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アトピーをおさえる「家庭の対策」3つの基本


こんにちは。橋本です。


アトピーを悪化させるもの。アレルギー反応を起こす元になるので、一般に「アレルゲン」と呼ばれるもの。


これはもちろん、家の中にもたくさんあります。


子どもは家にいる時間が、長いですよね。


だから、きちんとしたアレルゲン対策を打つことで、アトピーの悪化をおさえることができます。


いくら湿疹をステロイド外用薬でうまくおさえても、大量のアレルゲンが子どもに降り注ぐ環境であっては、またすぐに湿疹ができてしまいます。


せっかくステロイド外用薬を使っても、効果半減。意味がありません。


例えると、こうです。


湿疹という炎が燃えさかって、火事になっている。それを必死になって、ステロイド外用薬という水をかけて、消そうとしている。


でもなかなか消えてくれない。それはなぜか。


大量のアレルゲンという油が、燃えさかる炎に注がれているから・・・。


アレルゲン対策に無関心でいることが、結果的にステロイド外用薬の使用量を増やしてしまうということにもなりかねません。


アレルゲン対策をするということは、正しく薬を使うことと同じくらい、アトピーの症状をおさえるのに役立つことなんですね。


でもそこで、「じゃあ実際、アレルゲン対策って何をやればいいの」という声も聞こえてきます。


アレルゲン対策の基本は、次の3つです。


ダニ

カビ

ペット


大きく書きましたが、この3つです。


ダニ、カビ、ペット。最低限この3つがはびこる環境になっていないか、気に留めておく必要があります。


「燃えさかる炎に油を注いでいるような状況」になっていないか?と。


アレルゲン対策。まずは、ダニ、カビ、ペットの3つだけ。


最初は優先度の高いこの3つに、重点を置きましょう。


ほかは、余裕ができてから、お医者さんと相談して慎重に判断していくのがいいですね。


 


 


 


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