目標は1ヶ月2kg減

ダイエットを始めようとする人がまず考えることは、

「運動をしてやせること」でしょう。

けれども、定期的に運動をすることはなかなか難しく、
さらにそれを続けていくことは、より困難です。

何より太った人が急激に運動をすると、膝を痛めたり、
心臓発作で死に至るなど、健康を害することにもつながる可能性があります。


そこでおススメなのが、日常の食事を見直すことです。
「食事制限」というと、挫折しそう！と思う方が多いと思いますが、

ここで提案するのは、
毎日３回、毎食２～３口分（３食で200kcal分）の
ご飯とおかずを残し、腹七分目にすること。


１日200kcal分の食事制限を１ヶ月間続けると、
計算上では、6000kcal　(体重約1kg弱)を減少させたことになります。

私達の体は 生活に必要なエネルギー量は変わらないため、
減少した6000kcal分のエネルギーを補おうとして、
体の中に蓄えておいた同量のエネルギーを使い、消費するのです。

そのため、食事を１ヶ月で6000kcal減らすと、
体重を約２kg落とすことができるのです。

この１ヶ月に2kgというのが、メタボ対策のダイエットにはとても有効で、
体重１kgはウエスト1cmに相当するため、
1ヶ月で約2cmのウエストが減少すると、これだけで中性脂肪や
悪玉コレステロールの検査値がかなり改善します。

また、内臓脂肪を減らすと、血液中の善玉コレステロール(HDL)が
増えるだけでなく、脂肪代謝をスムーズにするアディポネクチンが増え、
動脈硬化のリスクも低下します。

また、1日200kcalというのはわずかな食事内容の変更で減らせる
カロリー数で、無理せずダイエットを続けることができます。

まだ 「腹七分目を実行するのが大変だ」と思う方は、


主食(ごはん・パン・めん)摂取の目安で200kcalの目安を
参照してください。


⇒ 食べないダイエットはエネルギー不足


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