キモチ法律事務所 ~枯れ木に花を咲かせましょ~
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Dictionary




                ようこそ、キモチ法律事務所ワラ


          当事務所の所長ハナサカキモチは、無期出張中でございます ガーン


その代わりと言ってはなんですが、“キモチ辞典”なるものをご用意させていただきましたwink




                   今日のあなたは、どんなキモチですかはてなマーク


              幸せ? 悲しい? 楽しい? 苦しい? 嬉しい? 悲しい?


                 今のあなたは、どんな状況にいますかはてなマーク


             暇? 忙しい? デート中? 腹ペコ? 眠る前? 戦ってる?

 



              今のあなたに合ったキモチ辞典を開いてみてください本


         そこにあなたにピッタリのキモチが用意されているかはわかりませんが、


              ぜひ、何らかのヌクモリをお持ち帰りくださいませ~bye








                              book

                     ホントのキモチは押さえ込まなきゃ




                              book

                     時の流れに身を任せるしかないか

 



                              book

                       どうやってあなたに伝えよう?

 



                              book

                         神様幸せをください! 




                              book
                         私って重たいかな。。。

 



                              book

                   大切な人から難しい悩みを打ち明けられた




                              book

                              大好き 



          
                              book
                           プッと笑いたい




                              book
                            私は不幸だ




                              book
                         告白したいけど勇気が…




                              book

                     この人といて幸せって思えてるかな?




                              book
                           失恋が苦しいよ…




                              book
                        俺たち進展してるかなぁ




                              book
                     どうせ私には何もしてあげられない




                              book

                         夏の終わりは寂しいょ




                              book

                      みんなも苦しんでいるのかな?




                              book
                        俺って能力ないんかも…




                              book
                      記念日記念日ってうるさいわ!




                              book

                       私って何も頑張ってないな…




                              book
                        社会なんかに屈するかー!




                              book
                           小話を聞かせて




                           ①book book
                        幸せすぎた過去が苦しいの




                              book
                      何だか生き急いじゃってるなぁ




                              book

                         恋人と一緒に見てます!




                              book
                         もう誰も愛せないよ…




                              book
                           私、頑張るから!




                              book

                        ポン様に勝負を挑みたい。




                           book book
                        デート気分を味わいたい。




                              book
                      苦しい恋なんて捨ててしまいたい




                              book

                        頑張ってるのに、結果が…




                              book

                         今日はクリスマスイブ




                              book

                            温めて欲しい




                              book

                     誕生日プレゼント何をあげようかな




                      book book book book
                         愛をわけてちょんだい!            

          


                              book

                       最近、日常に追われてるなぁ




                              book

                       この想いいつか伝わって欲しい




                              book

                         一度きりの人生やから




                              book

                            別れのあと




                           book book
                        愛のある風景を眺めたい




                              book

                          今こそ勝負の時!




                              book
                         会いたくてたまらない…




                              book

                       キモイ男を馬鹿にしたい気分♪




       


             当事務所には他にもたくさんのキモチが散りばめられています


                        ぜひ、色々巡ってみてください


       



                              番外編
                        


              book                    book

                野球日誌                        旅行記



              book                    book
          この事務所ができた経緯             この事務所を閉めたわけ









                 


プレート


                   このキモチ辞典を親愛なるぶこに捧ぐ・・・

                                      





                                            
                                       すべての愛をこめて


















最期のキモチ






古くからの読者様なら、覚えてる人もいるだろうか。


この事務所にトゥルルルと電話がかかり、営業を開始したあの日のことを。


もう2年以上も前のことなんやなぁ。





設定上の制約があるにもかかわらず、何を書くか迷ったことなど一度もなかった。


それどころか、下書き記事がたまる一方で、毎回厳選して公開していたくらいだ。


実際に書いた記事の数は、公開した記事の3倍をゆうに超えているだろう。













自分のキモチを文章にする量は、今も変わっていない。


でも、書き終えた尻からバカバカしく思えるような記事しか書けなくなってしまった。


仕事のできない所長は、キモチ法律事務所の所長であり続けてはならないと思う。


いよいよ、看板を下ろすべき時が来たということだ。













頻繁にコメントをくれた人、更新ごとに見に来てくれた人、気が向いた時に足を運んでくれた人、


陰ながら応援してくれてた人…


ブログ上で出会った人から実生活の友人・知人まで、たくさんの人々によって支えられたブログやった。





コメント欄がないからって、アメーバメッセージをくれた読者の方々のキモチが嬉しかった。


俺でさえその存在を忘れかけてたBBSに、カキコしてくれた読者の方もいて嬉しかった。


オフ友たちが『ブログは続けろよ~』って言ってくれるのも嬉しかった。





積み重ねを重んじる俺にとっては、気軽に始めたこのブログも、いつしかかけがえのない宝物となった。


多くの人に支えられて続けてきた以上、永遠に続けるのが理想やった。


でも、単に続ければいいってもんじゃない。





“大切なものやからこそ、堕落させたくない”


伝えたいキモチが浮かばなくなった時、こういう結論に至りました。













この数ヶ月の間、たくさんの人が俺を励まそうとしてくれた。


俺の友人も、ぶこの友人も、ブログつながりの人も、みんな温かい言葉をかけてくれた。


それには本当に感謝しています。


ありがとう。




ただ、正直に言うと、感謝するのと同時にものすごい苦しみに襲われてる。


励ましてくれる人たちの背後に、社会的な経験則の存在を感じてしまうから…


励ましの言葉の裏には、前提的なものとして社会通念になぞらえたシナリオが見え隠れする。


そのシナリオを四方八方から押し付けられてるように思えて苦しいわけ。





励まさんといてほしかったって言ってるんじゃないよ。


逆の立場なら俺もそうすると思うし、みんなのおかげでやり過ごせた苦しみがあったのも事実。


励ましてくれた人を責めてるんじゃなくて、偉大なる社会に敗北感を感じてしまうということです。













例えばこの社会では、相手のキモチがある間は一人だけを愛せる人は美しいとされるのに、


相手のキモチがなくなったとたん一人だけしか愛せない人は情けない・醜いとされるやろ?


俺はそんな社会についていかれへん。


そんなに都合よく変化できねえよ。





例えばこの社会では、恋人がいるままで他の異性と関係を持つと浮気だと非難されるけど、


他の異性と関係を持つ前に別れを告げていれば筋が通った行為として評価されたりするやろ?


俺はそんな社会が腑に落ちへん。


どっちも同じ裏切り行為としか思われへん。













社会的評価を求めてるわけじゃないけど、社会と無関係には生きられない。


自分の価値を映してくれる存在を失った俺は、社会通念の枠にはめ込まれるのがものすごく苦しい。


自分の中の社会に適合しない部分を実感し、それが全て自己否定につながってしまうから。





俺に近い奴であるほど、もしくは、共感できる体験を持つ奴ほど、俺の特性に理解を示してくれる。


そういう奴らの存在は唯一の救いだが、それゆえに彼らさえも理解を示さなくなることが怖い。


そして、彼らが無意識的に用意したシナリオを演じない限り、その時はいつか必ずやって来るのだ。


俺を良く知る親友も、俺たちを見てきたぶこの友人も、ぶこ本人でさえもいつかは…


でも、俺にはどうしても演じられない…


つまり、みんなが送ってくれる温かいエールに応えられそうにないのです。













だってね。


俺の幸せを願ってくれる人々がイメージしてるような“次”や“他”なんて俺にはないんよ。


悲観的発言をしてるわけじゃなくて、客観的事実としてそこに俺の幸せは存在せーへんの。


自分のことは良くわかってるのよね。


もし“次”とか“他”があったなら、俺は間違いなくその時点で自分自身を嫌いになってしまう。





『本気』と本気で思ってた人間がまた別の『本気』を見つけることは、


過去の『本気』のみならず現在の『本気』をも希薄化させる。


何度でも本気になれる奴こそ素晴らしいという意見もあろうが、私見によるとそんなのはきれい事だ。





『とどのつまりはどれも本気じゃないんじゃねぇの?』


『実はお前は本気なんて知らないんじゃねぇの?』


などという自問にさいなまれ、自分を見失ってしまう。


それが、俺という人間や。













俺は、せめて自分くらいは自分を好きでおりたいねん。


「自分ならどんな自分でも好き」みたいな馬鹿ではなく、自分を好きでいられる自分でいたい。


だから、何人もの人を愛せるような人間には絶対になりたくない。


たとえ、過去の別れを望んだのが自分ではなかったとしてもね。





もちろん、魅力的な女性はいっぱいおるってわかってる。


人に対して好感を持つことも当たり前にあると思う。


でも、俺が人生をかけた夢に“次”なんかない。


本物の“本気”ってそういうことなんじゃないんかなぁ。。。





ぶこが良い女か否かとか、ぶこを好きかどうかは関係ないんよ。


この点については、相手がぶこじゃなくても同じやったと思う。


俺個人の問題として、どうしてもそんな自分は許されへんのやろね。


幸せな家族は俺の夢やのに、今は家族を築く自分を想像しただけでちょっと吐き気がするもん。





そんな自分をわかったうえで、ぶこを受け入れた。


こうなる可能性も覚悟してぶこを愛したわけやし、軽い口約束の婚約でも俺は本気やった。


自分だけは、そういう自分を裏切りたくない。


ぶこがいなくなったからって、嘘にしたくないし希薄化もさせたくない。


少なくとも俺が生きてる間は。。。













つい長々と書いてしまったが、こんな記事では読者の心に何ら影響を与えられないと思う。


俺が以前と同様の強いキモチを書いたつもりでも、読み手の印象は以前とは違うものなってるはずだ。


端的に言えば、『以前はプラス思考、今はマイナス思考』というようなイメージで捉えられてると思う。


ここ2ヶ月で公開した“遺作”だって、書き始めた当時に公開してたら違う印象で読んでもらえたはずだ。


この生理現象こそが、俺が壊せなかった社会ってヤツの恐るべき力である。





読者がプラス思考と捉えうる記事を書くことは、人の心に影響を与える記事を書くための最低条件だ。


しかしながら、今の俺がいくらプラス思考をしても、社会からマイナス思考との烙印を押されてしまう。


ぶこのキモチが俺にない以上、俺のキモチは社会に対しても伝わらないのが現実なのである。


結局、キモチ法律事務所の存在意義も、そこにぶこの幸せがあるか否かにかかっていたということだ。





この記事をここまで読んでくれた人は、おそらく今まさにこのことを体感できたのではないだろうか。


どういう意味?って思う人は、上であえて長々と書いた苦しみの部分を読み直してください。


その際、ぶこと付き合っている俺があえて別れた場合を仮定して書いた文章やと思って読んでみて。


きっと、今さっきあなたが感じたものとは異なる印象があなたに残ることだろう。


身をもって体感することで、俺が泣く泣く看板を下ろす理由をわかってもらえるように書いたつもりです。













こんだけ書いたらもう十分わかってもらえたと思うが、最後やからもう少しだけ補足させてください。





ブログを作り始めた時に一番始めに書いた文章は、ブログタイトルの下にいつも表示されてる


『ある想いを胸に弁護士になるべく奮闘する若者が、人生の喜怒愛楽を社会に吐き出す!

キモチは全ての人にある。だからどんなチッポケなキモチでも大切にしたい…』という部分。


ブログに接する時は、この“ある想い”ってやつを常に意識していた。


ハナサカアトーニーの根源であり、ブログの趣旨でもあり、忘れてはならない初心たる“ある想い”をね。





それは単純な言葉で説明できるものではなく、俺の人間としてのものすごく複雑なキモチだ。


だからこそ、時間をかけて色んな方向から自分のキモチを書き連ねてきた。


この“ある想い”を、ぶこを含めた読者の人たちになんとなぁく感じてもらうことがこのブログの目的だ。


伝えたいキモチが書けない限り、この目的は果たせない。













そして、サブタイトルの『枯れ木に花を咲かせましょ』について。


言うまでもないが、これは理想の法律家のイメージを昔話の花咲じじいに重ねたものだ。


ここで、花咲じじいのストーリーを思い出してもらいたい。


花咲じじいが灰で花を咲かすことができるのは、じいさんの心がきれいやからやったよね。


意地悪じいさんは同じ灰をふりまいても花は咲かず、それどころか殿様に害を与えて投獄される。





ハナサカアトーニーにだって、同じことが言える。


俺自身の心がすさんでいれば、人の心に花を咲かすことなんかできない。


人に自分の苦しみや憎しみをばら撒いたって、その人の心に花は咲かないのです。


花の咲かない灰をばら撒くことは、キモチ法律事務所のやるべきことではありません。





以上が、俺が大切な大切なブログを辞めようと思った理由です。


なぁんとなく、わかってもらえたでしょうか。













結局のところ、俺はこの最後の記事で何を言いたいのか。


それは、ハナサカアトーニーもキモチ法律事務所もぶこありきのものやってこと。


ハナサカアトーニーを理想に掲げて努力することができたのも、ぶこの存在のおかげ。


このブログを始めたのも、続けたのもぶこがおったからこそなのです。





俺にそんなことをさせれただけでも、ぶこは最高の女です。


あいつが俺の試験中に別れを切り出したことを批判する奴が多いけど、それは違う。


ぶこがいつだって素直にいるように求めてたのは俺やからな。


素直な気持ちが俺にとって苦しいものでも、俺が受け止めるべきもんや。





そもそも、俺がもう一度だけ女を信用しようと思えたのは、ぶこが俺を一生懸命愛してくれたからやで。


色んな条件からしても、ぶこでなければ俺に夢を持たせること自体できなかったのは間違いない。


俺が人を愛することのできる人間でおれるのは、ぶこがそれだけの魅力を持ってるからに他ならない。


誰が何と言おうと、俺にとっては最高にいい女なんや。


だから、たとえ俺を励ますためであっても、ぶこを蔑む奴は許さない。





このことだけは、ブログの最後にどうしてもはっきり書いておきたかった。


俺が傷ついたせいで、俺が嘆いたせいで、ぶこが最低の女だと勘違いをされるのは絶対嫌やからな。


第三者にも、ぶこ本人にも。


できればこのキモチだけは、未練がましいとか美化しすぎなどと思わずに受け取ってください。













さて、いよいよハナサカキモチの最期のキモチです。


それは喜怒愛楽のどれでもなく、“最上級のありがとう”


皆様、長い間キモチ法律事務所をご愛顧いただき、本当にありがとうございました。









                         2008年1月8日       所長 ハナサカキモチ






P.S. 新しい記事はこれで終わりですが、ブログの総仕上げとして、あと一回だけ更新を予定してます☆




未来を…




































                  そういえば、昔からサンタクロースには無理なお願いをする癖がある。



あとかた









 起きた瞬間、何か足りない。


 目を閉じたまま、手さぐりで探す。





 手に触れるのは、ベッドの広さ。


 もっと狭かったはずの、ベッドの広さ。





 うっすらあけた、寝ぼけまなこ。


 ぼんやり見えた、飲みかけのカフェラテ。





 少しあいた窓に、吸い込まれるカーテン。


 ふわり膨らんで、ヒラヒラと頬をたたく。





 目が覚め始めて気づく、足りないものが何か。


 ぎゅっと抱きしめた、いるはずでいない君の名残。





 昨夜の君は、泣いていたな。


 「やっぱ安心」って、俺の胸で泣いていたな。





 先のつぶれた、カフェラテのストロー。


 なんとなくそれが、俺の心に見える。





 窓から侵入する、冷たい朝風。


 白い壁で踊る、飾られた写真。





 何年も過ごした家が、別の場所に思える。


 落ちているティシューは、君がいた証拠。





 目覚めるに連れて、増すばかりの孤独。


 必死に、本当に必死に、君を探す。





 普段どおり並んだ、色違いのカップ。


 いつの間にか消えた、ブーツとパンプス。





 部屋にしみついた、ほのかな香り。


 布団にのこった、あわい温もり。





 この香りや温もりも、いなくなってしまうのかなぁ・・・


 無性に怖くなって、あわてて窓を閉める。





 机上に置かれた、期限の迫る映画チケット。


 ポストに届いた、行きつけの店の割引チケット。





 そこらに散らばる、君のあとかた。


 つぎつぎ見つかる、君のあとかた。





 探しただけ見つかるのが、嬉しかった。


 いなくなった君に思えて、愛しかった。





 忘れたくても出てくるのが、腹立たしかった。


 いなくなった君を想って、苦しかった。





 とうとう俺は、限界を迎えた。


 狂ったように、叫び暴れた。





 あとかたを集めて、袋に入れた。


 全部まとめて、ベランダに出した。





 嫌だったけど、嘘をついた。


 自分のキモチに、嘘をついた。





 手に入れたのは、つかの間の安寧。


 やっと身につけた、“考えない”という逃げ道。





 でも・・・・・・・・・・・・・・・・・





 ある朝に気づく、不足感の欠如。


 少し実感する、苦しくない自分。





 その瞬間に噴き出す、己への疑念。


 「愛がうすれたのか?」という、恐怖に似た不安。





 嘘をつくのは、やっぱり苦しい。


 逃げ道は結局、逃げ道じゃなかった。





 “自分”を求めて、ベランダに飛び出す。


 まだそこにある、あとかたの袋。





 むさぼるように、顔をうずめる。


 詰め込んだあとかた、部屋中にぶちまく。





 深呼吸して、胸いっぱい吸い込む。


 苦しみをともなえど、必要なエキス。





 ちゃんと流れたよ、君を想う涙。


 涙を流すことで、再確認できた。





 よかったぁ。。。


 まだ君のこと、愛せていて。





 目を閉じてみて、手さぐりで探す。


 布団ではなく、心の中をさぐる。





 手に触れたのは、君のあとかた。


 けっして消えない、君のあとかた。





 求めていたのは、安寧じゃなかった。


 嫌になるくらい、まっすぐな想い。





 この想いだって、君のあとかた。


 二人で作りあげた、心のふくらみ。





 目の前にある、君のあとかた。


 たどっていけば、君がいるかな。






                 日直             

                 ぽ ぶ

                 ん      






  ーーー Directed by ハナサカキモチ ーーー









君のオト





                               『鈴が好き』



                     そう言って、小さな鈴をいつも身につけていた君。



                      君が動くと、小気味よく音を立てて僕を呼ぶ。



                    君が来たことをシャラランって僕に知らせてくれた。











                       聞こえるか聞こえないかのかすかなオト。



                        僕はあのオトがたまらなく大好きだった。











                     あぁ、いったい今はどこでシャララン鳴ってるの?



                        いったい今は誰をシャララン呼んでるの?











                        毎日君のオトを耳にしていたあの頃。



                           二人ともまだ子供だったね。



                   君と出会ったことで、僕は大人への階段を上り始めた。











                 気の多いこの僕が、君一人に全てを捧げるようになるだなんて。



                 誰よりそれを望んでた君でさえ、予想できなかったんじゃないかな。



                     僕の変化は年齢のせいなんかじゃなく、君の影響だよ。











                    僕が暴言を吐いたって、君は心の声を聞き取ってくれた。



                 弱音を延々と口にした時には、漏れる言葉を一つ残らず紡いでくれた。



                  そして、いつだって最後には愛に満ちた笑顔を浴びせてくれるんだ。











                  僕が浮気未遂をした時でさえ、自分の幸せを見失わずに笑ってた君。



               だけど、僕が不健康な生活や危険なことをすると顔を真っ赤にして怒ってたね。



                      僕を大切に思う君のキモチが痛いほど伝わってきた。



                        だから、君といると自分がすごく大切に思えた。



                     君の愛のスタンスが僕を虜にし、成長させてくれたんだね。











                    恥ずかしいくらい一緒に泣いて、バカ丸出しで一緒に笑った。



                        ずっとずっと支えあって二人で成長してきた。











                 君が「助けて」と叫んだ夜は、全てを投げ出して君の元に駆けつけた。



                 僕のテーマソングだと弾いてくれた歌詞のないメロディーには全身が震えた。











                            あぁ、君のオトが聞きたいよ。



                            鼓動、呼吸、君のオト全て・・・











                                シャラランラン



                        どこかでかすかに鈴の音が鳴る。





                             もしかして・・・



                             君かな・・・??











                          何度こんな勘違いを繰り返したろう。



                     季節外れの風鈴がこっちを見て揺れ笑いしてやがる。











                          鈴の音はそこら辺でもよく耳にする。



                        でも、君のオトはもう長いこと聞いてないや。



                               そろそろ限界だよ。











                       来なくてもいい聖なる夜に僕が耳を澄ますのは、



            ジングルベルが聞きたいからじゃなく、それに紛れた君の鈴を聞き逃さないためだ。



             結婚式で大きな鐘が鳴るときには、すぐ横で小さな鈴に弾んでいてほしいんだ。











                              特別な日だけじゃない。



                         毎日毎日君のオトを耳にしていたいんだ。



                         現実世界で夢を見続けるのは大変なのに、



                     君のオトは平凡な毎日を夢のように飾ってくれるから。











              僕に一番必要なのは、夢を追うことでも、夢を見ることでもなく、君がいること。



           永遠に君のオトを耳にしていられるなら、僕の人生は世界一幸せなメロディを奏でる。











                                 だから・・・











                             早くこの耳に届けてよ。










                            僕の大好きなシャラランを。











                             僕の大好きなあの音を。











                            僕の大好きな君のオトを。。。









                       鈴





                          ~~ 遺作⑤ ~~


       遺作について     遺作①     遺作②     遺作③     遺作④




加賀100万石の旅






         

俺のあしあと

 


     2002年 8月 『紹介します!エロスの会!』  (丹後半島一周の旅)


     2002年 8月 『オーストラリア戦記』  (オーストラリア3週間の旅)


     2002年11月 『国道308号線』  (国道308号線走破の冒険)


     2002年12月 『第二回エロスの会』  (和歌山県勝浦温泉1泊2日の旅)


     2003年 2月 『伊勢志摩旅行』  (伊勢志摩2泊3日の旅)


     2003年 8月 『第三回エロスの会』  (四国1泊2日の旅)


     2003年10月 『ハイサイめんそ~れOKINAWA!!』  (沖縄2泊3日の旅)


     2003年10月 『48 -FOURTY EIGHT- ルートⅠ』  (国道1号線走破の冒険)


     2003年11月 『霜月の頃、桜咲くらむ。』  (愛知県四季桜見物の旅)


     2003年12月 『ゲロ泉記』  (岐阜県下呂温泉1泊2日の旅)


     2004年 9月 『第四回エロスの会』  (岐阜県ひるがの高原1泊2日の旅)


     2005年 9月 『ブコと旅する』  (高山、奥飛騨、上高地など1泊2日の旅)

                                                           

                                                         



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   今回はぶことの旅行第2弾っ飛行機

   2006年9月24日から石川県1泊2日旅行をした時の思い出ですアート

   初日は加賀温泉郷に宿泊し、二日目は能登半島を冒険しましたねこへびDASH!

   ゼミ研修で琵琶湖にいるぶこを拾って石川県へ向かったから、温泉到着は夕方ショック!あせる

   そういうわけで、道中の写真はなく、いきなり旅館に着いた場面から始まりますぅ右下矢印


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          俺たちが泊まったのは、加賀温泉郷に属する温泉のうち山代温泉

                   到着するなり、に着替えました。

         加賀100万石の国にちなんで、とりあえず江戸時代気分で記念撮影↓




山代1
【 加賀藩主 】




             ちょっとタイムスリップをしたあとは、温泉旅行の定番“足湯”へ。

                 旅館の前にあるなんて、なんて素敵なロケーション
                        まずはぶこが湯加減を↓


     

山代2

                            【 旅館前の足湯 】




               二人仲良く足湯につかっていると、あることに気付きました↓

            


                         『なぁなぁ、これ・・・』


山代3

                           

               『ほんまや~“飲湯”って書いてる! じゃぁ・・・』


山代4


というようなやり取りがなされたもようです。






             足湯のあとは、ご飯前に温泉に行ってサッパリしてきました。

                         お風呂はこんな感じっす↓



ハラハラ 山代5






           山代6 恋愛中






で、風呂上りには、お待ちかねの夕食。

                   前回の奥飛騨温泉での夕食と違って質素。

                   山菜がメインで、肉類はほとんど無しでした↓



山代7
 【 海の幸、山の幸 】


                   

           『せっかくやから、その土地の特産物を食べるのもいいね音譜

                 と、本来は肉食ぶこちゃんも満足そう↓



山代8

                        【 草食に目覚めた瞬間 】



                 食後は、山代温泉総湯まで散歩に行きました。

                 その後は、二日目に備えてゆったり過ごしました。





                 そんなこんなで、一日目はおやすみなさいです。





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                        二日目、おはようございます。

                 朝早めに旅館を出発して、能登半島を目指す。



                  その途中に、今回の旅の目玉があるのです。

                   その名も『千里浜なぎさドライブウェイ』

               なんと、砂浜の波打ち際をマイカーで走行できるんです!



                    約8キロの砂浜ドライブウェイ(無料)。

           入り口のところの砂はやわらかいので、一気に入らねば埋もれます。




山代9
                     



 焼きハマグリなどの露店も出ていて、好きなところで停車できます。

  ぶこはいつものように裸足になってハシャぎ初めました。

  海ではこんな生物が泳いでいました↓




山代10









  ところで、写真を振り返っていると、ぶこが時代を先取りしていることに気付きました。

      この時はまだ2006年の9月ですよ?

     それなのに、こんなポーズをとるなんて(*´∇`*)



 ↓

 ↓

 ↓

 ↓

 ↓                             



山代11

【 オーシャンパシフィックピース 】




  もちろん俺もテンションUPで大ジャンプ♪

下の写真では千里浜なぎさドライブウェイがよくわかりますね。


   

山代12




          


 走るだけでもかなり面白いので、ぜひ一度行ってみてください。



山代13



                 

山代14







 さて、千里浜なぎさドライブウェイを抜けると、そろそろ能登半島の根っこです。

  そこにあるのが、『巌門』

  洞窟をくぐる遊覧船もありました。



山代16

                       



山代16





 巌門の横にある『鷹の巣岩』をバックに調子こいてみました。


山代17
 【 ナポンレオン大帝 】






  半島をさらに北上すると、こんな場所がありました。


 ↓

 ↓

 ↓

 ↓

 ↓

山代20



   このベンチの長さは、約460メートルもあるらしいです。

  目の前に広がる海を眺めてると、時間を忘れてしまいそうでした。

   俺たちは見てないけど、夕日も綺麗みたいですよ~。




山代21

  



  こんなことして戯れてると、時間がなくなってしまいます。

     さらに半島を北上して、先っぽを目指す!!





しかぁし、途中で『千枚田』なるものを発見し、またもや寄り道してしまいます。

   小さな田が幾何学模様を描いて海岸まで続いているのです。

    こんな感じ↓

                
         



山代22
 【 千枚田 】



                 

 そして、ついに・・



 ポン様とぶこ、到達しました!!



山代23

 【 最終目的地 】





能登半島の最北端に喜んでいると、すぐ近くにもう一つのサプライズが。



山代24

 【 日本のへそ 】



 能登半島の最北端は、日本列島の中心とほぼ同じだったんですね。

    これは旅を計画した俺も知らなかったサプライズでした。






    楽しかった今回の旅も、あとは無事に帰るだけ。

  最後は能登半島の先っちょの灯台の周りを散歩しましたよ。

 『あれが楽しかったなぁ』『あれも楽しかったなぁ』なんてしゃべりながらネ☆


 


山代25

【 灯台の下で 】





 加賀100万石の旅、前回の旅行に負けず劣らず楽しかったですニコニコ


  




君に読む物語




          気付けば僕は、いつも将来のことを考えているね。


          君はを大事にしたがっているのにね。



                    でも、聞いておくれよ。


                    僕だってを大事にしたいんだよ。


                    本当の意味でを大事にするために、将来を考えているんだ。


                    このをいつまでも二人の幸せな瞬間として重ねていくために。






          気付けば僕は、いつも君の心配をしているね。


          君は楽観的だから、「自由にさせて」と思っているのにね。



                    でも、聞いておくれよ。


                    僕は君のことが本当に大切なんだ。


                    僕が守れないところでは、君自身に君を守って欲しいんだ。


                    僕の忠告が見えない効果をもたらしてること、あるんじゃないかな。






             僕は簡単に誰かを幸せにできるような男じゃないから、


                                   他の女性に保険をかける余裕はない。


             でも、“僕たち自身”にはたくさんの保険をかけながら、


                                   君と付き合っているのかもしれないな。






          皆はそんな僕の事を、「守りに入ってる」とか「考えすぎ」などと批評する。


          でも、保険というのは目に見えない価値だ。


          僕のかけてきた数々の保険の価値は、他人はもちろん君にも見えてないのだろう。


          もっとも、君にはそんなもの見えてなくていい。


          その価値を実感できない間こそが、最も幸せな瞬間なのだから。






          もし、純粋に今が楽しいだけでいいのなら、今の何倍も君を楽しませることができる。


          君が本当にそれだけを望んでるのなら、もっともっと今の君を楽にさせてあげられる。


          でも、そうじゃないよ。。。。。ね?


          僕にも君にも、将来の二人のために今やらなければならないことがある。






          もしも、君との時間が限られてるなら、60年分の愛をそこにつぎこむに決まってる。


          不謹慎だと思うけど、余命一年の宣告を受けた自分を想像することがあるんだ。



                  死期を悟っても、きっと君の前から去ったりはできない。


              最後の最後まで君にそばにいて欲しいと思ってしまう情けない男だ。


                    ただ、自分のためだけに余命を使うこともない。



               余命宣告を受けても、僕はあくまで“二人の未来”を考えるはずだ。


                僕の死後も生きていく君のことを、たくさんたくさん考えるだろう。



                          そして、1つの想いが芽生える。


                   この命尽き果てても、君に愛を伝えたいという想い…



                   だから、僕は死んだ後もこのブログを続けたいんだ。


             君が寂しくならないように、1つでも多くの未来記事を設定しておきたい。


         僕がこの世にいなくなっても、ここでは毎日僕から君へのメッセージがアップされるの。




                    それは、天国の僕から、愛する君に読む物語。




                  もちろん、君のキモチを僕に引き止めておくためじゃないよ。


                  君ができるだけ傷を負うことなく、僕を卒業していけるように。


               物語を読み終わる頃の君は、新しい未来を見れるようになってるはずだ。


              僕のぶんまで幸せな人生を歩もうと思ってもらえるような構成にしておくから。






          今の君はやりたいことが色々あって、多くの難題を抱えた僕とつきあうのはしんどいね。


          周りのみんなは、もっと楽しそうにつきあってるよね。


          きっと、君の周りにはつきあったら楽しそうな男もたくさんいるよね。


          たくさんの男の中から僕のことを好きになってくれたのに、


          こんな愛し方しか出来ない男でごめん。


          今の君を満たせてあげれなくてごめん。





          でも、僕は君を世界一幸せにするよ。


          君は感じてなくても、もう既に君はその幸せの中にいるはずなんだ。






          今はそれが伝わらなくても仕方ない。


          でも、僕のこの想い、冷凍保存未来の君に届くといいな。


          レンジでチンすれば、君がいつでもおいしく食べれるように。






                   これは、今の僕から、未来の君に読む物語。








                          ~~ 遺作④ ~~


          遺作について      遺作①      遺作②      遺作③


一度きりの人生やから…




『一度きりの人生やから、色んな奴を知りたい。』


T村も、N田も、Y本も、S木も、F井も、K野も、H中も、M谷も、そう言うとったわ。


確かにな。よーわかる。


いっぱい人と出会って、色んな奴と思い出を作って、人生を謳歌しようぜ!!


俺も完全にそういう考えの持ち主やった。




でも、今の俺は全然違う。


『一度きりの人生やから、一人の奴とできるだけ長く一緒におりたい。』


できるだけ早く一生ものの女に出会って、二人の思い出をずっと共有し続けたい!!


そう思うねん。




どっちが良いとか悪いとかじゃなくて、ただ、俺はそう思ってるってだけやけどな。


こんなん改めて言わんでもお前は知ってるか笑


でも、今日は何でか知らんけど、今のキモチを書き記したい気分や。






タイムマシンでも発明されん限り、24歳の5月に司法試験に挑む俺のそばにおれるのはお前だけ。


お前と過ごしてるこの時間を誰かとやり直すことはできへんから、俺はお前しか見てない。


たまたまちょうどいい時期に近くにおったから、お前と付き合うことにしたんじゃない。


俺にとってお前と付き合ってるということは、他の誰とも“付き合いたくない”ということや。




お好み焼き食ったり、車で昼寝したり、ボケまくってはツッコまれたり…


こんなセレブな生活を、あと何十年か続けられたら幸せやなぁ。





                社会人になったお前を、一生懸命支えたいなぁ。


              俺も社会人になったら、大人なデートもしたいよなぁ。


         結婚式場選びでもめたりとか、結婚式の準備をすんのも楽しみやなぁ。


  妊娠、出産、子育てでは、俺も一緒に“~~教室”に参加して、夫婦で子供に愛を注ぎたいなぁ。


             子煩悩な俺に、お前が嫉妬する姿が目に浮かぶなぁ笑


   俺の友達やお前の友達が集まって、“家族ぐるみ”できるようなマイホームを建てたいなぁ。


              子供が小さい間は、家族で色んなことして遊びたいなぁ。


            子供が大きくなったら、夫婦で仲良く色んなとこに旅したいなぁ。


     老夫婦になったら、二人で共有してきた思い出を、毎日語ってひなたぼっこしたいなぁ。





人間はやから、たくさんの店を回りたい奴もおるやろう。


俺はこれと決めた店に早く腰を据えて、フルコースを深く深く味わいたい。


メインディッシュ手前で終了する人生や、デザートのない人生にはしたないねん。




お前と出会ったのは17歳やから、うまくいけば60年くらいは一緒におれるよなぁ。


めっちゃ理想的やけど、それでもやりたいことの需要が供給を上回ってて60年じゃ足らんわ。




17歳の時に出会ったお前と一生を過ごせたら、俺は絶対幸せに死ねると思う。

俺が最期を迎える時には、俺が高校野球に燃えてた頃の話をしような。


あの頃の俺を知ってる女と人生をともに歩めた幸せをかみしめながら旅立ちたいから。






『一度きりの人生やからこそ、俺は残りの人生の全てをお前と一緒に過ごしたい。』





                          ~~ 遺作③ ~~


               遺作について      遺作①      遺作②


ブコと旅する

         

俺のあしあと

 


     2002年 8月 『紹介します!エロスの会!』  (丹後半島一周の旅)


     2002年 8月 『オーストラリア戦記』  (オーストラリア3週間の旅)


     2002年11月 『国道308号線』  (国道308号線走破の冒険)


     2002年12月 『第二回エロスの会』  (和歌山県勝浦温泉1泊2日の旅)

     2003年 2月 『伊勢志摩旅行』  (伊勢志摩2泊3日の旅)


     2003年 8月 『第三回エロスの会』  (四国1泊2日の旅)


     2003年10月 『ハイサイめんそ~れOKINAWA!!』  (沖縄2泊3日の旅)


     2003年10月 『48 -FOURTY EIGHT- ルートⅠ』  (国道1号線走破の冒険)


     2003年11月 『霜月の頃、桜咲くらむ。』  (愛知県四季桜見物の旅)


     2003年12月 『ゲロ泉記』  (岐阜県下呂温泉1泊2日の旅)


     2004年 9月 『第四回エロスの会』  (岐阜県ひるがの高原1泊2日の旅)

                                                           

                                                         



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   事務所開設から約2年・・・やっとぶことの初旅行をUPする回がやって参りました船

   今回は、2005年9月8日から岐阜県・長野県1泊2日旅行をした時の思い出ですアート

   おおまかなコースとしては、飛騨高山奥飛騨温泉郷上高地乗鞍高原白骨温泉コスモス

   この旅行の数ヶ月前に「ポンと旅行に行くために免許を取るラブラブと言い出したぶこ目あせる

   旅行日の10日前にその目標を達成したばかりの初心者ドライバーのぶこを連れての旅行 車

   今までの旅行で行った場所の中では、いまだにこの旅行が一番です合格


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0

                       【 亀山SAで一枚目のパシャリ 】




             朝早くに大阪を出発して、11時過ぎには飛騨高山に到着した。

                  風情がある町並みが広がっていて、いとよろし。




        2

                            【 よく歩く 】




1

                             【 よく座る 】



       昼食をとる予定のお店は飛騨高山の一番奥やったから、そこを目指しつつ散策開始。





6
 【 ムロタニ 】




7

                            【 ハイカラさん 】




                中橋という橋の上で、やたら手の長いおっさんを発見!!




3

                              【 男? 】


   この意味不明の銅像で盛り上がっていると、ぶこ「ギャハハ」とさらにデッかい笑い声を上げた。

                ぶこが橋の反対側を指差すので、そっちを見てみると・・・







4

                              【 女? 】


                   え、こちらはさっきの奴の彼女ですかぁ??

                  こいつは手が普通なかわりに足がやたら長いし。

      スカートから突き出た美脚から女性と判断するも、顔を見上げるとものすごいヒゲが・・・

                    思わずスカートの中を確認してしまったぜ。



  夜に飛騨牛が出てくるとわかっていながら、昼食も飛騨牛を少し食べてしまった食いしん坊な俺たち。

  囲炉裏でいただく飛騨牛はかなり美味しく、夜の飛騨牛しゃぶしゃぶが余計に楽しみになったわい。

5

                        【 串焼きは写真だけで我慢 】



                  そして、昼食後もしばらく飛騨高山を散策ing。
              橋の横に大きな木を見つけると、カメラマンの血が騒ぐ。

                       この写真↓気に入ってます。


9

                           【 大きな木の下で 】



                     この階段を下りると川辺まで行けます。

                         水はかなりきれいでした。

        テンションが上がったぶこ「滑るからやめとけ」という俺の忠告を無視して入水。

               忠告はしたものの、ぶこのこういうとこも好きだったりする僕。

              やっぱ、俺がプランニングした行程を楽しんでくれるのは嬉しい。


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                            【 冷たさ確認中 】



                   結局、飛騨高山で3時間くらい過ごしたかな~

              守り神のさるぼぼをおそろいで買うこともできたし楽しかったネェ。

          行きたかったわらび餅屋「勝手ながらお休み」してたのは残念やったけど…







             午後2時過ぎ、飛騨高山を出発して奥飛騨温泉郷を目指した。

                             ≪MV≫

             1時間の爽快ドライブを終えると、そこはもう山奥の秘境だった。




      奥飛騨温泉郷は新穂高温泉・福地温泉・栃尾温泉・平湯温泉の四つから成る。

目当てにしてた絶景露天風呂は新穂高温泉にあったのだが、金銭面を考慮して福地温泉に泊まった。

  その露天風呂は立ち寄りでも貸切OKやったから、二日目の朝に入りに行くことにしたのであーる。



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                       【 福地温泉の入り口を探す俺 】




                   泊まるところに福地温泉を選んだのは大正解。

                     隠れ家的な雰囲気が漂っててイイ!!

              とりあえず、近くに足湯があるっていうのでそこへ行きました。



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                           【 終始二人っきりの足湯 】



          


        この後は、泊まった旅館の貸切露天で疲れを癒し、待ちに待ったディナータイム。



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                        【 食べきれないほどの料理 】

       


       写真撮ったりビデオ撮ったり、仲居のおばちゃんの料理説明のモノマネをしたり・・・

             料理が出てきてから食べ始めるまで時間使ってしまいますた笑

                      何とか冷める前に食べれたけどね。



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                【 飛騨牛の豆乳しゃぶしゃぶと枯葉ステーキがたまらん 】




    美味過ぎる晩御飯に大満足の俺たちは、しばらく部屋で休んでから別の旅館へと足を運んだ。

    福地温泉では、1つの旅館に泊まると、別の旅館の温泉を1つ無料で“もらい湯”できるからだ。

              ここぞとばかりに一番高級そうな旅館にもらい湯に行きました。


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                             【 飛水の前で 】



     ぶこの風呂上りを待ってる間暇だったので、ロビーの横にあった囲炉裏の間に座ってみた。

                   そして、セルフタイマーで写真を撮ってみた。

                    結構溶け込んでる自分に満足でござる。



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                            【 飛水の中で 】




             この後旅館に戻った俺たちについては、二人だけのヒ・ミ・ツドキドキ




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                          【 おそろいのサルボボ 】





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                              二日目。

                  朝から露天風呂を優雅に一人で満喫する俺。




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                             【 朝風呂 】



        初日の晩飯前の内風呂、飛水へのもらい湯、夜に決行した貸切露天めぐり・・・

                     この朝風呂で既に4つ目の温泉だぁ。




    朝食も美味しくいただいた俺たちは、素敵なおかみさんたちに別れを告げて新穂高温泉へ。

       朝の心地よい日差しを浴びて、10分ぐらいドライブするだけで着いてしまいます。

                       同じ奥飛騨温泉郷ですからね笑





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                            【 目当ての旅館 】




             この旅館の絶景貸切露天風呂が、俺的には今回の旅の目玉。
                  入り口でたぬき一家が出迎えてくれました。




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                             【 狸・狸・狸? 】




     この旅館の敷地内には複数の貸切露天風呂があり、それぞれに脱衣場が併設されてます。

           で、空いてるところの札を“入浴中”に裏返して、入浴するわけです。

     宿泊客がチェックアウトする時間を狙って到着したから、目当ての露天風呂をGETできた◎




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                            【 絶景露天風呂 】




                    写真じゃ伝わりにくいけど、マジ絶景!!

                      風呂自体も綺麗やし、満足満足。

                大自然の中の温泉は、最強の癒しだと思いました。




          風呂上りにロビーに戻ると、温泉たまごを作るコーナーがあったので・・・



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                             【 温泉たまご 】



                   作っているフリだけして写真を撮りました☆

                           お金ないもんね笑





                       続いての目的地は上高地!!

         奥飛騨温泉郷の1つである平湯温泉からバスが出てるから、アクセス楽チン。

       交通規制により上高地にいくには、どぉせバスかタクシーを使わねばならんのです。




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                             【 バス待ち中 】





                 バスに揺られること30分で上高地に到着どぇす。

          バスに乗り換えるのも、何か「旅してるなぁ」って感じで良かったかも♪





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                             【 上高地 】



        この時間帯はちょっと曇ってたのが残念やったけど、さすが上高地は綺麗でした。

                 今度はもっとゆっくり時間をとって行きたいなぁ。

             結局一番の名所である河童橋付近しか行ってないからね。


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                             【 河童橋 】



              河童橋がバックということで、河童風ポーズに挑戦したけども。

                          完全に失敗作ですな笑




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                             【 カワブコ 】


                     たそがれて水鳥を眺めるぶこちゃん

                 それにしても、流れる水も綺麗で最高の景色でした。




     マイナスイオンをいっぱい浴びた俺たちはバスで平湯温泉に戻り、乗鞍高原へと向かった。

                      1時間弱で乗鞍高原に着いたでしょうか。

           天気も良くなり、到着した瞬間の駐車場からハシャいでしまったΨ(`∀´)Ψ



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                            【 ジャーンプッ! 】




      乗鞍高原ではサイクリングとかもしたかったんやけど、到着時間が遅れて散策のみ。

                 でも、そのぶんゆっくりできて良かったかもぉ。

                  開放感がいっぱいで気持ち良かったなぁ。

                         ここも、また行きたい。




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                            【 高原カフェ!? 】


                            ↑ただの休憩所です。





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                             【 あいのり風 】


                         これ、プリチィな写真でしょ?

                何ら打ち合わせなく撮ったけど、二人の体制が絶妙!!

                  ちなみに、唇はついてないので、後悔公開しました。




                      乗鞍高原にはいくつもの滝があります。

                  帰り道、その中の一番大きい滝を見に行きました。



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                             【 滝への階段 】



                       20分ぐらい階段を下ったでしょうか。

後でのぼるのしんどいやろなぁと思ったけど、すれ違った人が「綺麗でしたよ!」って言うから頑張った。




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                             【 滝、現る 】



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                             【 滝、見る 】






                とうとう最後の目的地、白骨温泉にやってまいりました。

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                             【 白骨温泉 】


                       白濁色のお湯が特徴のこの温泉。

           入浴すればこの旅で6回目の温泉やったけど、疲れてたからやめた。

        ここから湧き出てくる温泉を飲むと体にいいってことで、俺だけ飲まされたわけです。



     それが、体にいい効能をもたらしたかどぉかはわからんけど、今回の旅は本当に楽しかった。

           旅全体が、俺の体にいい効能をもたらしたと言えることは間違いないです。





心のキーボード






           あれは彼女と喧嘩をして何日も音信不通の頃だっただろうか。



          とにかく、愛することの辛さを痛いくらい感じてつぶれそうな時だった。



           心の闇を彷徨っていると、不思議なキーボードが出現したんだ。







              自分のキモチが変わるかなと、変換キーを押してみた。



                   『愛してる』が『あいしてる』に変わった。







                      続けて何度か押してみる。



      『あいしてる』が『アイシテル』に変わり、『アイシテル』が『AISHITERU』に変わった。



                    あとは、何度押してもこの繰り返し。



                   結局は『愛してる』自分に気づかされる。







          それならば、空虚なキモチになりたいと、スペースキーを押してみた。



       でも、いくらスペースを打ち込んでも、そのあとには必ず『愛してる』が出現する。







                 愛してる、あいしてる、アイシテル、AISHITERU・・・



                     愛してる、あいしてる、アイシテル・・・







                     ハハハ、何か楽しくなってきやがった。



                     『愛してる』って、やっぱ楽しいんだ。







                  心のキーボードのバックスペースは効かない。



                     ディスプレイは無限インチの人生だ。



              そこに打ち出される足跡は、誰にも消し去ることはできない。







                   だから、誰もがいつかはエンターキーを押す。



          愛することを否定するのをやめたとき、俺は力強くエンターキーを押した。







         きっとこれからも、愛してるあいしてるアイシテル…を繰り返して行くに違いない。



              何度も何度も改行をしながら、少しずつ成長していくのだろう。



              その時は無意味にも思える人生の一ページを重ねながら・・・








                          ~~ 遺作② ~~


                      遺作について    遺作①


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