久保寺健彦くんの第1回ドラマ原作大賞選考委員特別賞受賞作
『すべての若き野郎ども』を読みました。
- ¥1,575
- Amazon.co.jp
- 久保寺健彦くんのデビュー作のひとつ。
- 「デビュー作のひとつ」と言うのは、2007年に
- 本作の他、
- 『みなさん、さようなら』で第1回パピルス新人賞を、
- 『ブラック・ジャック・キッド 』で
- 第19回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を
- 受賞しているため。
- ただ、出版は、
- 他の二作がそれぞれ2007年11月にされたのに対し、
- 本作は、一番遅い2008年9月となっています。
- まぁ、内容がないですからね。
- 高校を中退した暴走族の少年が、
- 年下だけど自分より強い少年とつるんで
- 他の暴走族やヤクザを相手に天下統一を目指す……
- 面白いかも、と思いました?
- でもね。
- 本当に天下統一を目指して進んでいくのなら、
- 荒唐無稽なストーリーでもそれもアリかと思いますが、
- 中途半端なのですよ。
- 少年院に入れられちゃって、
- 相棒はその間にミュージシャンに転向しようとするし。
- これをドラマにしても見たいとは思いませんね。
- と言うことで、評価は久保寺作品としては最低の、
- 評価 ☆☆
- これまでに読んだその他の久保寺健彦の本
- オープン・セサミ ☆☆☆☆
- 空とセイとぼくと ☆☆☆☆
- 中学んとき ☆☆☆☆☆
- ブラック・ジャック・キッド ☆☆☆
-