MSV(モビルスーツバリエーション)で、
太めが定着したはずのガンプラ版ザクが、
1/144 MSVモビルスーツバリエーション ザクマインレイヤー
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なぜ細身に逆戻りしたのか。
(左)MSVマインレイヤー。
(右)RG(リアルグレード)量産型ザク。
どちらも1/144スケール。
1983~84年のMSVで、ザクの模型化はひとまず終了。
85年からは、新たなガンプラの元ネタ番組/映画/OVAが開始。
1985年 機動戦士Zガンダム
1986年 機動戦士ガンダムZZ
1987年 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア(映画)
1989年 機動戦士ガンダム0080~ポケットの中の戦争(OVA)
1990年 機動戦士ガンダムF91(映画)
1991年 機動戦士ガンダム0083~スターダストメモリー(OVA)
1993年 機動戦士Vガンダム
1994年 機動武闘伝Gガンダム
1995年 新機動戦記ガンダムW
だが結局どれも、ファーストのガンプラほどの成功にはいたらず、
1/100でMG(マスターグレード)が開始され、
1995年10月に発売されたザク(ザクⅡ)は、
MG 1/100 MS-06F/J ザクII (機動戦士ガンダム)
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設定画風の細身ザクに先祖返りしてしまった。
理由は、ガンプラが進化して、ザクもドム同様の相撲取り体型に落ち着いた、MSVまでの過程が反故(ほご)にされ、MGでザクを出す時には、
「なんでプラモ版MSVは、あんなにデブッチョで設定画からかけ離れた恰好になっちまったんだ?」
と言う疑問を設計の原点にリセットされてしまったため。
おまけにこのMGが新・原器と定義され、同時期の各スケールのガンプラ版ザクは、のきなみこれに準じたプロポーションに。
左から、
*MG(マスターグレード) 1/100 MS-06F/J ザクII
*PG(パーフェクトグレード) 1/60 MS-06F ザクII
*HG (ハイグレード)1/144 MS-06J ザクII (機動戦士ガンダム 第08MS小隊)
*FG(ファーストグレード) 1/144 MS-06F ザクII F型
…と、ここまでで、いきなり告知です。
ざく太郎さんの作品をじかに目に出来る展示会が、
今日(4/7)と明日(4/8)、
開催される模様です。
詳しくはこちらで。
お近くの方はぜひどうぞ~♪