【帚木66-②】古典文法~「む」の識別☆
おはようございますあいです。
冬休みに入りましたね。
塾や冬期講習に通ってないと、
生活がズルズルと乱れてきちゃいます;
このイラスト解釈は、朝7時までには更新しますので、
ぜひこれを読むために、早起きしてくださいね♪
↓今日の源氏物語はコレ↓
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「…思ひの外にらうたげならむ人の閉ぢられたらむこそ、限りなくめづらしくはおぼえめ。…」
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【源氏物語~これまでのあらすじ】
桐壺帝の御子である光源氏は、臣下に降格してからも継母である藤壺宮を忘れられないでいました。あるつれづれに長雨の降る夜、光源氏と頭中将、さらに友人の左馬頭、藤式部丞が、帝の物忌みのために宮中に籠もり、女性の品定めを始めました。頭中将が、女の品格を3つに分類し、左馬頭がそれに色をつけます。「あばら家にひっそり住まう女性は…
今回は、「む」の識別です♪
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思ひの外にらうたげなら①む人の閉ぢられたら②むこそ、限りなくめづらしくはおぼえ③め。
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傍線部①~③の助動詞の文法的意味の組み合わせとして正しいものを選べ。
1.①推量 ②婉曲 ③意志
2.①仮定 ②適当 ③推量
3.①仮定 ②意志 ③推量
4.①婉曲 ②推量 ③意志
5.①婉曲 ②仮定 ③推量
こういう組み合わせの問題が、センター試験によく出ます。
これがよく間違えるあなたは、練習あるのみ!
この年末に、コツをつかんでくださいね♪
(o^-')b
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【助動詞の文法的説明】
■まず、傍線部とその前後を見ます。
■直前のつながり(接続)から、助動詞の種類を確認します。
■直後のつながりから、助動詞の活用形を確認します。
■以上の情報から、傍線部の助動詞が何なのか分かります。
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毎回の照らし合わせの中で、こういう作業ができていれば、
本番の選択肢で引っかかることは、ほとんどなくなります。
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【組み合わせ選択肢の解き方】
■傍線部とその直前直後から、ある程度判別をつけます。
■1つ1つ選択肢を見ていき、絶対に違っているものを消去します。
■残った選択肢の中から、より適当なものを選ぶ。
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体言を伴う連体形の場合の「む」は仮定・婉曲☆
この基本知識だけで、絶対に違う選択肢を省けば、
おのずと答えが見えてきましたよぉ♪
(*^_^*)
答えは5です。
組み合わせ選択肢の場合すべてがこういうわけにはいかないですが、
ただやみくもに選ぶのではなく、自分の中で、法則を持って解いていくと、必ずコツはつかめてきますよ♪
ちなみに、
①直後に体言があるときは、婉曲
②直後に「こそ」「は」などのつながりの時は仮定
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これで訳出すると、とってもキレイにつながります!
確認しておいてね♪
(o^-')b
あいでした