源氏イラスト訳【夕顔64】まづ、
「まづ、こなたの心見果てて」と思すほどに、伊予介上りぬ。
ーーーーーーーーーーーーーーー
【源氏物語イラスト訳】
「まづ、こなたの心見果てて」
訳)「まずは、この女の気持ちを見定めてから」
と思すほどに、
訳)とお思いになるうちに、
伊予介上りぬ。
訳)伊予介が上京してきた。
【古文】
「まづ、こなたの心見果てて」と思すほどに、伊予介上りぬ。
【訳】
「まずは、この女の気持ちを見定めてから」とお思いになるうちに、伊予介が上京してきた。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
■【まづ】
■【こなた】
■【の】
■【心】
■【見果(みは)つ】
■【て】
■【と】
■【思(おぼ)す】
■【ほどに】
※【【ほど】
※【に】
■【伊予介(いよのすけ)】
■【上(のぼ)る】
■【ぬ】
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
☆本日の『源氏物語』☆
ずっと、なんの疑いもなく
光源氏を待ちつづけている軒端荻――
彼女をいじらしいとは思うものの、
空蝉の心の内を見届けてから…と
思っているうちに、
伊予介が、地方から帰ってきてしまいましたね;;
((((((ノ゚⊿゚)ノ