるが、とりあえず準備万端!

いざ、キャンプへGO!!!
わーい!
本来連絡を包括すべき言い出しっぺの獸木が
ハリーの訓練に集中し過ぎた上
おっとさんがあまりに頼りになるので、油断して連絡を怠ったため
てんでんバラバラに現地に到着する一同!
てんでんバラバラの到着は、
下のもみそばブログをご参照ください

我が獸木組は渋滞に巻き込まれた上、
獸木がバックミラーに映った自分のTシャツを見て
「車の中に虎が潜んでいる!!」と騒いだりしたため更に遅れ
*獸木組の車の中に潜んでいたトラ結局約1時間半遅れでようやく着いた
待ち合わせ場所の大型スーパー
炎天下で辛抱強く待っていてくれたもみそば夫妻を探しつつ
駐車場内へ入ってゆくと・・・
獸木組長組の車の前を横切る、つまさんともみじの姿
そのとたん・・・
うなり声をあげ大暴れするハリー!
匂いも届かず、人間同士も気付くか気付かないかのタイミングで
瞬時にライバルを認識し、ここで会ったが百年目とばかりに
しかも未だかつて見たこともないような
ケダモノと化して荒れ狂うハリー
311規模の激震に
襲われる車内!!
襲われる車内!!
今までの訓練はすべて無駄だったのか?

キャンプも大荒れになってしまうのか?!

もみそば家と獸木家は、遥か彼方の遠くから
手を振り合うだけになってしまうのか?!
一体どうなる!?!?
続きは次回に!!!!!




ジェームスVS ハリー、ランキングで激闘中!
