久保寺健彦くんの第1回ドラマ原作大賞選考委員特別賞受賞作

すべての若き野郎ども』を読みました。

 

すべての若き野郎ども/久保寺 健彦

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久保寺健彦くんのデビュー作のひとつ。
 
「デビュー作のひとつ」と言うのは、2007年に
本作の他、
みなさん、さようなら』で第1回パピルス新人賞を、
ブラック・ジャック・キッド 』で
第19回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を
受賞しているため。
 
ただ、出版は、
他の二作がそれぞれ2007年11月にされたのに対し、
本作は、一番遅い2008年9月となっています。
 
まぁ、内容がないですからね。
 
高校を中退した暴走族の少年が、
年下だけど自分より強い少年とつるんで
他の暴走族やヤクザを相手に天下統一を目指す……
 
面白いかも、と思いました?
 
でもね。
 
本当に天下統一を目指して進んでいくのなら、
荒唐無稽なストーリーでもそれもアリかと思いますが、
中途半端なのですよ。
 
少年院に入れられちゃって、 
相棒はその間にミュージシャンに転向しようとするし。
 
これをドラマにしても見たいとは思いませんね。
 
 
と言うことで、評価は久保寺作品としては最低の、
 
 
評価 ☆☆
 
 
これまでに読んだその他の久保寺健彦の本
 
オープン・セサミ  ☆☆☆
空とセイとぼくと  ☆☆☆
中学んとき  ☆☆☆☆
ブラック・ジャック・キッド  ☆☆☆
 
 
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