【帚木61-①】「異人の言はむやうに、…
【古文】
「異人の言はむやうに、心得ず仰せらる」と、中将憎む。
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「異人の言はむやうに、
訳)「他の人が言うように、
心得ず仰せらる」
訳)納得できないことを仰せになる」
と、中将憎む。
訳)中将は憎らしがる。
【古文】
「異人の言はむやうに、心得ず仰せらる」と、中将憎む。
【訳】
「他の人が言うように、納得できないことを仰せになる」と言って、中将は憎らしがる。
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■【異人(ことひと)】
■【の(主格)】
■【む】
■【やうに(やうなり)】
■【心得(こころう)】
■【仰せらる】
※【仰す(おほす)】
※【らる】
■【中将】
■【憎む】
☆重要古語一覧 ☆
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