[2016年1月23日(土)]

2日目は、長湯温泉と並んで炭酸泉が有名な「七里田温泉 」へ。
長湯からは約6kmなので15分ほどで着きます。


大分の炭酸泉といえば長湯の「ラムネ温泉館」が有名ですが、この時期に露天で32℃しかない温泉はいくら温まりのよい炭酸泉でも辛いものが…。
その点、七里田温泉の下ん湯(したんゆ)は内湯で36℃、泡付きはラムネ温泉館以上とも言われています。



七里田温泉は、建物内にある木乃葉の湯(300円)と3分ほど歩いた場所にある下ん湯(500円)があります。
両方入るならセットで700円、下ん湯は鍵の保証料1,000円(利用後に返却)もかかります。



まずは、歩いて下ん湯へ。



黄色い壁の建物が下ん湯。
「日本無類の炭酸泉」「ラムネの湯」の看板が見えました。



鍵を開けると中で男女に分かれています。
脱衣所(暖房はあるけれど寒い)で先客1名と入れ替わり、下ん湯を独泉!



下ん湯は記録では弥生時代から湧く炭酸泉で、湯量は豊富な毎分200Lが掛け流されています。
お湯は透明ですが、析出物がたっぷりついた浴槽は定員5~6人ほど。
リンスインシャンプーとボディソープがありました。



湯口から炭酸が伺え、顔を近づけるとパチパチと泡が弾ける音がします。
お湯に入ると小さな銀の粒が一瞬で身体につく様子は、長湯のラムネ温泉と同等かそれ以上!



湯口の近くに陣取ると泡付きのすごさが実感できますが、浴槽が小さいので離れていても泡が付きます。



腕に字が書けるほどの炭酸泉に感動!(あや)



ひらがなはわかりにくいので、ハートを書いてみました。



温度を計ろうとラッコちゃんをお湯に入れると、あっという間に炭酸の粒が…。
下ん湯は36℃なのでじんわりと温かく、30分も入っていると身体の内側からポカポカしてお湯から出ても温まりが持続しました。



コップが置いてあって飲泉もできます。
飲んでみるとシュワシュワと炭酸が感じられ、さわやかな甘さがありました。



下ん湯付近では高濃度の炭酸ガスが噴出しておりガスが充満することも考えられることから、湯船・洗い場で寝そべり禁止の注意書きがあります。
今は換気扇も設置されていますが、以前は人が亡くなる事故もあったとか…。

長湯のラムネ温泉も素晴らしかったのですが、温度と浴槽の小ささから下ん湯のほうがより贅沢に炭酸泉を味わえます。
遊離炭酸は1,113mgと療養泉レベル、この条件が揃うのは日本でも有数だと思うので七里田温泉の下ん湯を堪能できて幸せでした。


七里田温泉(下ん湯)
■ 源泉:七里田温泉下湯
■ 泉質:含二酸化炭素-マグネシウム・ナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩・硫酸塩泉(低張性・中性・温泉)
■ 泉温:36.3℃(気温10℃)
■ 湧出:毎分200L(自噴)
■ 濃度:pH6.3
■ 総計:4.443g/kg(メタケイ酸185.6mg、遊離炭酸1,113.0mg)
■ 形態:加水× 加温× 循環× 消毒×

宝石赤「おんせん県おおいた」で1泊2日の湯巡り旅行 ※目次
宝石赤別府地獄めぐり(海地獄)
宝石赤別府地獄めぐり(鬼石坊主地獄)
宝石赤別府地獄めぐり(山地獄)
宝石赤別府地獄めぐり(かまど地獄)
宝石赤別府地獄めぐり(鬼山地獄)
宝石赤別府地獄めぐり(白池地獄)
宝石赤別府地獄めぐり(血の池地獄)
宝石赤別府地獄めぐり(龍巻地獄)
宝石赤時間と共に湯色が変わる「観海寺温泉 いちのいで会館」
宝石赤長湯温泉の全方向丸見え露天風呂「ガニ湯」
宝石赤長湯温泉のシュワシュワ炭酸泉「ラムネ温泉館」
宝石赤老舗旅館「長湯温泉 大丸旅館」の温泉
宝石赤老舗旅館「長湯温泉 大丸旅館」の食事
宝石赤マニア向けの炭酸泉「七里田温泉 下ん湯」
宝石赤ミネラルたっぷりの内湯&露天「七里田温泉 木乃葉の湯」
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宝石赤金鱗湖の湖畔に佇む洋食レストラン「洋灯舎」
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