厚い唇が魅力の女狙撃手!
ユニバースよりルーレットを紹介します。
◆TRANSFORMERS UNIVERSE AUTOBOT SHARPSHOOTER ROULLETE
(トランスフォーマーユニバース サイバトロン狙撃兵 ルーレット)
ボットコン2003(OFTCC2003)にて限定販売された姉妹セット。それがこのシャドウストライカー(黒)とルーレット(銀)になります。デラックスクラス。両者ともダッジ・バイパーに変形する女性戦士! 今回は銀のルーレットを単体で紹介。
こちらがルーレット、ロボットモード!
モノとしてはカーロボのスピードブレイカーもといRIDサイドバーンの頭部リデコ品。つまり男性キャラをリデコで女性に変えた玩具なのですが、もともとスピードブレイカーが変形ロボにしてはスマートな体型だったせいか、女性としてそんなに違和感ないです。もちろん近年の女性TFと比べてしまうと肩幅も広いし丸みも足りないんですが、全体の雰囲気や色使いでかなりそれらしさが出ております。
後ろから。見ておわかりの通りすごいガワ!
本来、背中の2枚のガワはもっと上に配置するのが正解なんですが自分は腰まで下ろしてドレスの裾というかスカートっぽくしてます。ADクロスヘアーズとかバイナルトラックスとかのガワが服の裾に見えるTF大好き!
リデコされた頭部アップ。
このマンガみたいな唇! 最近だとLGブラックウィドーの唇がものすごく立体的で艶かしい造形でしたが、この2次元的といいますか子供が描いたようなわざとらしい唇、女性型においてのわざとらしさが大好きな自分にとってはこれもまた最高の唇だと強く思います。
顔が銀で塗られているのも金属生命体っぽくていい感じ!
上半身。肩幅は広めですが腕が細いせいかゴツさはそれほど感じません。仕事のできる女って感じ! キャラメル色の胸部&ヘルメットもオシャレ。こういう色は女性キャラにあまり使われない色なんですが、意外なほど上品にまとまってます。
ブルンブルン揺れそうなパイオツ造形が無い代わりに、ブルンブルンと音を立てそうなエンジンがむき出しになっているぞ~っ! 金&銀メッキもまぶしい! メタルスブラックウィドーに続くメッキおっぱいですよ。
左前腕には妖しい紫メッキも! サイバトロンマークが輝いてます。
腰にはメカディティールが沢山。もとがカーロボ製品なだけあって、車から変形しました!というテイストに溢れていてワクワクさせてくれます。車に詳しくないんでわかりませんがこの腰ブロックも元になった車のパーツがありそう。
そして細い脚! 特にヒザ下はアイドルのごとき細さ。そこにメタリックパープルの塗装が乗ってるんでやたら色っぽいです。雰囲気イケメンならぬ雰囲気セクシー。
ふとももは女性キャラにしては細いなと思いますが、パッケージのイラストではタイヤのついた外装部分を含めてふとももに見立てているような感じになっており、ほんとアメリカ人スケベだなと思いました。
全体をふとももに見立てるのはちょっと無理が……と思いましたが裏側はこのようにタイヤのスペースが丸みを帯びていて、これは相当エロいなと感じる次第でございます。
可動の話。まず首がボールジョイントで左右に回転! この虎なんですか!?
うつむく動作はできませんが首を上に向けるのは得意!
おかげで寝そべったグラビアポーズが取りやすいぞ!
肩はボールジョイントで、ガワの干渉が厄介ですがそれなりに自由!
上腕にはロール軸もあるのでこのように胸のメッキエンジンを強調したポーズもできるぞ~っ!
ヒジは180度曲げきることができます。シャープエッジと同じでヒジの先なくなっちゃうけど。
頭の後ろに手をやるセクシーポーズもなんなく可能!
手先が男らしい握り拳なのが惜しいですが、このような構図で見ると握り手もまた胸ときめかせる造形だなと感じます。
右肩のガワはボールジョイント接続ですが、変形&干渉避けのためといった感じ。
左肩のガワもボールジョイント。また基部が上腕から独立してロールするのでこちらは割と動かせます。
前に持ってきてシールド風に!
など、わりと自由に遊べますね。
脚は腕以上によく動きます。
付け根がボールジョイントで自在に可動! 思わずケイオス軍曹もグェ!
ボールジョイントを前に向けたいやらしい開脚もやってのけるぞ~っ!
第二関節(ボール)も使うと180度まで曲がります!
ちなみにこの写真で左肩のロックが外れてますが、ここはいじってるうちにすぐ外れますねw
ジャパニーズ正座も得意中の得意だ!
ガワが接地するおかげで後ろにも倒れないぞ!
ヒザ第二関節はボールジョイントなのでロール軸の代わりにもできます。変な虎に出会ってやや内股気味に困惑するルーレット!
さらに足首もボールジョイント。つまさきを伸ばしきることができ、かなり融通が利きます。
足首は左右にはあまり振れないんですがそれでも脚を開いた状態でキチッと足の裏が接地するので嬉しいですね。
また足をハの字にして立たせることで、脚をやや閉じた状態での自立もできます。LGアーシーみたいな感じ。
たおやかなポーズで飾れるというのは女性TFとして嬉しいところ。
ビーストの流れを汲んだカーロボ金型だけあって、脅威のスーパーポーズ変形メカって感じ!
背中のガワの接地が地味に良い仕事をします。
この角度からだと脚の外装ごとふとももに見えるんでなおのことセクシー。
両ヒザ立ちも楽々!
接地向上だけではなく床との干渉避けの面からも、足首の可動が嬉しい。
背中のガワはアームで繋がっており、基部がボールジョイント、接続部が軸で可動。
ポーズに合わせてガワの位置を整えると、なんとなく躍動感が出て超楽しい!
ガワのみを動かすことで、裾が風にはためいているような情景も。
やっぱ服の裾に見立てられるガワって大好きです。
武器が付属!
短剣、ミサイル、ボウガンです。ボウガンは見ての通り車のリア部分なのでこれがないとビークルモードが完成しません。
まずは短剣を装備! 手の穴に握らせますが残念ながら5mmジョイントではありません。4mmくらいのやつ。
逆手持ちも可能!
凸が2つあり、こちらを持たせると短剣ではなく小銃に! AMのグルみたいな感じ。こういう最小限の手間で大きな効果を生み出す機構とか造形って大好き。
短剣は腰の後ろにマウントが可能。3mmジョイントに見えてそうじゃないのが惜しい!
ミサイルをセットして射出が可能です。
変なとこに向けて撃っちゃいけないぞ!
役職がSHARPSHOOTER(狙撃兵)であり、パッケ裏のバイオにも「狙撃コンテストで優秀な成績うんぬん」と書いてあるのでたぶんこれがメイン武器なんだと思います。弓(ボウガン)使いの女戦士っていいよね!
ちなみに名前のルーレット(Roulette)は、いわゆるルーレットの他に「ミシン目を空ける」「連なった穴を開ける」という意味もあり、ガンマンが空き缶にガガガッと穴を開けるようなイメージから来ているのかも……などと想像するのも楽しいですね。
大きく上を向けるおかげで、ゴルゴ13のように地面に伏せての狙撃ポーズもできます。狙いは上院議員ラットバットのキャンタマだ!
短剣と同じく、ボウガンも持ち手部分が2ヶ所あります。
こちらを持つとボウガンから一転して剣に!
剣状態だと左腕のガワをシールドにしたくなりますねw
銀塗装も騎士の鎧っぽく見えてきて面白い。女射手でありながら女騎士でもあるというこの属性詰め込みっぷり!
姉妹のシャドウストライカーと激突!
設定とかの話はシャドウストライカーの記事でやろうと思います。
ミサイルは凹凸を利用して右脚にマウント可能。可動がかなり制限されますが『ふとももに棒を沿わせておくルーレット』の勇姿が見られるので一度は試しておきたいところです。
ボウガンに関しては右肩ガワの裏側に4mm?凹ジョイントがあるのでそこにマウント可能。
ボウガンはもう一ヶ所、股間の穴に付けておくこともできるぞ~っ!
ちょっとこの画像じゃわかりづらいんで角度変えて見てみましょう。
挿し込んでおくことができるぞ!
複雑な機構なので念のためもう一回別ポーズで説明しておいたほうがいいですね。
この穴に、
挿し込んでおくことができるぞ!!
武器を身体のどこかにマウントしておけるTFって最高ですね。
ついでにミサイルもセットすれば『第三の脚』のようにも使えるぞ!
驚異的な自立バランスをレンズに収めるべくカメラマン達も緊急出動だ~っ!
俺のより短いっすねwなどと口にしようものなら、しゃがみギロチンで真っ二つにされてしまうこと必至! 言葉に気をつけよう!
大きさ比較。13cmくらい?なので近年のデラックスクラスと同じくらい。
昔のTFはデカいという印象でしたがカーロボはそうでもないんでしょうか、結構コンパクトです。
そして変形! 変形gifはシャドウストライカーの時に。
マイ伝で原点回帰する直前のカーロボ金型だけあってかなり複雑。右腕の変形は説明書を読んでもいまいちよくわかりませんでした。とはいっても一度覚えてしまえばサクサクできます。
ちなみにミサイルを脚に、短剣を腰につけたままで変形が可能です。ボウガンに関しては股間にマウントした状態からならギリギリ完全変形が可能。
ルーレット、ビークルモード! アメリカンスポーツカーのひとつ、ダッジ・バイパーに変形完了!
流線型のボディや、運転席に対して広いボンネット、十字に区分けされたグリルなど、かなり実車に近いビークルモードです。さすがにエンジンはこんなにむき出しではないと思いますがw
実はこれ自動車メーカーの正規ライセンスを取得しているらしく、バイパーっぽい車ではなく正真正銘のダッジ・バイパー(初代GTS)とのこと。正規ライセンスを取得した史上初の女性型TF玩具ではないかと思います。が、こないだも「女性初の一発変形はワンステップストロングアーム」とか抜かしてたらその前にバズクローがいたりしたんで今回ちょっと自信ありませんw(追記:バズクローはデッドユニバース行き、つまり未発売に終わっていたことがわかりました。残念……)
後ろから。尾灯の形状も実車そっくり! 膨らんだようにグラマラスなドア部も完全再現してます。リア末端の反りがなんともセクシー。
車体裏に取り付けたミサイルが排気塔のように見立てられているのがすばらしいw こういうの見るとやっぱりビーストウォーズの流れを汲んでるんだなと思います。
横から。多少分割線が目立ちますが、非常に美しいビークルモード。
車体を縦に貫く紫のツインストライプもダッジ・バイパーに実際にあるパターンです。
銀塗装に紫のライン……一周回って下品に見えるくらいの妖艶さ。なんかうまく表現できないんですが、「夜の街を歩く背の高い女」感をすごく感じます。
リアフェンダー以外の全ての車体外装がクリアパーツ+塗装になっており、見た目の高級感はなかなか。
ヘッドライトの形状もきちんと裏から造形されていて見ごたえがあります。別パーツで中身を作るのではなく同じパーツの裏側にモールドを入れるという合理的かつ効果的な処理!
ボンネットには初代バイパーのエンブレムも。鎌首をもたげる毒蛇ですね。
光岡オロチとかもそうですけどスポーツカー会社のセンスってわりと中二なとこあっていいですねww
ルーフの裏にもさりげなくダッジ・バイパーの商標登録が刻印されてます。
タイヤはなんとゴム製です。T.F CYBERTRONの刻印も。
色気のあるリア。
ここまで再現度が高いとミサイル射出口が悪目立ちしてしまいますが、常に穴丸出しと考えるとすばらしい景観だなと思えてきます。
サイドシルごとですがドアは開閉が可能!
ルーレットさんの中身を激写だ~~っ!!
裏側も激写だ~っ!
さすがにオルタニティやバイナルテックほどではありませんが、腰ブロックやミサイル、背中ガワ用のアームなどがそれぞれ車の部品に見立てられるような作りになっていて、自動車TFの裏側としては相当クオリティ高いです。
カメラマンA「むき出しのメッキエンジンを接写だ~っ!」
カメラマンB「おい、気持ちはわかるがそんなとこばかりアップで撮ってたら怒られるぞ!」
カメラマンA「大丈夫だよ、ビークルモードなんだから見られてないって!」
ルーレット「見てるわよ~~~」
カメラマンA「うわああああああ!!」
夜の街を流すルーレット!
前線で戦う兵士というより、諜報活動や潜入捜査で活躍しそうな印象。
たとえば……
……という活躍なんかを想像して遊んでしまいますね!
狙撃兵ルーレットのレビューでした。
字数制限きついので総評や公式設定などは次のシャドウストライカーの記事にて書きます。
では次回!