ゴッドネプチューンの紹介です。
◆トランスフォーマー ビーストウォーズⅡ D-21 合体海神 ゴッドネプチューン
ハーフシェル「野郎どもーっ！ ゴッドネプチューンになりたいかーっ！」
4人「おおーっ！！」
ハーフシェル「合体用余剰パーツは持ったかーっ！？」
4人「持ちやしたーっ！！」
ハーフシェル「じゃあ合体だーっ！ 行くぞ野郎どもーっ！！」
というわけでまずはハーフシェルをこのように変形！
甲羅パーツを胸に装着！ 合体用頭部をヘルメットのように装着！
シーファントムを右腕に変形させ、5mmジョイントで合体用拳パーツを装着！
シーラゴンも同じように左腕に変形！
テラマンダーの脚を縮め、5mmジョイントで合体用足パーツを装着！
スキュウレも同じように変形！
ハーフシェルの足の裏にあるスクランブル合体ジョイント凹に……
テラマンダー、スキュウレの頭部をｽﾞﾎﾞｯと挿入！
そう、G１スクランブル合体ロボは手足ロボの頭部が合体用ジョイント凸になるという大胆な機構なんだ！
シーファントムの頭部も肩の凹に挿入！
シーラゴンも同じく挿入すれば……！
合体海神ゴッドネプチューンの完成だ～～っ！！
G1金型の玩具なので今の目で見るとさすがに厳しい（ある意味ゴッドネプチューン販売時の1998年当時のほうが厳しい目で見られてたかも）ですが、このガッシリドッシリした戦隊ロボ玩具のような頼もしさ、ハンパじゃありません。ガチャガチャ組み上げてドカッと置いたときの不思議な満足感はかなりのもの。単体時よりも自立力が高くそうそうバランス崩したりもしません！
メカガメにメカザメ、メカシーラカンスにメカエイ、メカイカまで合体してるので全身のいたるところに海の生物の意匠が散りばめられることに。どこを見ても海の香りがする、すばらしい合体戦士です。リトルマーメイド２のメロディとか親にこの玩具ねだって却下されてそう。ヤバイですね。最高です。
後ろ姿。合体戦士にしては全部後ろに片付けました感は少なめだと思います。
ハーフシェルの足首の後ろにあった錠前のような意匠がまるでスキュウレとテラマンダーの接続をロックしているかのように見えてすごくいい感じ。
顔アップ。
ゴッドネプチューンのスタイルは顔がデカイのが難点だと思ってますが顔自体はかっこよくて、呼吸口のような口元、ヒレ状に広がったヘルメットなど、海洋戦士としての特徴が取り入れられててロマンがあります。
ゴールド塗装も綺麗。西洋のヘルム風というか、FFの龍騎士のような、ポセイドン系のデザイン。
頭がデカいなら外すとちょうどいいんじゃないかと思いましたがちょうどよくありませんでしたｗ
ハーフシェルの武器はそのまま拳に持たせることが可能！
ゴッドネプチューン（キングポセイドン）の拳の穴はスクランブル合体ジョイント凹になっているんですが、剣の5mm凸のひとつ上の太い部分がその凹に収まるように作られてます。
合体ロボですが可動もなんとかできます！
頭部は動きませんが肩が前後回転。ハーフシェルの肩と、その内部の合体用ジョイント凹が別々に回転可能。方向が同じなので2重関節にはなってないです。どちらもクリックが入っているので重さに負けて下がってしまうことはありません。
手首は5mmジョイントで繋がっているだけなので回転します！
剣を持たせる際にはあると嬉しい可動。
またシーファントムとシーラゴンのロボ膝を可動させればヒジを曲げているように見せることもできます。
ヒジと手首の組み合わせを駆使してなんとかポーズをとらせるのが楽しい。
またシーファントムやシーラゴンの頭部を曲げずに接続すれば…
腕を水平に上げているように見せることもできなくなはい感じ。
一度取り外さないといけないんで可動ではないし、深くハマらないのでボトッと落ちたりもしますがｗ
脚に関してはほぼハーフシェル単体時と同じで、前後には一切動きませんが左右にグイングイン動きます。
が、不安定なポーズで置いておくには重すぎるので基本的には素立ち前提な感じ。
合体用の足は手と同じく5mmでハメてあるだけなので、ハの字に開いたりはできます。
スキュウレのヒザを曲げることでゴッドネプチューンの足首を伸ばしているように見せることも一応できます。ちょい上のヒジと同じですね。
テラマンダーに関してはこの動きができません。
脚担当は表裏をひっくりかえして合体させることもできます。
こうするとロボがそのままくっついてる感も多少消えるうえにテラマンダーの尾やスキュウレの触手をゴッドネプチューンの膝アーマーに見立てることもできるので、結構気に入ってる形態。
ただこの場合……
ウェーバー「うわーゴッドネプチューンがきたああああ！」
スクーバ「安心しなさい！やつの弱点は膝の結合部分だ！」
ロックバスター「膝の結合部分か！ よーし俺が！ ……ん？」
スキュウレ「なに見てんだコラ――――！！！」
ロックバスター「うわ――――！！！」
…ということになりかねないので注意が必要ですね。
ゴッドネプチューンは『スクランブル合体戦士』なので、手足を構成するメンバーは腕にも脚にもなれるのが特徴。
というわけで腕担当だったシーファントムとシーラゴンが脚に変形！ 向き逆かな？ まあ自由にやりましょう。
テラマンダーとスキュウレも腕に！
スキュウレの方がなんか長いのは脚を縮めるのを忘れてたからです。
合体！ ゴッドネプチューン別バージョン！
テラマンダーもスキュウレも横から見たときのボリュームがすごいのでかなり派手になりました。若干PCCの合体戦士感あります。
かっこいいんですが何故か通常合体時よりもやる気なさげというか、肩が下がっちゃってますｗ 重いのかな？
放射状に伸びたスキュウレのイカ脚がすごくいい感じ。スキュウレかテンタキル4つ揃えて手足全部イカにしてみたいくらいです。
しかしほんとに乗り気じゃないバイトみたいな体勢になっちゃってますねｗｗなんでだろうｗ
合体とは関係ありませんが、後ろに向けていたハーフシェルの腕を展開させて拳を出すことにより「肩の5mm穴」として使えるようになったり。
肩に5mm武器を装着してパワーアップ！ せっかくなので海洋系アームズマイクロンのグラとジグを。両肩キャノンは男のロマンです。あっこれグラとジグもう一体ずつ揃えてゴッドネプチューン色に塗り替えたくなってきた……単品販売マジで頼む！
胸（甲羅パーツ）の中央に5mm穴もあるのでここにガブを取り付けて胸アーマーに！と思いましたが顔なんにも見えなくなったので無かったことにしましょう。
大きさ。約20cm強ですが、全体的にガッシリしているので身長以上のボリューム感。
合体形態のアンダートゥーと比べるとこのくらい。頭ひとつぶんくらい高いんですが、それよりもなんか太い厚いって感じ。
サイバトロン側の海洋合体戦士であるウェーバーと比べるとさすがにデカイ！
総督ショックフリートよりもデカイです。本気で襲い掛かってこられたらわりと大惨事になりそうなゴッドネプチューンの雰囲気に、ショックフリートも若干腰が引け気味！
ショックフリートがメガクラス（ボイジャー）なので、ゴッドネプチューンはだいたいボイジャー以上リーダー未満くらい？ウルトラクラスってどのへんだっけ……
ちなみにリカラー元のキングポセイドンにはもう１人、エビのロブクロウというメンバーがいました。なので6体合体。1体は武器となり合体時の手に持つことができる仕様でした。
が、ゴッドネプチューンとして売り出す際にロブクロウはオミットされてしまい、5体合体になったという経緯があります。
個人的には5体合体のほうがすっきりしていて好きではあるんですが、6体合体できるシステム自体はそのまま残っているので、ジャンク品として買ったシーファントム2体目（ビースト腕欠品、首ねじれ）をシーファントムの分身かなんかということで6体目の合体メンバーに加えてみたいと思います。
ちなみにそのシーファントムの首のねじれはこんな感じ。脚として合体させたあとに無理やりねじったんでしょうか？ 折れたりはせずグニャッとねじまがってる感じなので、スクランブル合体ジョイントって見た目よりも結構折れにくいのかも。
武器形態になるには追加パーツが必要なんですがそれはゴッドネプチューンには付属しません。なので不完全な状態ですがとりあえず持たせてみたら結構いける！ いやこれいけてるか？ いやいける！ 5mm穴を銃口に見立てればなんとかいけます。
シーラゴンをの代わりにシーファントム2体目を入れて、両腕サメ形態にも。
拳の穴にスクランブル合体ジョイント凸を入れる形で武器を保持するので、スクランブルジョイントがあるTFなら誰でも（見立てで）武器にできます。
あと背ビレと武器欠品のガルフもなぜか持ってるので彼も合体に組み込みましょう！
うおおお～ダブルシーラカンスキャノンだ～っ！！
負傷したシーラゴンの代わりに、デッドエンドの作ったクローンで代用する……とかの設定で組み込んでも楽しいかも。
両拳は5mmジョイントで差し込んであるだけなので、拳の代わりに好きな武器を装備したりも可能！
そして俺合体も可能！ 今週のびっくりどっきりカメ！
下駄パーツが2つしかないので微妙に接地性が悪いですがなかなか迫力あって気に入ってる形態ですｗ
理性を失いカメ姿で暴走するゴッドネプチューン！
さすがのサイバトロン海軍もこれにはもうカんメんしてくださいといった雰囲気だ！
ゴッドネプチューンのレビューでした。
さすがにもう25年以上前の型なんでパッと見の古臭さはありますが、ガチャガチャ遊ぶ分には文句なしに楽しい一品です。全員ビーストで並べて、全員ロボットにトランスフォーム、からの合体！そして解除！手足入れ替え！とやってるだけで嬉しい。個々の変形がとてもカンタンなのでそういう遊びをしやすいのがいいですね。グルーブやブレストオフなど別のスクランブル戦士と組み合わせることもできるのも楽しい。合体や手足入れ替えの際にスクランブル合体ジョイントを動かすバチッという動きも気持ちがよく、手が楽しい玩具です。
各ＴＦの造形もなかなか良く、合体時は各パーツがごちゃっと配置されるのも合体戦士らしくていい感じ。各部のモールドなんかも意外と細かいので大味な感じはありません。
海のトランスフォーマーとしては、合体メンバー全員が海関係（ハーフシェルはちょっと怪しいですがｗ）というのがすばらしいところ。センスイマルやフィルター（ランウェイ）、オメガバトルシップやシーサウルスなど合体メンバーの1体が海洋系というのはたまにありますが、全員が海洋系の合体戦士というのはかなり貴重です。あとは同キャラ2体合体のウェーバーウェーバーくらいしかいないんじゃないでしょうか。
難点は、G1期の合体戦士はみんなそうですが拳や足、顔などの合体用パーツが余剰になってしまうこと。別に余剰パーツは嫌いではないんですがアレッ右の拳が無ぇとかのプチ紛失をしやすいのが困ります。ただ拳や足に関しては5mmジョイントで取り付ける形なのでそのぶん別の5mm武器をつけてみたり他のトランスフォーマーにゴッドネプチューンの拳をつけてみたりと色々遊べるのでトントンかもしれませんｗ 拳パーツに関しては「5mmジョイントとスクランブル合体ジョイントとの中継点」としても使えるので、オリジナル組み換えが好きな人にもオススメですｗ
リカラー品は元々の『キングポセイドン』があり、そのキングポセイドンに復刻版やら限定版やら色んなカラーがあったりします。キングポセイドンにはオミットされたロブクロウもいるのでいつかは手に入れて遊びたいですね。