疑わしいものは、パッチテストで | 子肌育Blog アトピーに負けない生活。

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子どものアトピー性皮膚炎治療、スキンケアなどについての正しい知識を、わかりやすくまとめています。

疑わしいものは、パッチテストで


こんにちは。橋本です。


アトピーの湿疹は、よくなったり悪くなったりを、長く繰り返します。


「しばらくいいなあ」と思っていたら、ある日突然、ぱっと再発したり。


やっかいなんですね。


「そういう再発の原因ってなんだろう」って考えたときに、可能性はいろいろあるわけです。


肌の乾燥もあります。


なんらかの刺激やアレルゲンが加わった、ということもあります。


とくに、直接肌にふれるものに刺激、アレルゲンがあるとすれば、再発のかなり大きな原因になるはずです。


たとえば。


シャンプーだったり、石けんだったり、保湿剤だったり、入浴剤だったり、精油だったり。


意外なところでは、塗り薬。


日常、肌にふれているものに、刺激、アレルゲンがあれば、容易に再発します。


だから、肌に使うもので、湿疹がひどくなっていないか、かぶれていないか。


注意が必要なわけですね。


ただ、この注意というのも、くせものです。


疑いはじめると、「あれも悪いんじゃないか、これも悪いんじゃないか」と、どんどんわからなくなってくることも。


疑心暗鬼。ストレスのどつぼにはまっていきます。


そうならないためには。


疑わしいものがあったら、パッチテストをすれば、刺激やアレルゲンによって、「かぶれていないか」はっきりします。


「かぶれるか、かぶれないか」のテスト。


それをパッチテストといいます。


皮膚科でこどものパッチテスト


容疑のかかっているものを溶かした液をしみこませたもの(パッチ)。


そのパッチを腕や背中に貼って、24時間後、48時間後。


あるいは、それ以降に、パッチを貼った部分に、湿疹やかぶれがでていないか調べるテスト。


それがパッチテストです。


普段使用しているスキンケア用品。それから、肌にふれているものが、思いがけず、刺激やアレルゲンとなっていることがあります。


刺激やアレルゲンによる、かぶれ。


かぶれに気づいていないと、アトピー症状のコントロールはより一層、難しくなります。


疑わしいものがあれば、パッチテストも病院で相談してみてくださいね。