12月12日(土)札幌「みんたる」にて小形健介セルフストーリーオペラ
「生きることは苦しみである」
脚本・歌 / AKIRA 原作・語り/小形健介
1.Hug yourself
第1章 忍びよる病魔
2.これが最後と知っていたなら
第2章 病気の試練
3.祈りの歌
第3章 立ち上がる勇気
4.勇者の石
第4章 社会の壁
5.ハイボクノウタ
第5章 運命の遠泳大会
6.鳴り止まぬぼくの歌
7.PUZZLE
8.MOVE!
9.バンジージャンプ
10.そらのやくそく
11.ありがとう
悪魔はゆっくりと忍び寄ってくる。
バキバキバキッ!
体育館の鉄骨を揺らすようなすさまじい音をあげて、腕の骨が折れる。
小学生最後の柔道大会で寝技におさえこまれた。
相手は僕より格下だ。こんなちょろい寝技なんかかんたんに抜けるはずだった。
小学三年の冬頃から日を追うごとに左手の感覚がにぶくなる。
おかしい。左手が親指を握ったまま開かない。
左足も麻痺しはじめ、歩き方もぎこちなくなる。
「かたわ」
ひょいと差し出された同級生の足に引っかけられ、すっ転ぶ。
「馬鹿野郎!」
僕は得意の払い越しで同級生を投げ飛ばす。
父に「柔道を習わないとゲームは禁止だ」と言われ、むりやりやらされた柔道がどれほど役に立ったことか。
だがその柔道も限界だった。
寝技で抜けなくなった腕を複雑骨折し、そのまま救急車で運ばれ入院する。
骨折を診断した医師さえ僕をむしばみはじめた病魔には気づかなかった。
こうして健介は中学二年の春、脳腫瘍手術の後遺症で左半身麻痺になる。
先の見えないリハビリに自殺願望の日々を送り、長い闘病生活の後待っていたのは学校でのイジメや社会の差別だった。
さまざまな人々との出会いにより、運命の犠牲者から運命の勇者へと変貌していく姿は観客の胸を打つ。
半身麻痺の障害も一生持ちつづけるでしょう。
だってこの看板なくなったらたいへんですから。
こんな僕でも日本じゅうから講演に呼ばれ、社長さんから学生や主婦、生きづらさを抱える人たちに生きるメッセージを伝えています。
おもしろいですよね。
何度も死にたいと思った人だから、生きろと言える。
何度も挫折した人だから、だいじょうぶと言える。
何度も親を恨んだ人だから、ありがとうと言える。
何度も差別された人だから、あなたの代わりはいないって言える。
あなたが今くぐっている痛み、孤独、絶望は、未来の誰かを救う贈り物になるんです。
だからあなたの運命を100%信じて、あなたの道を突き進んでください。
たくさんチャレンジして、たくさん負けて、たくさん傷ついて、たくさん泣いて、たくさん笑ってください。
そしてあなたの笑顔を必要としてる人に伝えていってください。
「きみにできないことはない」って。
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