Rainbow seen over there in heaven by way of hell | “Mind Resolve” ~ この国の人間の心が どこまでも晴れわたる空のように澄みきる日は もう訪れないのだろうか‥
   
   
2005年7月7日の英国の惨劇…
白昼のロンドンの街並みで、爆破された二階建てリムジンバスがひっくり返っていたり
大勢の客が寛いでいたカフェがメチャクチャに破壊された生々しい映像が
日本のテレビニュースの中でも流されていた日があった。
   
あの一月後の8月6日に、俺が自分で書いたストーンズの曲紹介の記事で、
“Blinded By Rainbows ” って曲をとりあげたあとになって
世界のテロ問題を他人事としてしまうような世間を諷刺する記事を冒頭に書き足したのがあった。
   
http://ameblo.jp/badlife/entry-10003326424.html  2005 sep 23th
今日は、その話の続きを書くことにしよう。
そのきっかけになったのは、
アメーバ・ブログきってのストーンズ・フリークとして知られる geithさん のページで
「昨年のロンドンの同時爆破テロの惨劇を忘れないでね」
というような記事があったので、
それを読んで触発されてしまった。
   
 http://ameblo.jp/geith/entry-10014439684.html

   
そこでは、
一年前にワールドツアーを開始した頃のThe Rolling Stones のフロント・マン、
ミック・ジャガーが、当時のロンドンのテロについて発言したもコメントも取りあげられている。
   
来る、2006フジロックフェスティバルにも出演が予定されている鼓童という和太鼓集団
一年のうち1/3を日本国内、1/3を海外で、さまざまに国際的な公演を展開し
残りの1/3を本拠地である佐渡の夏 を中心に演奏活動を行っている。
それと似てるというわけではないけど、
ミック・ジャガーという人は、ロンドンとパリとニューヨークに住まいを持っていて、
ツアーのないオフの時期は、一年のうち3~4ヶ月づつ
イギリスとフランスとアメリカに移り住んで、その合間に、ブラジルへ訪れてみたり、
バスの定期便も月に一度しか走ってないような第三世界のアフリカ諸国や東南アジア各地を
旅行したりしているらしい。
経済的余裕がある・なしは別として、そういう人達は、
巷のニュース報道に惑わされることなく、地球規模で世界情勢を把握している一面がある。
だからこそ、昨年10月7日 のように、ワールドツアー中の会場で
「爆弾が仕掛けられたらしき怪情報」が飛び交っても、
The Rolling Stones は慌てることなく、ファン(観客)の安全さえ確認できれば、
中断されたステージ演奏を再開し、ツアーを続行する。  http://stones.exblog.jp/2844478/
   
もしもそれが日本国内なら、何事にもビビって慌てる政府をはじめ、
会場からすべての人影を追い払い、安全確認ができても、撤収してしまうかもしれない。
なんせ、70年代に初来日が決っていたThe Rolling Stones の武道館公演を
くだらん理由でぶっ潰したような日本政府だ。
   
他の省庁に比べ職員の数が偏って多いだけの文部科学省や
それに付随する全国の教育委員会の親玉と立派な学識経験者をはじめ、
アタマがお堅いだけが取柄のような巷の各学校の教頭先生のように、
自分たちより若い世代の人間が、今なにを考え、どういう意識で生きていようと
「それはちょっと待て」だとか、
「あらゆる危険性を考慮して物事の運営がスムーズに展開されることを事前に・・・・」だとか、
そういうジジイ臭い戯けたことを言ってほざいて、
改革心みなぎる若いエネルギーや情熱のほとばしりを
半ば権力でねじ伏せるような連中も、未だ、世の中にはゴロゴロしている。
俺がいた高校では、
「あの校長先生は、その長い教職生活が来年には定年を迎えられるので、
今年最期のお勤めに何の問題もなく、平穏無事に過ごされますよう、
みなさんどうか、ご協力をお願いします」

などという、職員会議の二次会座談会のような無駄な時間の中で、
各教師、教諭が巻き起こす不祥事、不始末の数々も世間に包み隠し、
問題とされる生徒を次々に排除するように退学させていた。
「そんな学校があるの?」
ではない。現実にある、いっぱいある。
そういう、明治・大正・昭和の遣い物にならない常識を引き摺った大人の意識は、
全国の公立・私立の高等学校に限らず、むしろ義務教育の現場に多いし、
保育園や幼稚園の職員にまで及んでいる。
「なにが?」
って、
「みなさん、ことを荒立てないように、平穏無事に…」
という意識が…だ。
   
人間、大人になれば、様々にギクシャクした人間関係や、
融通の利かない規則と社会一般常識に雁字搦めにされて生きなければならないことは
今の日本の社会では当たり前なのかもしれないけど、
そういう行き詰まりに近い状態の生活意識が、
何者かに洗脳されているかのごとく社会に浸透し、
大勢の人間の頭の構造を同一に整えようとしてる。
   
そういう、見た目には整っているようで中身が腐った現実。その大人社会。
もはや今となっては、戦後教育が構築したアメリカ風な日本常識も、
脆く崩れやすく、それに合わせて人々が無理をすることも難しくなってきた。
現に、楽しい夏休みが始まる前の佐渡の両津小学校などでは、
世間のマスコミが煽ったアスベストのバカ騒ぎ”により、
起こらなくてもいいような問題に巻き込まれた児童や その家族もいる。
今後十年、二十年先、三十年…先、あの問題は、
社会に大きな波紋を拡がらせることになる…と思う。
   
石綿(アスベスト)の粉塵を肺に取り込んだ人の肺がん発生率が高いことは
日本の学者博士様が何かをのたまう以前に、
日本政府が妾のような扱いをされても大好きなアメリカでは (???
過去何十年にも渡る膨大な分析データにより、
石綿は間違いなく発癌物質とされている。
それを何も知らずに肺の中へ吸い込んでしまった人の体内から
なんとかして悪いゴミを取り除こうにも、ミクロの世界だ。
人間の肺という臓器の構造は、スーパーの買い物袋のようなモノとは違う。
袋の中は、酸素が通る管が地面の中へ生える草木の根っこのようになってて、(簡単にいうとな)  
その繊細な管の中へ吸い込、あれた空気中の酸素が、
毛細血管を介して、バランスよく血液中に運ばれるようになっている。
毛細血管というのはすべて、心臓の管轄で
全身の筋肉やあらゆる臓器に張り巡らされている。
どこか一ヶ所でも目詰まりやゴミが溜まった場所があると
そこから先へ血液は循環しなくなるし、
血が通わなければ、そこから先の細胞は腐敗して死んで逝く。
もの凄く細かく、死んだ場所を他が補って生きているので、
見た目には、普通に手足の動く健康な状態に思えても、
腐った場所や変異した細胞分裂の悪性箇所が、その身体の外へ出ない限りは
いずれ正常な部分も蝕んでゆくことになる。物の道理だ。
それほど、人間の身体の毛細血管。脈拍。心臓の鼓動。そして、
筋肉の中に流れる血液というものは生きる上で大事なものであって、
人間が生きることの絶対条件の一つが、全身の筋肉に血液が回ることだ。
現代医学では原因が解らない「心臓うっ血」とか、「肺に水が溜まる」ということも、
実は、心臓と肺の関係を仲たがいしてしまうような筋肉の異常に問題がある
とくに人間の身体の心臓は、胸の肋骨の中で中心にあって、
やや左に位置している関係上、すべての臓器が連携して動作するためにも
右足の筋肉全体の血液の流れが、心臓の活動に大きく左右する。
   詳細ページ http://ameblo.jp/badlife/entry-10004163650.html  参照
こんなことは今の現代医学が知ろうと知るまいと、
人間の身体はそのように創られている。
事実、バスの運転手などには、ブレーキを踏む右足に神経を集中させ
常に乗客の安全を第一に考えなくてはならないので
右足の筋肉にかかる負担は、本人が無意識だとしても半端ではない。
そのためにバスの運転手とかには心臓に問題がある人も多い。医学の上ではな。
あれは職業病だ。
自分の右足の付け根にどうしてシコリができたのか? 
なんでその部分から繋がる血管のバイパス手術を行ったのか? 
なんのために不整脈という問題に苛まされている人がいるのか? 
どうして、ペースメーカーなどという物を身体に埋め込まれることになったのか? 
人間の身体は決して部品と部品の組み合わせではないし、
改造人間というものは漫画の世界か、ニューハーフの人たち の世界の問題だ。
本来の人間の修理・修復・改善にはロボトミー手術など必要ない。
たとえば、世間の美容整形が誰の何を改造して、
どこのどんな女優や演歌歌手がそこへカネを注ぎ込もうとも、
人間の顔というものは顔だけ、マスクだけが部分的にそこにあるわけではない。
それでも、その“顔”を世間に晒して喰っていかなければならないので、
「…ああ、この顔じゃぁ嫌だな」
ということで、たとえ原型をとどめないほどにまで、
二重マブタや鼻の高さを変え、頬の垂れ具合や顎の形を削り、整えても、
人間のマブタは膀胱と腎臓に関係していて、
鼻は肺、頬骨を覆う筋肉は主に胃と関係している。
顎なんてのは、胆のうと肝臓の支配そのものにあって、
常日頃の自分の考え方、生き方によっては、エラの張り具合にも大きく左右する。
何か威張っている人ほど、エラが張っている。
何十時間も、お経だけを唱えて政治家になったような人にも多い。(???
ともあれ、人間の肺も心臓も、部分的にあるものではなく、
全身の筋肉にある血液の流れによって繋がっている。
「どれとどれがどのように繋がって どんな関係にあるの?」
その具体的な話については、右のサイドバーの各項目の中から探し当てて、
自分で見つけて読んでくれ。とくに医学の関係者はな。
   
さて、話の展開が一部、過激に脱線してしまったけど、
両津小学校の事故の問題は、ご本人たちにとっては、大変な問題で、
世界の同時多発テロがどうあろうと、そんなことは知ったことではない。
「これから自分たちがどうして生きてゆけばいいのか?」
親御さんも、被害にあった児童本人も、
切実な悩みと不安を抱える毎日がつづけさせられることになっちまった。
それはすべて、世間の過剰な報道が悪い。
マスコミによる兇悪犯罪。あの人達はその被害者だ。
   
そしてそういうマスコミの中には、
一方で、今日のニュース報道の一部にこんなのがあった。
   
   NYにテロ計画、3人拘束 川底トンネル爆破予定か
   2006年07月08日10時29分
    米連邦捜査局(FBI)は7日、アルカイダに同調したテログループがニューヨークで
   通勤電車PATHのトンネルを爆破する計画を立てていた、と発表した。
   3大陸の8人が参画し、自称首謀者のレバノン人の
   アセム・ハムード被告(31)がレバノンで起訴されたほか、
   2人が当局に拘束されているという。
    自爆テロによって、マンハッタンとハドソン川の対岸の
   ニュージャージー州をつなぐトンネルを爆破する計画だったとされる。
   FBIニューヨーク事務所のマーク・マーション所長は記者会見で
   「計画の初期段階から、現地調査など次の段階に移行する気配があり、
   摘発する時期と判断した」と述べた。

          
http://www.asahi.com/international/update/0708/012.html?ref=rss より
   
俺のページでニュースサイトの記事を掲載することはめったにないけど
メディアや報道そのもの、形になる前の情報源も疑わしい世の中でも
これも恐ろしい。
これがほんとうのことなら俺には他人事とは思えない。
これを読む限りでは、世界のテロ活動のほんの一部の動きしか判らないし、
そうしたことが何によって巻き起こされ、その発覚や食い止め、歯止めにしても、
その背景には、どんな政治的、経済的な絡みがあるのか? 
イギリスやフランスも含め、アメリカ政府の忍者のような機密情報機関にいる、
諜報員や工作員(デアコミッサー)の人たちが、
どこの財団の支配化にあって、戦費や武器弾薬の流れをスパイしているのか? 
そうしたことがトップシークレットとされ、報道の中にはない世界経済の動きとは別に、
世間で株を予想する人もニューヨークダウ平均を気にする人も、
911ニューヨーク・グランドゼロのことを知らない人はいないと思う。
60億人の今の人類が住み飼いする地球上では、
北半球で繰り広げられるアメリカドル資本経済…
その操り人形のようになってる、どっかの独裁オタクが、
不発の打ち上げ花火のように飛ばすミサイル問題なんてのは屁だ

もはや、宗教思想の食い違いから発したように報道される数々のテロ行為も、
単にテロではなく、
人類を裏で操ろうとする一部の連中のイベント計画の一環にあるようなもんだ。
我々は、一見、複雑そうに見える情報化社会に撹乱され、
本来が歩むべき人類の道筋から大きく外れようとし、また外れている。
そしてその道しるべさえも完全に失いつつある今、
目の前にある問題だけを見て、必要以上に騒いでしまう。
   
ロバート・ケネディ が、なぜ暗殺されたのか? 
ジョンレノンを殺害した人は単に精神異常のファンだったのか?
    
「あの生徒は今の学校運営に有害なので退学させる…」
「我々の目論見を揺るがし、我々が用意した秩序を乱す書類は処分しろ…」
   
似てるよな。大元が一緒だからな。
まるで、映画『マトリックス』の世界そのものだ。今の地球上はな。
果たして、これがいつまでつづくのか? 
宗教の中にはいない、本当の神は許さない…と思う。
そしてその神は、我々人間の一人一人の中に存在している。
確実に…。
   
   
   今日の一曲、
   
     The Violence of Truth            
   
                                 by THE THE  ( 12"version )
   
   
     This Song Lyric ☞ http://www.thethe.com/sections/library/lyricbook/theviolence.html
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   追記 2007.05.10
   
   コメント欄 に書き込まれた(?)内容にもある通り、
   2007.05.09 Web posted at: 20:35 JST - CNN/AP
   二年近く前のロンドンの同時テロのメインオフェンダーらしき人物らが
   逮捕されたと伝えられている部分と重なって
   現在のイギリス国内では、10年に渡り首相を務めたブレアさんの
   人気低迷に伴う退陣をよぎなくされることもあり 
   この夏前から“雨の王国”にも大きな動きが出てきている。
   どこもかしこも今まで通りではないことは確かなのに
   今の日本には、一見して、さほど大きな変容・変貌は見られないような感じもするけど
   酒も酔いが醒めると、全身がゾクゾク寒くなることもあるので
   結果的に内臓を疾患させるような致命傷に至らなくても
   風邪などの予防対策は必要になる。
   最近は一部の遊園地のジェットコースターで死人が出たことで
   日本の報道各機関は そのネタをトップに掲げてるけど
   それも最早、つい最近までのアスベストのバカ騒ぎや建築法違反問題と同じくして
   戦後何十年も明治・大正・昭和の旧い常識を引きずってきた
   “日本社会の体質改善の悪さ”にほかならない。
   果たして、全国のレジャー施設のうち、
   1985年以降、酸性雨がそれまでより強く降り注ぐようになった世の中で
   人間が造作した鉄骨電動遊具が、どれほどの劣化にあるのか? 
   単に部品や機械整備の管理の問題だけなのか? 
   まずもってして、誰かを悪者にして小さくひとつにまとまろうとすることが得意な
   現代日本人には、そこへ目を向けられる者も少ない。
   昨年夏のプール施設での排水口の事故(人災)についても忘れてしまうほど
   人々が著しく常軌を逸するほどの目まぐるしい犯罪増加や自殺や火災…
   そうしたものの繰り広げで、
   何かを正しく見据えようとする感覚も麻痺してるのかも知れないけど
   今後の自然界の整理整頓は、こんなものでは済まされない。
   社会の苦悩や人々の肉体と精神の破壊は、もっともっと殺伐とした状態になる。
   
   その中で、誰がどこで、どうして生きてゆくべきなのか? 
   
   このウェブログは、そういうことを中心に扱っている。
   
   世間の変化や自分以外の存在の何かが脅威ではない。
   今まで通りの意識で生きようとしてしまう自分自身に脅威を感じるべきだぜ。
   今の日本人はとくにな。