●「空気清浄機さえ使えば、空気はきれい」ではない理由。
こんにちは。橋本です。
今日、こんなことがありました。
「こちら側のどこからでも切れます」と書いてある調味料の小袋を開けようとしたんですね。
でも、どこから開けようとしても切れなくて、ぐにゃぐにゃになるだけ。いつも簡単に開くのに。
あれって、マジックカットっていうんでしょうか。こんなこと初めてでした。うまく開かないこともあるんですねー。
結局ハサミで切ったんですが、ちょっとイライラしました。
せめて、「こちら側のどこからでも切り始められます」ぐらいの表現にしてくれていれば。
って、ちょっと気にするところが細かいですか(笑)。
こういう、「信じているものが、目的通りに働いてくれない」というものは、身の回りにも、けっこーあるんですよね。
なかでも、私が気になるのは、空気清浄機。
赤ちゃんや子供がいるご家庭では、「きれいな空気」に気を使って、空気清浄機を使っている方も、多いと思います。
赤ちゃんは、ハイハイしますし。
んで、空気清浄機が「目的通りに働いてくれない」とは、どういうことか?
空気清浄機には、フィルターがあります。
フィルターで空気をきれいにするのが、今の空気清浄機の主流です。
集塵フィルター、脱臭フィルター。加湿機能がついてるものだと、加湿フィルターというのも、ついています。
じつは、ここが「カビの温床」になりやすいんです。
加湿タンクに水を入れっぱなしにしていると、かなりまずいですね。
水周り、観葉植物のそばに置いてあったりする場合も、カビがはえる危険性があります。
フィルターの構造自体が、カビが繁殖しやすい作りになっています。
さらにもし、フィルターにほこりがついたままだったら、なおさらです。
空気清浄機がカビをまき散らす状態では、シャレになりません。
誤解をうむといけないんですが、「空気清浄機は役に立ちませんよー」と言いたいわけではありません。
空気清浄機を使いさえすれば、空気はきれいになっている。というのは、違うんだということです。
マジックカットがダメだったときに、ハサミを使いました。
結局、原始的なもののほうが、最後は頼れるのです。
「きれいな空気」を求めるなら、どうすればいいか?
空気清浄機を使うのも、いいでしょう。
しかし結局、いちばん効果的に「きれいな空気」を作ってくれるのは、「換気と掃除」。
原始的、当たり前なことだけれど、この2つが大事なんですねー。
「空気清浄機さえ使えば、空気はきれいだ」とは、言い切れません。