「みつろうさんの、頭の中を見てみたい」
最近YOUTUBEでよくコメントが入ります。
僕は自分自身で、「死ぬほど何も分かってない人」だと思っていて、
コクトウ君の高校の教科書見て、「高校行っておけば、こんなに色んな事教えてくれたのか」
と思い、
ザラメちゃんの中学の教科書見ても、宝の山。
おしべとめしべと種子植物・裸子植物がテスト範囲だったようで、
「問題出して、はい教科書!」と渡されて、
こ、これは宝の山じゃ~
中学は行ってた気がするんだけどなぁ。
高校・大学は本当に、学校へ行ってないでタバコ吸ってた子だけど。
とにかく、子供たちの教科書を見るにつけ、
義務教育って宝の山じゃんって思う。
まぁ、知的好奇心だけに限らず、
面白いモノ
は
分からないモノ
だ。
笑いが起きるのは、「意外なこと」をその人が言うから。
「こう言うだろう」の予想を超えるから。
釣りにハマっている人は、
竿が動くかどうか、どこに投げたら一番釣れるのか、
分からないから、面白い。
スポーツに、
例えばテニスにハマっている人は
ボールの軌道と、「こう打てば、こう返る」が、
分からないから、毎回勝てない。
完全に軌道と力の配分が「分かり切っている」なら、
全ての試合で100%勝てる。
誰にも負けない。
でも、その状態、「分かり切ったこと」は面白くないから、
人間はその時テニスをしないだろう。
「いやいや、そんなことないわよ。
無双状態で何度も相手に勝てるテニス、やってみたいし!」
それは、
「無双状態」がどんな日々なのか、が分からないから、
面白いのだ。
無双状態になるとモテて、称賛され、賞金がいっぱい入って、
それらの事象が「分からない」から、面白い。
もし、その状態のテニス選手の日々に「何が起きるのか」の全てさえも、
もう「分かり切っている」なら、
きっと「無双の日々」も面白くないだろう。
僕たちが面白がるのは、分からない事
それを、神さまは分かっている。
だから、分からないことを沢山起こしてくれる。
ある時はそれを「悲しみ」と呼ぶだろうし、
「不幸」と観えるだろう。
でも何年か経てば、その経験こそ「面白く」感じるのだ。
古事記では、
アマテラスが岩の中に隠れ、
やおよろずの神々が宴会、「ギャグ」をしまくって、
出て来たアマテラス。
さっきまでは暗闇。
一気に太陽に照らされて、
面が白くなった
初めて見えた他の人の顔に、
なんだ、みんな笑ってたのか
を感知して、
「面白い」になったとされる。
なんだ、みんな笑っていたのか
これは、「不幸」だと思える日々をあとから振り返る時にも言える。
なんだ、あれはあれで「面白かった」のか。
分かり切ったことは、ツマラナイ。
分からないから、面白いのか、と。
僕たちが面白がるのは、分からない事
それを、神さまは分かっている。
覚えておいて。
良い週末を。
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さとうみつろう
日本の作家・ミュージシャン。高校生の長男コクトウ君と、中学生の長女ザラメちゃん、5才になった次女ミリンちゃんの3児のパパ。石垣島で生まれ中学は大分県、大学は北海道。社会を変えるためには「1人1人の意識の変革」が必要だと痛感し、大手エネルギー企業から独立。本の執筆や楽曲の発表を本格化し、初の著書がシリーズ累計30万部のメガヒットを記録。10代の若者を中心に多くの支持を集める。ところ…
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