杞憂でなければ良いが・・・ パシフィックホールディングス
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11月27日
今日は寒い一日でした。1月の気温とのこと。
でも冬が好きだから、1月の寒さなんかこんなものだったかと、逆に安心しましたね。
今日朝刊を読んでいて、一番目に付いたのが次の記事でした。
経営再建中の不動産ファンド大手、パシフィックホールディングスは来年2月までに優先株発行などで総額約474億円を調達すると発表した。優先株などを引き受けるのは、中国の複数の上場不動産会社という。パシフィックは中国企業の社名を開示しておらず、資金調達が完了し次第、開示するとしている。
中国の不動産会社は投資の受け皿として、日本の不動産会社、中柏ジャパン(東京・千代田)を使う。中柏ジャパンはパシフィックが実施する第三者割当増資と、新規に発行する普通社債をすべて引き受けるという。
匿名で書いているから気軽に書けるのですが、
ずっと昔になりますが、スーパーのヤオハンが潰れる前にあった報道と良く似ていて、
かなり嫌な印象を私は受けてしまいました。
実はこれも匿名だから書けるのですが、
パシフィックホールディングス関連企業所有の物件を弊社の顧客が検討していて、
詳しくは書けませんが、明らかにパシフィックホールディングスの体力が弱りきってきたと思えることがあった矢先のことだったので、余計に感じたのかもしれません。
普通はプレスリリースする時は出資者の社名を開示するのが普通で、
ヤオハンの時も香港の投資筋が資金を提供することが決まったと言う報道がありましたが、
結局、投資家の名前は開示がされず、その後まもなく破綻した記憶があります。
杞憂なら良いのですが、この記事を読んで感じたのは、
常識的に考えれば、あくまでも推測ですが、投資家の名前が開示できないのは、
まだ出資が鉄板の状態ではないからではないでしょうか。
もしそうだとすれば、なぜ急いでこの時期にプレスリリースしたのか?
これも推測ですが、厳しい状況になっているからで、本当にギクッとしました。
ただ、投資の受け皿をする中柏ジャパンの事を調べると、
この会社のことは良く分かりませんが、株式会社経営共創基盤 の子会社であるらしく、
同社のホームページを見てみるとまともな会社で、この部分はヤオハンとは違うかと思いますが、
でも出資者が開示されない時期でのプレスリリースは、やはり違和感を覚えます。
不測の事がなければ良いと思いますが、
あくまでも勘ですが、すごく嫌な感じを受けた記事でした。
ちゃんと出資されれば良いし、今日の記事はあくまでも感想をそのまま書いただけなので、
この辺りはご了承のほどを・・・
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