成田空港、国内線を1.5倍の年3万回に
報道によりますと成田空港は、2014年度にも国内線の発着枠を現行の1.5倍にあたる年3万回に引き上げる方針を発表しました。
10月に国際定期便が就航する羽田空港に対抗し、国内と国際線をつなぐ拠点(ハブ)空港としての機能を強化する考えです。
成田は現在、札幌や大阪、福岡など国内8空港に路線を持ちます。
これを15~16空港に増やして、利用者の利便性を高める考えです。
具体的には、需要が見込める鹿児島や新潟などの路線開設を目指し、航空会社と交渉するものとみられます。
成田空港は地元の合意を得た上で、2014年度にも年間発着枠を22万回から30万回に拡大する見込みです。
これに合わせて国内線の発着枠も増やすことになります。
一方、急成長する格安航空会社(LCC)専用のターミナルについては候補地を3~4に絞り込んで検討しているそうです。
アジア各国のLCCを対象に需要調査を進めており、9月末にロンドンで開かれるLCCの国際会議後にも正式に建設を決める方針です。
LCCの就航を促すため、着陸料の引き下げも検討するそうです。
羽田、成田が上手く共栄共存し、日本の航空業界も発展向上して欲しいものですね。
国際競争にもいかにして戦って行くか、これからが正念場です。
ありがとうございます。