小顔化の流れ・太めザク立体選手権〈その4〉/大河原ザク(63) | アディクトリポート

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まずは前回の補足。

1995年10月に発売された1/100MGザクⅡが、

$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-uyuyuy

MG 1/100 MS-06F/J ザクII (機動戦士ガンダム)
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旧設定画風に、細身に先祖返りした理由ですが、
$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-23
前にこのブログで書いてました。

かいつまんで言うと、
MGのために、大河原氏に再設定が委託され、
$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-ひかく
ほぼ、その画稿の通りに立体化されたから。

で、今回はガンプラ版ザクの小顔化について。

これもこちらに書いたが、

小顔ザクの原点は、出渕裕がデザインした、
OVA『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』(1989・全6話)の、
$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-jiuyu
ザク改(MS-06FZ)。
$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-ぽけ




この小顔ザクに触発されたのか、
2年後の1991年から翌92年にかけてのOVA、『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』の、
$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-ova
ザクⅡF2型(MS-06F-2)は、
$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-chuukan
カトキハジメが、模型誌企画『ガンダム・センチネル0079』(モデルグラフィックス1990年5月号ならびに7月号の2回にわたって掲載)に登場する、
$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-だぶぶ
↑カトキ版ザクII(左)を、アニメ用に線を減らしたもの(右)。
そしてこのザクは、
ジオン軍用と、

連邦の寒冷地仕様の2タイプで、

2002年にMG化される。
$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-narabi

そしてMGザクがVer.2.0になった2007年。
$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-ふたつ

MG 1/100 MS-06J ザクII Ver.2.0 (機動戦士ガンダム)
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MG 1/100 MS-06F ザクII Ver.2.0 (機動戦士ガンダム)
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このF2型のプロポーションに、Ver.2.0もそろえられた。
$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-おそろ

2006年後半に、アニメ風をめざして製品化された、HGUC 1/144 MS-06 量産型ザクを例外として、
$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-ichideke
↑近年ではほぼ唯一の、ガンプラ版太めザク。
↓さすがに、劇中ザク安彦風といっても、
$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-boru
ボルジャーノンにまでする思い切りはなかったようで。


MG Ver.2.0以降のガンプラザクは、
HGUC 1/144 MS-06 量産型ザク (機動戦士ガンダム)
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$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-ji--

↑HGUC(左)とMG(右)の比較。全く似ていない。

1/48メガサイズモデルや、
$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-hatubai
2011年3月10日頃発売

$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-めがら
↑メガサイズモデル(左)とMG(右)の比較。ほぼ相似形。

メガサイズモデル 1/48 MS-06F 量産型ザク (機動戦士ガンダム)
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最新の1/144RGまで、
$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-rg
2011年7月23発売。

RG 1/144 MS-06F 量産型ザク (機動戦士ガンダム)
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MG Ver.2.0にのきなみ準じているため、
$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-ですが
↑発売時期が近いメガサイズモデル(右)とRG(左)は酷似している。

太めザクガンプラというものは、存在をほぼ抹消されてしまっている。

なので、ようやく次回から、ガンプラ以外の太めザク探しになります。