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先日、外食大手すかいらーくのガストで赤痢菌による食中毒が発生しました。
原因は現在のところ不明だそうですが、従業員の一人が海外旅行をしていたと言うことで、その人を媒介した可能性もあると言われています。
(但し、その後の調査で海外旅行は1ヵ月以上前なので、関係は薄いとも言われています。)
幸い、私は海外旅行でお腹を壊したことはありませんが、あやあや妻は(多分スペインで食べたパエリアが原因)一度、ひどい食当たりになったことがあります。
その時の記事はこちら。
スペイン旅行 その40 七日目日その1 ~新年から大当たり~
healthクリック に、「海外旅行の怖いお土産、感染症による下痢・嘔吐」という記事がありましたので紹介しますね。
ずっと楽しみにしていた海外旅行なのに、ひどい下痢や嘔吐でホテルから一歩も出られなかった――こんな経験はないだろうか?海外旅行には感染症の危険がつきもの。基本的な知識をおさえたうえで、しっかり予防しよう。
■こんな感染症に注意
<飲み物・食べ物で移る病気>
・A型肝炎
おもな症状… 黄疸、発熱、悪心、嘔吐
原因… 水、氷、野菜や果物、魚介類など
感染地域… 東南アジア、中東、アフリカ、南米など
説明… 潜伏期間は約30日。帰国してから発症することが多い。最初は眼の白目部分が黄色くなるなどの黄疸症状が。さらに発熱、悪心、嘔吐などが起こる 。
・コレラ
おもな症状… 下痢、嘔吐、脱水症状
原因… 水、氷、魚介類、野菜、果物など
感染地域… アジア、中南米、中近東など
説明… 死亡の危険は少ない「エストール小川型」と、致死率のやや高い「アジア型」がある。 アジア型では嘔吐に加え大量の下痢がある。便が米のとぎ汁状なら警戒を!
・赤痢
おもな症状… 発熱、腹痛、下痢、血便、しぶり腹(排便後もスッキリしない症状)
原因… 水、氷、魚介類、野菜、果物、食器など
感染地域… アジア、アフリカ、中近東など
説明… 感染して2日ほど経った頃に発熱、腹や左下腹部に痛みが起こり、下痢が始まる。 重い場合は日に数十回もトイレに行くこととなる。便に粘液や血膿がまじるのも特徴だ。
・サルモネラ食中毒
おもな症状… 下痢、腹痛、嘔吐、発熱
原因… 肉、卵、ヨ-グルトなど乳製品など
感染地域… アジア、中近東、アフリカ、ヨーロッパ、アメリカなど
説明… 水様便の下痢が続き、便には粘液、血膿が含まれる。まれに黄疸症状が起こることも。健康な大人であれば回復することが多いが、お年よりや子どもの場合は重症化する例も。
・腸チフス・パラチフス
おもな症状… 下痢、発熱、便秘、バラ疹(腹部や内腿にあらわれる小指爪くらいの発疹)
原因… 水、氷、魚介類、野菜、果物、食器など
感染地域… アジア、中東、東欧、アフリカ、中南米など
説明… 腸チフスの潜伏期間は1~3週間。だんだん体温が上がり、下痢や便秘、バラ疹などの症状が。重症化すると高熱から意識障害も。パラチフスも経過はよく似ているが、症状はやや軽い。
では、どうやって予防をすれば良いのでしょうか?
■旅行前
・健康状態をチェック
ただでさえ、疲労やストレス、時差などで抵抗力が低下しがちな海外旅行。出発時の体調は万全を期しておきたい。ちょっとした風邪や胃腸の不調なども治しておこう。
・予防接種について
A型肝炎はワクチンで予防することができる。流行地域に旅行するときは、事前に2回、接種を受けよう。この際2週間~1ヵ月、間をおかなければならないので、時間がないときは免疫グロブリンという薬品の接種を受ける。効果が持続する期間は約2週間と限られているので、注意が必要だ。
このほか国内で受けられる予防接種にコレラワクチンがあるが、予防効果はあまり期待できない。健康に問題のある人やお年寄りなどは、念のために接種するとよいだろう。
■旅行後
・こんな食べ物は注文しない。出てきた場合は思いきって残そう
生もの… 生野菜・カットフルーツ・半生や生の肉や魚など
生水… 水道水・氷入りのジュース・ウイスキーやブランデーの水割り
卵・乳製品… 生卵・自家製アイスクリームやマヨネーズ ・調理後、時間がたった卵料理など
このほか、汚れた食器での食事などは避けたいもの。また、衛生面で問題のないような国でも、卵や生カキ、刺身による感染症は多発している。油断は禁物だ!
・スケジュールは余裕を持って
寝不足や疲労は、免疫力を低下させる。無理をせず、ゆとりを持って行動するようにしよう 。
・手は清潔に
トイレのドアノブなどから感染することもある。食事の前などは必ず手を洗うよう心がけたい 。
■もしかかってしまったら
下痢症状があらわれたら、まずは十分に水分補給を。ペットボトルのミネラルウォーターやスポーツドリンクを飲むとよいだろう。しばらく様子をみて、血便などの症状があらわれたら、すぐ専門医に受診を。
海外での治療費は割高なので、長旅の場合は事前に海外旅行障害保険に加入しておくことをオススメする。手遅れにならないうちに、早めの対応を心がけよう。
日本が極端に清潔にあるだけに、免疫が出来ていないこともありますね。
海外では食べるものに十分注意してください。
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