【本年初の東京編 その4】
帰りの飛行機の出発時間が近づくなか、ランチを食べるため有楽町駅で下車して~
銀座に向かい、再びテクテク歩き出しました
今回訪れたのは銀座三丁目にある「グリルスイス」
正直どの店でランチタイムを過ごそうかなと考えていましたが
「カレーパン」や「福神漬」発祥の店を訪れたのなら、
やっぱり最後までカレー関係の発祥の店を訪れるべきかなと思って、当店を選びました
因みに、当店は戦後間もない1947年(昭和22年)に帝国ホテルで修業を積んだ岡田義人氏が
当時高級料理だった洋食を多くの人に気軽に食べてほしいとの思いから創業され、
「カツカレー」は常連客だった巨人軍の千葉茂氏が『カレーにカツを乗せてくれ』との要望で、
1948年(昭和23年)に誕生したそうです
千葉茂氏は、昭和13年~31年の間、巨人軍の二塁手として活躍し、球史に名前を残した選手ですが、
「カツカレーの生みの親」としても、その名を歴史に刻んでいるんですよ~
僕もそのうち何か新メニューを考案し、歴史に名前を残したいな~とか考えていると、
オーダーした「元祖カツカレー」(1,080円)に含まれるスープが登場しました~
その後、「元祖カツカレー」が登場しましたが~
当店では、小麦粉を使わずとろ味を出し、玉ねぎ・人参・りんご等の野菜をすりおろし、
ミンチとともに煮込み、二週間の手間ひまをかけたカレーソースを使用しているそうです
確かに、この画像からも肉・野菜などの姿は見えませんが、
濃厚なカレールーであることは分かってもらえるよね~
と言うことで、早速一口食べて~
『美味~い』
カツと一緒に食べても~
『美味いわ~』
各種野菜や肉などの味がコラボしたカレーは、普段お目にかかるカレーとは随分異なる味ですが、
昭和初期から続く、歴史たっぷりの味は、なかなか美味しかったですよ~
実は、当店が「青ブロ」に登場するのは二回目のことで、
前回は、レジにエラそうなばあちゃんが座っていたために、スゴく感じが悪かったのですが、
今回は、そのばあちゃんもおらず、明るい雰囲気の店に変わっていました
『歴史は創るもの、伝統は守るもの』
との千葉茂氏から受け継いだ信念で、これからも頑張ってくださいね~
その後、銀座大通りをブラブラ歩き~
歩行者天国ののどかな雰囲気を感じつつ~
東京に赴任した6年前には、銀座がどこにあるのかも知らなかったのに~
東京赴任後に真っ先に訪れて以来、今じゃ色んな思い出ができて~
和光や三越
そして、大好きな「木村屋」や~
「銀座ライオン」等の前を通りつつ、往時に思いを馳せました
次回は、東京編最終回ですよ~
【「青ブロ」のバックナンバー】
「銀座松屋で開催された相棒展」
「相棒展でうっかりと・・・」編
「現存する日本最古のビヤホール:銀座ライオン」
「憧れの店☆銀座ライオン」編
「福岡の元職場の仲間を連れて行ったアナスティア」
「銀座の絶品イタリア~ン♪」編