性欲の罪悪感と処理について | お悩みスピリチュアル無料相談

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<悩み質問>
私の友人からの相談です。
どうか変な奴だと思わないで下さい。
友人は自分の自慰行為に悩んでいるみたいです。
本人は色情霊か?動物霊か?それともただのストレスか?と時々起こってしまうそうした気持ちをどうしたら良いか悩んでいたみたいです。
友人は女性です。独身です。
さすがに私も誰にも言えないので
でも、仏法真理に基づいた真実のアドバイスをしてあげたくて

そういった事は普通口には出さないと思いますが、余程に悩んでいたみたいで
友人も真理を学んでいるから尚更に自分を責めてしまうのだと思います。





ご訪問頂き心より感謝いたします。
心の悩み相談スピリチュアル霊的人生観で回答するエンジェル杏子です。

あなたが幸福を見つけられますように。
あなたと出会えて感謝の気持ちでいっぱいです!


一般的な回答
一般的には、そんなの当たり前といわれるでしょう。
しかし、宗教的な方はものすごい罪悪感で悩むようです。
宗教的には禁欲といわれることが多いのですが、どう考えればよいかですね。


それでは、エンジェル杏子のスピリチュアル回答です。

■性欲の罪悪感と処理について ■ ラブラブ



性欲に罪悪感を持つ方は多いです。
罪悪感の理由は倫理観と宗教的な思想を知っているからだと思います。

宗教に縁のない方でも罪悪感を持ちますが、
これはおそらく教育にあるのだと私は思います。

もともと股間は屋外で出してはいけないものですし、
幼い頃にも両親などから出さないように注意されて育ったことと思います。

また、幼いころに股間を触って遊んでいたら、
親に怒られてしまった経験を持つ方もいると思います。

ようするに股間まわりには、
怒られるという恐怖心と、見せてはいけないという羞恥心があるのです。

恐怖心と羞恥心が潜在意識に刷り込まれ、
それが、罪悪感として理解されていると思います。


そして、宗教の修行では禁欲が普通です。
キリスト教でも仏教でも通常は禁欲的ですし、男女は別々の施設で修行します。

なぜ、宗教的に禁欲になるのかといえば、
生活を堕落させないためと、霊力強化の必要性があったのです。

性欲に溺れて修行がおろそかになってはいけませんし、
どうしても戒律として男女の性に対する決まりが多くなっているのです。

そしてもう一つの理由が霊力の強化です。
股間の器官には霊的な力があり、性欲は霊能力と関係があるのです。

性欲のことを精力とも言いますが、
精力が減退した状態では悪霊への抵抗力が落ちるのです。

精力が弱いと積極的な考え方も出来ず、
どうしても悪霊波動にやられてしまいやすいのです。

体力と精力は比例します。
体を強くすれば、精力も強くなり性欲も高まります。

性欲が弱いということは体力が弱いのです。
つまり、性欲が弱い状態だと悪霊にやられてしまうのです。

性的なパワーがあると、強い念力が出せます。
積極的な想いを出すにも、悪霊波動に勝つにも念力が必要です。

昔の時代は粗食だったのでなかなか精力がつきませんでした。
しかし、現代は高カロリーで栄養豊富なので精力が付きやすく、性欲も増すのです。

自慰行為や男女の営みは精力の放出になり、
体力と念力を弱くしてしまうので、霊的な悪影響を受けやすいのです。

そのために、禁欲が必要だったのです。
性欲そのものは悪いことではありませんが、使い方に問題が生じたのです。

しかし、あまり禁欲を強く言いすぎると、逆に問題もあるのです。
男女の営みがいけないなら、女同士、男同士ならいいと考える方も出てきます。

また、食生活の改善により体力が付けば精力が増して性欲が強くなります。
性欲は抑えつけてもダメで、禁欲することで、逆に一日中性欲の虜になってしまいます。

これは、本末転倒なのだと思います。
お釈迦様の思想は中道ということですが、性欲も同じです。

やり過ぎも、禁止も、害があります。
健康な人間として生きていれば、性欲があるのは当たり前です。

男性でも、女性でも、同じです。
人間の器官で無駄なものはありません。

性欲も同じです。
使い方を間違えなければいいのです。

人間は、性欲があることによって異性に恋をします。
異性が素晴らしく見え、恋い焦がれることで、愛が芽生えます。

これは肉体の本能ですが、
これが精神的な愛の出発点であることは間違いありません。

これを仏教的な言葉でいうと「煩悩即菩提」といいます。

煩悩とは悪しき精神作用ですが、
煩悩があるからこそ、悟りへの縁が生まれるのです。

性欲がいけないことだと自分を苛めては本末転倒です。
性欲があるからこそ、他の方を愛するきっかけが与えられているのです。

しかし、性欲を乱用すると人間関係が崩壊します。
だから、性欲にも中道の姿勢は大事で、自分を慰めることも必要だと思います。

現代はキリスト教と仏教の影響が強いですが、
もっと時代をさかのぼれば、ギリシャの時代があります。

今では神話とされていますが、
ギリシャ神話の神々は男女が裸で遊んでいたといいますね。

ギリシャ神話のゼウス神は、
絵画でも彫刻でも、裸か、裸同然の衣服しか身に付けていません。

女性でもアフロディーテ(ビーナス)像は、
ほとんど布一枚のいでたちで美しさを表現していますね。

これらは裸ですが、芸術として理解されています。
つまり性の考え方も時代によって大きな違いがあるのです。

ちなみに、一万円札になっている福沢諭吉さんですが、
若い頃のエピソードとして自慰のすすめみたいなことも本に書いてあるそうです。

学生の本分としては勉強が大事ですが、
やはり性欲が高まってしまうと、何にも手に付かなくなります。

そんな時には下手な禁欲はせず、
さっさと自慰行為をしてスッキリしてしまえばよいという考え方です。

1日に何時間も悶々として異性のことを考えているより、
さっさと行為をして、すぐ自分の仕事にとりかかった方がいいということですね。

性欲も自慰行為も悪ではありません。

使い方によっては悪にもなり、悟りの縁にもなります。
また、現代ではストレス解消としての効果も高いと思います。

性欲を使ってどう生きるかです。

性欲で堕落した生活をして他人を傷つけるのか、
性欲を感じながら、自分と他人を愛してゆくかの違いです。

ぜひ、性欲にも中道を考えてください。



こちらも、ぜひお聞き下さい↓

◇ラジオ番組「天使のモーニングコール」◇

「心の指針、心の中の野獣」約20分


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