源氏イラスト訳【夕顔48】いかなる
「いかなる人の住み処ならむ」とは、往き来に御目とまりたまひけり。
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【源氏物語イラスト訳】
「いかなる人の住み処ならむ」とは
訳)「どのような女の住んでいる家なのだろうか」と思っては
往き来に
訳)行き帰りに
御目とまりたまひけり。
訳)お目が止まりなさった。
【古文】
「いかなる人の住み処ならむ」とは、往き来に御目とまりたまひけり。
【訳】
「どのような女の住んでいる家なのだろうか」と思っては、行き帰りにお目が止まりなさった。
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■【いかなる】
■【人】
■【の】
■【住み処(すみか)】
■【なら】
■【む】
■【とは】
※【と】
※【は】
■【往(ゆ)き来】
■【に】
■【御(おん)―】
■【目とまる】
■【たまふ】
■【けり】
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☆本日の『源氏物語』☆
「行き帰り」とは、
六条御息所へと通っている行き帰りのことでしょうか?
彼女の元で夜を過ごし、朝寝坊するほど
御息所に入れ込んでいたその帰りに…?
(;゚;∀;゚;)