『ロビー活動』とは、

企業や組織などの営利団体が、

自分たちの主張を通すために裏で行なう活動のこと。


例えば、

『パチンコ協同組合』さんと、

『ライブハウス協同組合』さんがあったとする。


お客さまのサイフは1つだから、

自分たちの方へ来てほしい。

そのために、自分たちに「有利に」なるような提言を、

政治家などへ行なう。


パチンコ協同組合長
「先生、どうか次の国会でパチンコだけはコロナでもニュースで決して取り上げない法案を通してください。」




一方のライブハウス協同組合は、

あまりにも活動がパンク過ぎて、

「コロナだからって、特に何もしないぜ!それがロックでしょ!誰が政治家なんかに頭下げるかよ!」

てことで、ロビー活動なし。



効果は、歴然。

政府はコロナ騒動が始まるや否や、

「ライブハウスやイベントなどは絶対に中止するように!」

と勧告し、

「え?パチンコ?いや、それについては何も言いませんけど。」



ーWikipediaより

「ロビー活動」の由来は、
ヘビースモーカーだった米グラント大統領がホワイトハウスでの喫煙を妻に禁止された。
そこで近くの「ウィラード・ホテル」のロビーで葉巻を楽しむようになった。
大統領がしばしばこの場所に出没することを知った関係者は、
ニコチンの助けを借りて上機嫌な状態の大統領への陳情を、このホテルのロビーで行うようになった。
ロビー活動の語源はこれにあるとされる。





アメリカ最大のロビー活動団体はNRA。

全米ライフル協会。

徹底的にロビー活動をするから、政治家は絶対に「銃規制」などしない。

トランプ大統領もNRAから大口の支援を受けている。



で、コロナのお陰で、どの「業界」がロビー活動を頑張っているのかが、

スンゲー分かりやすいですよね。

パチンコはとにかくすごいの一言で、

ライブハウスやイベント業界の弱さ!

そもそも「見せ物」や「興行」は、戦後にヤクザをバックに盛り上がった業種なのに、

もうサポート辞めちゃったのかしら。



あと、旅行業界とホテル業界は後半伸びましたね


ロビー活動のお陰で、「GOTOキャンペーン」なんてモノを国の予算で実施してもらえたんだから。

あれこそまさに、ロビイストの腕前でしょう。



でも、そんな旅行業界も「セケンの声」に破れ、

「年末年始は家に居ろ!」に。


さぁ、最終盤。

ここで万馬券が追い抜いて来た。

第3コーナーまで、まったくノーマークだった、

あの業界!


日本神社庁

そう、「初詣に行くな!」という声はまったく上がらない

TVのコメンテーターとかも言わない。政治家も言わない。


「実家に帰るな」「電車に乗るな」「ホテルに泊まるな」「まさかのパチンコ行くな」まで言われ始めたのに、

「初詣に行くな!」という声が、ぜんっぜん上がらない!


これは凄いぞ、日本神社庁!


いや、これって「ロビイスト」のチカラじゃないと思うんですよ。

まぁ「日本会議」は横に置いといて、

「先生、どうか初詣だけはコロナでも騒がないで!」って、

ロビー活動してる人たちなんて居ないと思うんですよ。

(居たらごめん)。



となると、ですよ。

ロビー活動してないのに、

この暗黙の了解感、ヤバくね?

カッコよくね?

神社!



これって、

たぶん神さまたちによるロビー活動じゃないかなーと。

「ヤオロズ」って言うくらいだから、日本全国に800万柱の神々が居るっぽいので、

そいつらが、

「ニュースキャスター」が何か言おうとしたら、


「玉川さん、でもお正月にはみんな神社ではつ、はつ、えーっと、はつ・・・、

あれ?何を言おうとしてたんだっけ。」


と認知症にしたり、

なんだったら、5~6人くらいキャスター殺してるんじゃね?

ってくらい、

初詣については誰も触れない!

ロック!

パンク!

「何もしないのがロック」と言って、マジでただ破れただけのライブハウス団体よりもロック!




まぁ、これもひとえに、

これまでの神社の実績とでも言いましょうか、

「さすがに、そこには誰も触れちゃダメでしょ!」くらいの空気感を、

長い歴史と実績でもって日本全土に醸し出すことに成功した、

そう。



やっぱ、これが神さまのチカラなんだろうなぁ。


 

 

 


ということで、

パンクに敗れた、パンクなイベント団体のパンク代表として、

初詣(ハツモウデ)よりも、

オワリモウデを勧めます。


たったの「1日」の違いで、

神社には、まったく人が居ません。

1万倍違うよ。

まったく「密」にならない。




年の初めに神社に行っちゃうと、

「神さま、どうか2021年が良い年になりますように

と、

口から出るセリフが、どうしてもお願いごとになっちゃう。


「お願い事」、それは「今はまだ足りてないよ!」という「不足」の観測。



「神さま、いい年にしろよ!」

という願いの前提には、

「(そう言わないと)いい年にならないんだろ!」

「どうせ、悪い年なんだろ!」

という観念が隠れている。



道を歩く時に、

「どうか、次は左足が前へ出ますように」

とは願わない。

なぜなら、願わなくても「歩行」は必ず実現すると信じているから



信じている事は、願わない。

逆に言うなら、

願っているということは、叶うということを信じていない。


だから、年の初めに「ハツモウデ」に行くより、

年の終わりに「オワリモウデ」。


誰が言っても、


「もうすぐ、2020年が終わります。

今年も、色々ありましたが、ほんとうにありがとうございました。」

というセリフになっちゃう。




これは「充足」からの視点。


その効果の違いは凄い。



わざわざ神社まで行って、

「私は足りてません!」と観念を強化するか、

「私は満ちています!」と観念を書き換えるか。


その「観念」が信じた通りに、

来年も「現実」を解釈してしまうでしょう。




そんな難しい考え方は抜きにして、

年末の神社は、本当に気持ちいいですよ。

今日、明日。

どうぞ、オワリモウデへ。


 

 

 



 

 

 






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▼この記事を書いた人 Writer's Info

さとうみつろう

日本の作家・ミュージシャン。中1の長男コクトウ君と、小3の長女ザラメちゃん、1才になった次女ミリンちゃんの3児のパパ。石垣島で生まれ中学は大分県、大学は北海道。社会を変えるためには「1人1人の意識の変革」が必要だと痛感し、大手エネルギー企業から独立。本の執筆や楽曲の発表を本格化し、初の著書がシリーズ累計30万部のメガヒットを記録。10代の若者を中心に多くの支持を集める。ところ…

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