愛言葉。
言葉よりも態度や。
そう思ってた。
言葉なんか、要らんわ。
そう思ってた。
そして、今でもなお、言葉より態度やって思ってる。
どんだけ愛を口にされてても、態度が伴わなければ信じられへんから。
愛を言葉にしてくれんでも、態度に愛がこもってたら信じていけるから。
でもな、言葉って、思ったより大事やねん。
言葉も、必要なんやな。
だぁいぶ前の話やけど、そう思い直した時があった。
口にしたほうが、伝わりやすいキモチ。
口にしなければ、伝わらないキモチ。
そんなんもあんねんなぁって。
俺が愛を口にすることで、もっと安心してもらえるなら。
俺が愛を口にすることで、もっと信じてもらえるなら。
それならちゃんと口にしようって。
俺には誰かのために曲を作ってあげれる才能なんかない。
もちろん、よくできた詩を書いて送れるほどの文才もない。
誰かのラブソングをステキな声で歌ってやることさえ俺にはできない。
でも、言うだけなら俺にもできる。
キモチを裸のまま口にするだけなら、俺にだってできる。
お望みなら、何度でも。
価値が減るとか、どおでもいい。
すれ違うより100倍ましや!
だから、俺はこれからも愛を口にしていく。
俺の正直なキモチを。
『愛してる』
曲をもらったみたいなドキドキはないやろう。
詩をもらったみたいなトキメキもないやろう。
ステキな歌声を聞いたみたいなウットリもないやろう。
それでも…
それでも、伝わってますか?
俺の『愛言葉』
こんなことを書きながら、斉藤和義の歌うたいのバラッドを聞いてる俺。
どうやってあなたに 伝えよう
雨の夜も 冬の朝も そばにいて
ハッピーエンドの 映画を今 イメージして歌うよ
こんなに素敵な 言葉がある 短いけど 聞いておくれよ
『愛してる』
だとさ。
くぅぅ~泣かせてくれるぜまったく