● いつまでたっても消えないイライラや悲しみ 偽物の感情が出て来てしまう理由
こんにちは
生きる力を呼び覚ます
アダルトチルドレン専門セラピスト
心理セラピストの 宮岡真由美です。
今週は、「アダルトチルドレンはなぜ感情を感じないようになってしまったか」について書いています。
アダルトチルドレンだけじゃなく、すべての人に当てはまるものなので、ぜひ読んでくださいね。
＜目次＞
１．アダルトチルドレンはどうして感情を感じられなくなってしまったか
７．偽物の感情が出て来てしまう理由 ←今はココ
８．アダルトチルドレンはどうして感情を感じられなくなってしまったか・まとめ
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昨日は感情には本物と偽物があるということについてお伝えしました。
本物の感情は感じたら消化します。
ということは、いつもイライラする、いつも悲しい、いつも怖いという、いつもいつもの感情は実は偽物で、その下に本物の感情が隠れているのです。
偽物と言ってますが、感じていないわけではありません。
本物の感情を感じるとあまりにつらいので、本物の感情を隠すために出てくる感情です。
偽物の感情、学習された感情、代理感情、ラケット感情ともいいます。
本物に対比させてここでは偽物といっています。
私は昔、飲み会で帰りが遅い夫にいつもイライラしていたのです。
実はイライラしていたのは偽物の感情で、その下に「帰りが遅くなると親父狩りにあってしまうんじゃないかと思って怖い」という感情が隠れていました。
でも、夫に「心配しているよ」って素直に言えなくてイライラしてたんです。
だって、心配しているよなんて言ったら弱い自分を見せるようで嫌だったんです。
だから、怖い気持ちをイライラでかくしていました。
いつもイライラする
いつも悲しい
いつも怖い
偽物の感情の下には本物の感情が隠れています。
本物の感情を感じたら感情は消化されて、偽物の感情は出て来なくなります。
なぜ、偽物の感情が出てくるのかと言うと、やっぱり不快な感情は感じたくないからです。
「怖い」というのは不快な感情です。
心地よいものではありません。
私の場合は、心配しているよなんて言ったら弱い自分を見せるようで嫌だったんです。
だから感じないようにしたいのです。
「怖い」よりは「イライラ」の方がいいと無意識で思ったからなのです。
偽物の感情の事例はほかにもあります。
たとえば、子育て中のおかあさんが旦那さんに対して「もっと手伝って欲しい」とずっとイライラしているとしたら、そのイライラも実は偽物です。
本当の感情は「こんなに忙しくしているのにわかってくれなくて悲しい」かもしれません。
いつも同じ感情を感じているときはその下に本物の感情が隠れているのです。
そして、本物の感情を感じたり、本物の感情に気づいたりすると隠すものがなくなるので偽物の感情は出なくなります。
本物の感情で相手とコミュニケーションをすると、コミュニケーションがスムーズになります。
今日はここまでで、明日は今週のまとめをお伝えします。
・偽物の感情の下には、感じたくない本物の感情がある。本物の感情を感じると偽物の感情は出て来なくなる。
です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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