【帚木105-③】古文単語~「咎(とが)」とは? | 【受験古文速読法】源氏物語イラスト訳

【帚木105-③】古文単語~「咎(とが)」とは?

勉強お疲れさまラブラブあいです。


この【重要古語】は毎日夕方に更新しています。

学校帰りにでも、読んでくださいね♪

 


↓今日の古文単語はコレ↓

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

■【いたり】…思慮などが行き届いていること

■【~むは】…~としたら、~ようなのは

※【む】…仮定(婉曲)の助動詞「む」の連体形

■【いと】…非常に

■【口惜し】…残念だ

■【頼もしげなし】…頼りない

■【咎(とが)】…欠点

■【や】…強調の係助詞

■【なほ】…そうはいっても、やはり

■【苦し】…苦しい、困ったシク活用形容詞

■【む】…推量の助動詞「む」の連体形

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

※上の意味は、今回の文脈での意味です。

助動詞の文法的説明は声に出して唱えてね♪


今日の古語詳解は「咎(とが)」☆

では行ってみよ~♪

ーーーーーーーーーーーーーーー

 

まず「咎」の読みは?

Qさまでありそうですね~^^


 

【とが(咎・科)】

①人から非難されるような行為や欠点、過失

②罪となる行為、犯罪

(※『全訳古語例解辞典』小学館 より)
 

にひひ「『咎』?ああ、②の意味で今使ってるね!」

 

たしかにそうなんですが、

実は、「咎」と「罪」とは、古文では今のように混同されていなかったんです!

w川・o・川w


 

「罪(つみ)」が、悪意を持って行った行為、

すなわち、犯罪を意味するのに対し、

 

「咎(とが)」は、生まれつきの欠点や、

不用意で犯したあやまちをさします。

 


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セットで覚えておくといいですね♪

 

(o^-')b

 

本日の「源氏物語」まとめ

 

■帚木105(原文)

「…深きいたりなからむは、いと口惜しく頼もしげなき咎や、なほ苦しからむ。…」
     アップ

今回の古文の現代語訳が難しい場合は、

下のリンクも復習してね♪

 

【帚木105-①】イラスト訳

【帚木105-②】イラスト解釈

 

 

 

本日の古語~過去記事リンク~

む(識別)

口惜し(くちをし)

や(係助詞)

なほ

む(助動詞)  む②  む③  む④

 

(※その他重要古語一覧はこちら

 

 

あいでしたラブラブ


今日も最後までご愛読ありがとうございましたキラキラ