昨日は、がん治療セミナーに参加しました。
主催は、伝説塾 の塾生、上田あいこさんが代表をつとめるNPO法人ウィッグリングジャパン 。
講師は、久留米大学先端癌治療研究センター 所長 山田亮教授 。
がんの三大治療と呼ばれる、手術、抗がん剤、放射線に加え、第4の治療方法として現在非常に注目されている、「がんペプチドワクチン療法」について解説してくれました。
貴重な情報ですので、内容をシェアします。
この治療方法は、ワクチン治療なので、13回程度、注射するだけです。
身体的な負担もほとんどなく、副作用もないので、特に体力が低下している高齢の患者さんにとっては、選択肢の1つとして認識しておくとよいと思います。
そして、このペクチドワクチン療法は、一定の制約条件があるものの、先進医療に該当します。
したがって、医療保険やがん保険に先進医療保障が付保されている場合、治療費の実費が支払われ、実質的に患者さんの負担はなくなることになります。
先進医療は自費診療となり、このペプチドワクチン療法の費用はトータルで約100万円程度かかります。
遠方の病院に通う場合には、交通費や宿泊費、その他の保険診療費用など、やはり負担が非常に大きくなります。
そんなときに、加入している医療保険やがん保険に先進医療保障が付いていればすごく助かりますね。
厚生労働省からも先進医療について発信されています。
<第3項 先進医療技術>
23番
十二種類の腫瘍抗原ペプチドによるテーラーメイドのがんワクチン療法 ホルモン不応性再燃前立腺がん(ドセタキセルの投与が困難な者であって、HLA―A24が陽性であるものに係るものに限る。)
<実施医療機関>
福岡県 | 久留米大学病院 |
青森県 | 弘前大学医学部附属病院 |
大阪府 | 近畿大学医学部附属病院 |
埼玉県 | 獨協医科大学越谷病院 |
日本の医療技術の進歩は顕著です。
これからも常に新しい治療方法が開発されるでしょう。
私たち保険代理店もいつも新しい情報を敏感に掴み、お客様のためにタイムリーな情報提供をしていくことが使命だと思っています。
今回の情報がお役に立てれば幸いです。
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