127の抗がん新薬 欧米で承認、国内で未承認・適応外 例:ネラチニブ | HER2タイプ乳癌ステージ3C 経過観察中シングルマザー

HER2タイプ乳癌ステージ3C 経過観察中シングルマザー

HER2タイプ乳癌のこと、治療のことなどを書き残しておこうと思います。温かい目で見守っていただければ、幸いです。アメンバー申請、コメント、メッセージ、リブログについては、「はじめに(私のスタンス)」テーマ内の記事をご一読下さい。

ご訪問ありがとうございます。

大晦日に再掲した
『12/20  

   ※HER2陽性の転移性すなわちステージ4
     3rdラインの臨床試験です
     因みに標準治療の
     1stラインは、
     ハーセプチン+パージェタ+タキサン
     2ndラインは、カドサイラ
     ロシュ/中外さんの抗HER2薬に
     大変お世話になります。
     
     さらに因みにステージ3までの初期治療
     の標準治療は
     アンスラサイクリン
      ➡ハーセプチン+パージェタ+タキサン
      ➡ハーセプチン+パージェタ1年
     やはり、ロシュ/中外さんの抗HER2薬に
     お世話になります。
     ※私の初期治療時にはパージェタは未承認
         でしたが、ハーセプチンに大変お世話になった
         のだと、4年以上が経過した今は思います。

直近でご紹介した

で書いた通り、
乳癌のHER2陽性やトリネガの
術前化学療法でpCRしなかった場合、
予後が悪いので、

米国では、
HER2陽性の術後補助化学療法の
術後ハーセプチン1年に
引き続いて、ネラチニブの使用が
臨床試験の結果に基づき
承認されています。

が、日本では薬事承認されておらず、
保険診療で使用することができません。

4年前に比べて、ドラッグラグは
急速に短縮されてきていますが、

まだ、ドラッグラグはなくなった、
とまでは言えない状況ではあります。

ネラチニブも、転移性(ステージ4)の
3rdラインとしてだけでなく、

米国で承認されている術後補助化学療法
としての適応でも承認していただき、

特に、pCRしなかったHER2陽性、
中でもHER2タイプ
 (ホルモン剤が使えない)
の、ハーセプチン+パージェタ後に
使えるようにしていただきたいなぁ
  (その上で、統計を出してほしいなぁ)
と思います。

 (後輩乳癌患者さんのために。
  使いたくない患者は使わなければ
  よいだけなので。)


なお、ネラチニブのように、
現在、ドラッグラグのある、
がん薬物療法の薬剤は127あります。

勝俣先生も、ツイッターで、
ドラッグラグは完全になくなってはいない
と呟いていらっしゃいました。

詳細は、
国立がんセンターのサイト


をご参照下さい。

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